2021年12月5日日曜日

コロナワクチン開発に 女性科学者の思い

 今回は昨日に続いて研究者の事を採り上げています。既にこの研究を取り込んで多くの研究に応用されている様なので多くの人々も知っているかも?

中國発症「武漢ウイルス」で何時も中國が手前勝手な発言を繰り返していますが、ASEAN会議に於いても政治問題化に反対と?WHOでも言うしG7に対しても言うし、何様の積りなんでしょうね。国際機関で他国が発言すれば間違いなく医療問題でしょ?国内でこの問題を採り上げれば立派な政治イシュー(=「課題」、「問題」、「論争点」)です。

研究当事者としては日本の国際賞受賞は当然かもしれませんが?場合によってはノベル賞も受賞するかも知れません!中國に於いては「ゼロコロナ」という言い回しで、何時までも鎮静化しない「武漢ウイルス」が何処から発症したのかルートはどの様な経路か調べて、コロナウィルスの更なるきめ細かい検証をして撲滅したいと研究者の希望を受けているんだと理解出来ない国が中國かもしれませんが??

ブログに於いては「武漢ウイルス」で世界の多くの国が対応しているが、通常の場合新薬やワクチンの認可に十数年の治験と臨床結果を見てから認可承認が必要なので、色々な国で「武漢ウイルス」が従来とは違って今までの対応では間に合わない位のスピードで初期の変異株が未だどの様に変わっていくのか心配ですが次々と世界に拡散!この未知なるコロナウイルスに適応できるかの治験や承認の期間を従来とは違って急ぐ必要に迫られています。

これ等の裏では発症国である中國も一早く立ち回っているのが「父つぁん」としての一つの疑念です。武漢の研究所から発生して、しかも同時進行で中國のワクチンの研究していたとしか思えないので、充分警戒したいと思います。




  2021527

新型コロナ 世界からの報告

革新的研究成果が

コロナワクチン開発に 女性科学者の思い

https://www3.nhk.or.jp/news/special/coronavirus/world-situation/detail/hungary.html

 




  

新型コロナウイルスの発症と重症化を防ぐ「切り札」と期待されるワクチンの1つ「mRNAワクチン」に欠かせない技術を開発したことで知られ、世界的に注目される科学者、カタリン・カリコ博士がNHKの単独インタビューに応じ「ワクチンを導入した国では効果が確認されている。希望を持って欲しい」と日本の私たちに向けてメッセージを述べました。

 

苦難の連続

 

ハンガリー出身の科学者、カタリン・カリコ博士は、大学卒業後アメリカに渡り、遺伝物質の1つ「mRNA」の研究を行いました。

 

しかし、研究成果はなかなか評価されず、助成金の申請を企業に断られたり、所属していた大学で役職が降格になったりするなど、40年にわたる研究生活は苦難の連続でした。

 

2005年には、当時同僚だったドリュー・ワイスマン教授と、今回のワクチンの開発につながる革新的な研究成果を発表しましたが、これも注目を集めることはなく、その後大学の研究室を借りる費用も賄えなくなり、2013年にドイツの企業ビオンテックにうつりました。

 



  

遺伝物質「mRNA」は、体内に入れるとすぐに分解されるほか、炎症反応を引き起こしてしまうため、長年、薬などの材料として使うのは難しいと考えられていました。

しかし、カリコ博士らはmRNAを構成する物質の1つ「ウリジン」を「シュードウリジン」に置き換えると炎症反応が抑えられることを発見。

この技術を用いて2020年、新型コロナウイルスのワクチンが開発されました。

 

現在、日本で接種が始まっているファイザーとビオンテックが開発したワクチンとモデルナのワクチンは2つともこの技術を使っていて、欧米の研究者などからは、実用化の鍵を握るこの研究成果はノーベル賞に値するという声もあがっています。

 

「本当のヒーローは医療従事者など」

 



  

カリコ博士は今回、NHKの単独インタビューに応じ「物事が期待通りに進まない時でも周囲の声に振り回されず、自分ができることに集中してきた。私を『ヒーローだ』という人もいるが、本当のヒーローは私ではなく、医療従事者や清掃作業にあたる人たちなど感染のおそれがある最前線で働く人たちだ」と述べました。

 

そのうえで、日本の私たちに向けて「接種が進んだ国では普通の生活に戻りつつあるところもあり、ワクチンの効果は確認されている。もうしばらく注意深く過ごさなければならないが、希望を持って欲しい」と述べました。

 

mRNAワクチン」とは

 

ファイザーとビオンテックが開発したワクチンとモデルナのワクチンは、ともに「mRNAワクチン」と呼ばれています。

 

新型コロナウイルスの表面には「スパイクたんぱく質」と呼ばれる突起があり、ウイルスはここを足がかりとして細胞に感染します。

 



  

遺伝物質のmRNAは、この突起の部分のいわば「設計図」にあたり、ワクチンを接種すると、これをもとに、細胞の中でウイルスの突起の部分だけが体内で作られます。

 

そして、この突起によって免疫の仕組みが働き、ウイルスを攻撃する「抗体」などが体内で作られるため、あらかじめワクチンを接種しておくと発症や重症化を防ぐ効果があるとされています。

 

mRNAをワクチンに用いるアイデアは以前からありましたが、体内に入れると異物として認識されて炎症反応が起きることなどから、研究者の間では実現は難しいと考えられていました。

 



  

こうした中、カリコ博士は当時同じペンシルベニア大学にいたドリュー・ワイスマン教授との共同研究で、細胞の中にある「tRNA」と呼ばれる別のRNAは炎症反応を起こさないことに注目。

mRNAを構成する物質の1つ「ウリジン」を、tRNAでは一般的な「シュードウリジン」に置き換えると炎症反応が抑えられるとする論文を2005年に発表しました。

 

さらに2008年には、特定のシュードウリジンに置き換えることで、目的とするたんぱく質が作られる効率が劇的に上がることも明らかにしました。

 

カリコ博士らは、基礎医学の発展に寄与した功績が認められ、ノーベル賞受賞者も多く受賞しているアメリカの医学賞、ローゼンスティール賞を2020年に受賞しました。

この賞の選考委員会で議長を務めるジェームズ・ヘイバー氏は「カリコ博士らの研究はmRNAワクチンの開発にとって、最も重要なものだった。ウイルスとの闘いを根本から変える驚異的な成果で、今後はこの技術を使って多くのワクチンが迅速に作り出されるだろう」と評価しています。

 

苦節40年 母国を離れて

 

ハンガリー生まれのカリコ博士は首都ブダペストから東におよそ150キロ離れた地方都市で育ちました。親は精肉店を営んでいました。

大学で生化学の博士号を取得したあと、地元の研究機関で研究員として働きましたが、研究資金が打ち切られたことから1985年、夫と娘の3人でアメリカに渡りました。

 


  

当時ハンガリーは社会主義体制で、外国の通貨を自由に持ち出すことができなかったため、出国の際、カリコ博士は2歳の娘が持っていたクマのぬいぐるみの中に全財産の900ポンドをしのばせてアメリカに持ち込んだということです。 



  

アメリカでは、ペンシルベニア州のテンプル大学やペンシルベニア大学で研究員や助教として働き、mRNAなどの研究に没頭。

しかし、研究成果はなかなか評価されず、助成金の申請を企業から断られたり、所属していた大学の役職が降格になったりするなど苦難の連続だったといいます。

 

そうした中、ペンシルベニア大学の中でコピー機を使う際に言葉を交わしたことがきっかけでHIVのワクチン開発の研究をしていたドリュー・ワイスマン教授と知り合い、2005年、今回のワクチン開発に道をひらく研究成果を共同で発表しました。

しかし、この論文も当時は注目されず、2010年には関連する特許を大学が企業に売却してしまいました。

 



  

多くの研究者がその可能性に気付かない中、ドイツの企業ビオンテックはこの研究成果に注目。企業に招かれたカリコ博士は2013年に副社長に就任、おととしからは上級副社長を務めています。

 

20203月、ビオンテックは以前から共同で研究していたアメリカの製薬大手ファイザーとmRNAを用いた新型コロナウイルスワクチンの開発を開始すると発表。臨床試験で95%という高い有効性を確認したとして世界を驚かせたあと、共同開発の発表からわずか9か月後の202012月に一般の人へのワクチンの接種が開始。カリコ博士らの功績が世界に認められることになりました。

 



  

 

「パンデミック収束への希望を与えた」

 

アメリカ政府の首席医療顧問をつとめるアンソニー・ファウチ博士は、20212月「1年を待たずに2種類のワクチンができた。この2つはともにmRNAワクチンで、90%以上の高い有効性を示している。そして、いずれもカリコ博士らが2005年に発表した研究成果が土台となっている。世界にパンデミック収束への希望を与え、ワクチンのさらなる可能性を開いた」と述べ、カリコ博士らの研究成果を評価しました。

 

またイギリスの新聞、ガーディアンは「カリコ博士は新型コロナワクチンの技術のパイオニアだ。研究者としての環境を求めてクマのぬいぐるみにわずかなお金を隠してアメリカに渡った研究者が、今ではノーベル賞の有力候補といわれている」と報じています。

 

また、フランスのニュース専門チャンネル「フランス24」は「カリコ博士は研究者の中心から外れたところで何年も過ごした。カリコ博士と、共同研究者のワイスマン教授は今ではノーベル医学・生理学賞の本命候補となっている」と伝えています。

 



  

ペンシルベニア大学の上級研究員、村松浩美さんは、10年以上にわたってペンシルベニア大学やドイツの企業でカリコ博士とともに研究してきました。

 

村松さんは「研究が趣味のような人で、『土日は家で論文が読める』などと言ってとにかく毎日、論文を読んでいた」と研究に没頭するカリコ博士の様子を振り返りました。

さらに「予想とは違っても実験で出た結果を大事にする人だった。結果のよしあしに引きずられず、データを受け止めて研究を進めた。これが本当の科学だと思った」と述べました。

 

また「彼女のような革新的な研究であっても助成金がもらえないケースがあるのだから、ノーベル賞級の成果だったとしても、人目につかないまま消えていったものがたくさんあると思う」と述べました。




  

世界からこれらの事象を見て、日の当たらない研究に没頭した研究者に日本の「日本学術会議」出身の研究者にも中國への邪心を見抜けないのを日本の所為(せい)にしないで欲しい!逆にカリコ博士の様に謙虚な発言を見習って欲しい。「予想とは違っても実験で出た結果を大事にする人だった。結果のよしあしに引きずられず、データを受け止めて研究を進めた。これが本当の科学だと思った」と述べました。この様に逆境にもめげずに頑張る研究者に現地での各国なりの事例があるもんですね?



  

「俺っち」は読む事が出来ないけれど「父つぁん」が色んな新聞紙面では勿論読む事が出来ましたが、ネット上ではまだまだ「武漢ウイルス」問題が聞かれていますが「父つぁん」に言われて「俺っち」も此れからのアフターコロナを考える為には生活が変わる事のウィズコロナとして行動する事を真剣に考えて行こうと思います。此の「武漢ウイルス」を利用して中國はワクチン外交を展開。

日本と違ってマスクの着用は欧米諸国では、かなり違っているのが特徴的です。顔を隠すという事に欧米の人々が違和感が有るのでしょう?米国で何かのお祭りで日本人の子供が仮面を付けていた事で射殺された事例もあるので顔を隠す行為はある意味では相手を確認するという事にも繋がって相手の表情から危険であるのか無いのかを見ているのでしょう。

ウイルス感染は人体に取り込まれたその人にこのウイルスが強毒な物であれば死に至る危険がある訳ですよね?その為に「武漢ウイルス」が感染力を高めると同時に弱毒化して住み着くための人体に多くの人に乗り移って行くのかも知れません?ワクチンの無い国ではその弱みに付け込んで?中國がワクチン外交で10億分の内6億を無償提供?

その為に「武漢ウイルス」が感染力を高めると同時に弱毒化して住み着くための人体に多くの人に乗り移って行くのかも知れません?ワクチンで敢えて「疑似感染」を行って抗体を作るのだと思います。2回摂取して更に3回目のブースター接種で抗体を作り上げる手順が従来のワクチンと違っていますね。死者数が2003年のSARSを上回るなど、未だに新型コロナウイルスは猛威をふるい続けています。「ウィズコロナ:アフターコロナ」という言葉が今後の社会生活では従来とは違った生活様式に為っていくのでは?と思うと「父つぁん」が経験した社会じゃ無いのでどの様な過ごし方をするのか見当も尽きません!この先も多分各国の「武漢ウイルス」で感染記事が続くと思います。

ロシアで開発したワクチン接種の低迷は勿論何故なんだろうか?考えてしまう。ロシアでは世界のトップを切ってワクチン開発に成功したにもかかわらず、国内の接種率が低水準にとどまっている(2回接種 38%、1128日)ことから、死亡率はむしろ上昇傾向にある。ドイツはコロナ感染拡大に対応するためのロックダウンを延長し、制限措置の強化を決めた。メルケル首相と各州のトップは、10万人当たりの感染者数が200人を超える地域の住民に対して、不要不急の場合の移動距離を15キロに制限することで合意した。各国の対応を日本の対策と比較すると雲泥の差が感じられる!

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