昨日の続きに為りますが、一昨日に日本人のノーベル賞受賞が報告されていたので物理学賞に真鍋淑郎氏が戴いた事で何時の研究成果が評価されたのでしょう?
スウェーデン王立科学アカデミーは5日、2021年のノーベル物理学賞を、地球の気候変動予測の道を開いた真鍋 淑郎 ・米プリンストン大上席研究員(90)らに授与すると発表した。高性能のコンピューターを駆使し、二酸化炭素(CO2)などの温室効果ガスが、地球規模の気候変動に与える影響などを予測した先駆的な研究が評価されましたが、真鍋氏は昭和6年生まれで、昭和33年(1958年)27歳で、米気象局(当時)の研究員として渡米。昭和42年(1967年)36歳の時に高速コンピューターを使い、大気の運動と気温との関係を定めるモデルを開発し、「CO2が2倍に増えると地上気温が2・36度上昇する」との予測を明らかにした研究に与えられた。
若き頃の頭脳が日本では研究場所を探しても無いのでしょう?
結局、米国の自由に研究できる場所に行かざるを得ないという訳です。
この様に米国籍を得て研究せざるを得ない日本の環境を中國や他国から自由に研究できる事を学者の人も “是” と思って行きますよ。
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ノーベル物理学賞に真鍋淑郎氏…温室効果ガスが気候変動に与える影響などを予測
https://www.yomiuri.co.jp/science/20211005-OYT1T50211/
ノーベル物理学賞受賞が決まった真鍋淑郎さん(2013年1月29日撮影)
スウェーデン王立科学アカデミーは5日、2021年のノーベル物理学賞を、地球の気候変動予測の道を開いた真鍋 淑郎 ・米プリンストン大上席研究員(90)らに授与すると発表した。高性能のコンピューターを駆使し、二酸化炭素(CO2)などの温室効果ガスが、地球規模の気候変動に与える影響などを予測した先駆的な研究が評価された。
真鍋氏への授賞理由は「地球温暖化を予測する地球気候モデルの開発」で、気候学分野での物理学賞受賞は初めてだ。
同時受賞するのは独伊の2研究者。独マックスプランク気象研究所のクラウス・ハッセルマン教授(89)は、真鍋氏の研究を発展させた。伊ローマ・サピエンツァ大のジョルジョ・パリージ教授(73)は、真鍋氏らの研究とは別に、原子の振る舞いなどの複雑な現象に規則性を見いだし、数式で理論化した。
真鍋氏は1958年、米気象局(当時)の研究員として渡米。67年に高速コンピューターを使い、大気の運動と気温との関係を定めるモデルを開発し、「CO2が2倍に増えると地上気温が2・36度上昇する」との予測を明らかにした。
さらに、89年には大気、海洋、陸上の気象が互いに与える影響を組み込んだ本格的な温暖化予測に成功。成果は、世界の科学者らでつくる国連の「気候変動に関する政府間パネル(IPCC)」が翌90年に発表した第1次評価報告書に取り入れられた。人間の活動と温暖化との関係を明らかにしたIPCCは2007年、ノーベル平和賞を受賞した。
真鍋氏は1997年から4年間、日本国内で温暖化を研究するチームも率いた。真鍋氏は、取材に「信じられない気分だ。今ほど気候変動が重要視されている時代はない」と語った。
日本人のノーベル賞受賞は2年ぶりで、28人目(うち米国籍は真鍋氏含めて3人)。物理学賞は15年の梶田隆章・東京大卓越教授に続き、6年ぶり12人目となる。90歳での受賞は、日本人最高齢だ。
賞金は1000万スウェーデン・クローナ(約1億2700万円)で、真鍋氏には4分の1が贈られる。授賞式は、12月10日にストックホルムで行われる。新型コロナ対策のため、受賞者は居住国でメダルなどを受け取る。
真鍋淑郎(まなべ・しゅくろう)氏 =1931年、愛媛県生まれ。東京大理学部卒、同大で博士号取得。58年に渡米し、米海洋大気局上席気象研究員、米プリンストン大客員教授を歴任。科学技術庁(現・文部科学省)の地球フロンティア研究システム地球温暖化予測研究領域長も務めた。2015年に米ベンジャミン・フランクリン・メダル、18年にスウェーデンのクラフォード賞を受賞した。
27歳で渡米して36歳の研究の成果で今日はこの一本で終わらせますが、何故、我が日本人のノーベル賞受賞者の激減すると言われているのでしょうか判りますね?
国策の裏返しで、興味から研究出来ないので若ものの興味を削(そ)がれている。
ノーベル賞受賞は若者の興味や研究成果を評価されて受賞している。
幾ら搾取の国ではあっても現在は侮(あのど)る事が出来ません!
研究成果の発表も今は激減!搾取の国の中國では論文発表は確かに増えている。
前日と同じ「父つぁん」の言い訳を聞きますが、大学ランキングでも世界から今迄の高評価で大学が消えたなら盛り返す努力も文科省も日本学術会議も頓珍漢な説明より自分の問題として考える必要があるでしょう!
援助する環境も国の責任もかなり、「ゆとり教育」の弊害も考えられる。
基本的な知識も勉強も教えられず、経済も国内から他国に移ってしまい現在の若者の正規社員の職場も与えられない事が非正規社員か派遣会社への登録をしなければ安定した収入も得られずに、世帯も持てずに気が付けば少子化問題のも現在の大きな問題になってしまい、我々のすぐそばのコンビニにも多くの日本人ではない助っ人に溢れている。
国の責任は計り知れない!
「父つぁん」も「俺っち」も終戦記念日の日。やはり当時に若き命を国難に捧げて散った事を語り継ぐことに年一回のこの日がある意義にも繋がる。
国際紛争を解決する戦力を保持しないと憲法の趣旨を読み取れますが、国の安全を守る自衛や防御に方法を考える事は大事。
世界に話し合いを行う組織が「国連=国際連合」が存在している。
戦力として国際連合軍が各国の軍隊で構成されているが、あくまでも紛争地の抑止が目的なのでしょう?
当時の事を思ってばかりいても現在の日本の状況が改善される訳では無いので、若者の置かれている現状を改善する事が最優先だと思います。
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