「父つぁん」のいつも見聞しているネット報道番組で採り上げていた愛知県の大村知事リコール問題で関係者の話が提供する立場の須田氏が地上波の報道番組で選挙管理委員会に提出された署名のうち8割超に不正があった問題。不正の方法、発注した人物、不正発覚の背景について須田が自身の取材メモから明らかにしていました。
「表現の不自由展・その後」実施団体の抗議声明を受け、「あいちトリエンナーレ2019」芸術監督の津田大介氏が行っていた「表現の不自由展・その後」。
これに対する公金の支出に対して大村知事に批判を加えたことがそもそもの発端となっていくわけなんです。そういった批判の盛り上がりを受け、2020年8月25日から11月にかけてリコールの署名活動が実施されたんです。
愛知県知事リコール 不正署名バイト代“赤字”1000万円 これを負担した人物は
https://www.excite.co.jp/news/article/AllNightNippon_275732/
愛知知事リコール署名開始 名古屋市の繁華街・栄で=2020年08月25日夜 写真提供:共同通信社
ジャーナリスト・須田慎一郎が3月7日、自身がパーソナリティを務めるニッポン放送『須田慎一郎のスクープ ニュース
オンライン』に出演。 愛知県の大村秀章知事のリコール(解職請求)運動における不正署名事件について、「金の動き」と「タイミング」から、その背景を読み解いた。
「あいちトリエンナーレ2019」展示内容に端を発した“事件”
大村秀章愛知県知事のリコールを求めて実施された署名活動において、選挙管理委員会に提出された署名のうち8割超に不正があった問題。不正の方法、発注した人物、不正発覚の背景について須田が自身の取材メモから明らかにする。
須田)この問題は、愛知県警が強制捜査に踏み切っていますので、事件と呼んでいいのかなと。愛知県知事リコール不正署名事件と呼んでいいのかなと私は思います。どういった事件なのかということですが、改めて説明するまでもなくよくご存じのかたも多いと思うし、一方で愛知県名古屋で起こっている事件であるためにあまり東京では報道の量が多くないということもあります。何となく知っているという方もいると思いますのでざっくりと振り返っていきたいと思います。
そもそもは、「あいちトリエンナーレ2019」という芸術展があってそこで企画展というのが開かれまして、その中の「表現の不自由展・その後」における展示内容にいろいろと問題があったんです。これに対する公金の支出に対して大村知事に批判を加えたことがそもそもの発端となっていくわけなんです。そういった批判の盛り上がりを受け、2020年8月25日から11月にかけてリコールの署名活動が実施されたんです。
「表現の不自由展・その後」実施団体の抗議声明を受け、記者の質問に答える「あいちトリエンナーレ2019」芸術監督の津田大介氏=2019年8月3日夜、名古屋市 写真提供:共同通信社
あつまった署名の大半が“無効”という事態
須田)リコールと言っても辞めさせるだけではなく知事を選びなおしましょう、出直し選挙をしましょうということをやるための署名活動ですが、愛知県下でどの程度の署名が集まればリコールができるかというと、86万6千筆集めなければいけないんです。最終的に集まった署名の数が43万5千筆。重要な数なので繰り返しますが、必要な数が86万6千、これに対して集まったのが43万5千、約半分、見事に半分です。
ただ、驚いてはいけないのが、選挙管理委員会がチェックしてみるとこの43万5千筆のうちの約83.2%が無効であることが分かったんです。無効な署名のうち約90%は、同一の人が複数人分書いたと思われるような筆跡のものだった。そして、有効でないもののうちの約48%が愛知県会下の有権者ではない、正確にいうと、選挙人名簿に名前の載っていない人が署名をしていたことが明らかになったんです。同一の筆跡だった、そして有効ではないということが出てくると、なにかイリーガルな、非合法なことが行われていたのではないかという疑いが強まり、選挙管理委員会が県警に刑事告発をするということで、いよいよ警察が動き出す事態になったんです。
そうすると、いったい誰が何のためにやったことなのかが最大のポイントになってくるんですけれども、少なくとも今回の放送の時点では明らかになっていないんです。このことを前提にご理解いただきたい。
愛知知事リコール署名開始 名古屋市の繁華街・栄で愛知県知事リコールの署名をする人(奥)=2020年08月25日夜 写真提供:共同通信社
署名バイト代は1000万円もの赤字 この出所が真相解明の最大のカギ
須田)そして私は今回、この一件に関して、お金の流れから読み解いていきたいと思います。
どういうことかというと、署名簿に名前と住所を記入するというのはもちろん本人がやったわけではない。全く別の第三者が勝手に名前と住所を書いて押印をしたということです。これがどのように行われたかといいますと、広告代理店がアルバイトを雇ってそのアルバイトを一堂に会場に集めて、何らかの名簿、名前と住所が書かれたものがありそれを書きうつすというそういう作業が行われていたんです。何者かが広告代理店に仕事を発注し、広告代理店が下請けにその仕事を投げ、下請けがアルバイトを雇って会場に一堂に会して書き写す作業をした。当然その広告代理店や下請けはビジネスとしてやっているわけですから、その対価が払われるわけです。先ほど申し上げたようにお金の流れという点でいうと、どうもリコールの会の事務局から広告会社に474万6千円が当初現金で支払われて、仕事の発注が行われた。愛知県警が内々に取材に応じたことによると、最終的にはどうやらアルバイトにトータルで1500万円支払われましたということなんです。とりあえずいま分かっているのは、事務局から474万円が出ました、最終的な出口では1500万円です、差し引き1000万円の赤字が出ているんです。
新行市佳アナウンサー)でもその1000万円がなければアルバイトにお金払えないですもんね。誰かがその1000万円を出したということですか?
須田)どうも広告代理店にはそれほどの現金があったとは思えないし、下請けにもあったとは思えないし、ましてや肩代わりで払うということはしないでしょう。広告代理店と事務局、あるいは事務局幹部との関係を考えていくと、なにか同志という関係でもなければ友人でもない、ただ単に仕事を発注しましたという関係のようです。そうすると意気に感じてそのお金を立て替えるだとか負担するなんていう関係にはないんです。お金がなければ仕事はしませんよという状況なのに、残りの1000万円は誰がどういった名目で出したのか、これが今回の事件の真相を解明していくうえでの最大のカギだと思います。こういった報道はあまりテレビや新聞ではやっていないんですけれども、私が注目したのはそこなんです。
中央が愛知県・大村秀章知事~【衆院選2017】3知事共同会見 記者会見後、握手する(左から)希望の党代表の小池百合子東京都知事、大村秀章愛知県知事、日本維新の会代表の松井一郎大阪府知事=2017年9月30日夜、大阪市中央区のシティプラザ大阪 写真提供:産経新聞社
期限1週間前に慌てて体面を繕ったのか
須田)そしてもう1点言っておくとすると、この書き写しの仕事が発注されたのが昨年2020年の10月19日なんです。そして署名集めには期限があり、その期限が10月25日だったんです。
新行)期限の1週間くらい前に発注したということですよね。
須田)そうすると、さっき申し上げたように8割ちょっとが有効ではないですから、これらの無効な署名はあらかた約1週間の間に集中して行われたと。つまりこの違法行為が行われるまでは箸にも棒にも引っかからない状況にあったんではないかなと。
新行)署名された数がそこまで多くはなくて……
須田)だから43万の8割が無効とされているならば、大体10万くらいが有効です。86万必要なのに10万くらいしか集まっていない、格好がつかなくないですか?
あれほど強気でリコール活動始めたのに全然集まってない。86万6千筆あつめることは不可能で失敗するにしても、もう少し集めないと格好がつかないんじゃないのと。このあたりがこのスケジュールから見えてくる読み解き。わかりませんよ。わかりませんが、それが実際のところだったんじゃないかなと思います。
おそらく今後事件の操作が進んでいくことによっていろいろ新しい事実が解明されて行くと思いますからそれを見ていただきたいと思いますね
地元の報道機関ではリコール推進関係者の取材には非協力的であったらしい。
実際はリコールができるかというと、86万6千筆集めなければいけないんです。最終的に集まった署名の数が43万5千筆。重要な数なので繰り返しますが、必要な数が86万6千、これに対して集まったのが43万5千、約半分、見事に半分です。
悲観的な結果になりましたが、このリコールを何らかの不正があったのでは無いのか、との疑念がリコール届出署名簿に名前と住所を記入するというのはもちろん本人がやったわけではないと言われています。
記事として【全く別の第三者が勝手に名前と住所を書いて押印をしたということです。
これがどのように行われたかといいますと、広告代理店がアルバイトを雇ってそのアルバイトを一堂に会場に集めて、何らかの名簿、名前と住所が書かれたものがありそれを書きうつすというそういう作業が行われていたんです。
と記事では疑念が有るとされていますが愛知県警が動いているようですが、警察の県知事が管轄権があるだけに、かなり慎重に行動していると思います。
署名アルバイトの発注書「返せ」
リコール幹部、広告会社に
https://this.kiji.is/738312778253139968
2021/2/27
17:30 (JST)2/27 17:47 (JST)updated
©一般社団法人共同通信社
愛知県の大村秀章知事のリコール(解職請求)運動を巡る署名偽造問題で、運動事務局の幹部がアルバイトの募集に関わった名古屋市の広告関連会社に対し、契約内容などが記された「発注書」を返すよう求めていたことが27日、関係者への取材で分かった。署名偽造に関与したことを示す物証を回収しようとした可能性がある。県警が詳しい経緯を調べている。
関係者によると、幹部は今月に入り繰り返し要求。広告関連会社は求めに応じず、発注書を県警に提出した。発注書には、幹部の手書きのサインや押印と「署名の代筆は本人の許可を得ている」「個人情報は適正に収集した」という趣旨の記述もあった。
何者かが広告代理店に仕事を発注し、広告代理店が下請けにその仕事を投げ、下請けがアルバイトを雇って会場に一堂に会して書き写す作業をした。当然その広告代理店や下請けはビジネスとしてやっているわけですから、その対価が払われるわけです。先ほど申し上げたようにお金の流れという点でいうと、どうもリコールの会の事務局から広告会社に474万6千円が当初現金で支払われて、仕事の発注が行われた。愛知県警が内々に取材に応じたことによると、最終的にはどうやらアルバイトにトータルで1500万円支払われましたということなんです。とりあえずいま分かっているのは、事務局から474万円が出ました、最終的な出口では1500万円です、差し引き1000万円の赤字が出ている】
運動事務局の幹部がアルバイトの募集に関わった名古屋市の広告関連会社に対し、契約内容などが記された「発注書」を返すよう求めていたことが27日、関係者への取材で分かった。署名偽造に関与したことを示す物証を回収しようとした可能性がある。県警が詳しい経緯を調べている。
当然、この件での警察の捜査報告を待たなければいけない。
またこの問題で捜査関係者から新たな発表があれば、また採り上げますが、今年のオリンピック・パラリンピック開催が半年もない時期に会長の変更を行う為の問題点を考えれば詰まらない事ばかり話し合っています。
次の記事は開催場所を提供している東京都知事と新会長の関係?を何で問題にしているのか判りません。
大量の感染者や死者を出してしまった米国やEU各国で開催に悲観的な論調が出ているようです。さらに中國の「ウイグルとチベット問題」を世界の約180の人権団体などが3日、中國における人権問題を理由にボイコットするよう各国首脳に呼び掛ける書簡を公開している事が「武漢ウイルス」とは違って東京五輪やパラリンピックとは違った視点で北京冬季オリンピックを世界に向けてボイコットを呼びかけていました。
ならば、北京冬季冬のオリンピックを日本の札幌か長野に開催すると立候補として誘致しても好いんじゃないか?
「アレは森喜朗の娘でしょ」 小池百合子氏vs橋本聖子氏の長き因縁
https://www.news-postseven.com/archives/20210227_1638466.html?DETAIL
橋本聖子氏の初出馬会見には森氏が同席(写真は1995年参院選、時事通信フォト)
開催そのものが危ぶまれ、重圧を背負う橋本聖子・東京五輪組織委員会新会長に、小池百合子・東京都知事は「一丸となって取り組んで参ります」とエールを送った。だが、笑顔の裏には四半世紀にもわたる因縁があった。
親密アピール直前の“火花”
橋本氏は自由民主党幹事長だった森喜朗氏に請われて1995年の参議院議員選挙に全国比例で出馬。選挙戦では五輪メダリストの知名度を活かして地元の北海道選挙区の応援に入った。このとき、札幌で対立候補を応援していたのが新進党副幹事長だった小池氏だ。
「新進党のマドンナと呼ばれた小池と、自民党から出馬した五輪メダリストの橋本の応援合戦で選挙戦はヒートアップした」(元新進党議員)
選挙では新進党が躍進したが、橋本氏も41位(比例定数50)で初当選して森派に所属する。小池氏はその後、2002年に自民党入りして一時は森派に所属、2人は“同じ釜の飯”を食ったこともある。
政治評論家の有馬晴海氏は、「女性政治家として2人は正反対のタイプ」と指摘する。
「小池知事は何になりたいかが明確で、自分1人で目標に向かっていく。小沢一郎氏や小泉純一郎氏などに側近として食い込み、時々の権力者を渡り歩いてキャリアアップしてきた。一方の橋本会長は森氏1人に仕え、可愛がられて自民党参院議員会長、五輪相と引き立ててもらった」
政治手法も対照的だ。
「小池知事は一匹狼で、対立を厭わない。政治情勢や風を的確に読み、適切な選択肢を選び取って政界を渡ってきた。橋本会長の場合、チームワークを大切にして対立を嫌うタイプ。コーチの森氏から目標を提示され、それを実行するというやり方に長けている」(同前)
「知らないはずがないわよ」
2人が激しく衝突したのが、橋本氏が五輪相に就任した直後の2019年秋に起きた東京五輪マラソン開催地の変更問題だった。
カタールのドーハで開かれた世界陸上の女子マラソンで、暑さにより選手の4割が棄権したのをきっかけに、IOCが東京五輪のマラソン開催地見直しに動き、森氏や橋本氏が「札幌開催」に同意、事前に知らされていなかった小池氏が「青天の霹靂」と猛反発した事件だ。
カメラの前では“親密”ぶりをアピールしたが…(写真/AFP=時事)
前出の有馬氏は、この件は森氏から橋本氏への“大臣就任祝い”の意味があったと指摘する。
「この件は森氏が進めたものです。IOCがマラソン会場見直しを言ってきていたので、大臣就任の“ご祝儀”として橋本氏の地元の北海道にしてあげようということ。森さん流の義理人情の発想です。小池知事に打診すれば反対されるのが目に見えているので、出しぬく形でやったのでしょう」
橋本氏は当時、記者の囲み取材に「私に対してIOCからの説明は全くなかった」と釈明したが、その見え透いた言い訳がかえって小池氏の怒りに火を付けた。
「知らないはずがないわよ。だって、アレは森の娘でしょ」
そう言い放つのを側近や都庁幹部はハッキリ聞いた。「森の娘」とは、橋本氏が五輪相就任の挨拶まわりで組織委員会を訪問した際、「森会長は私を政界に導いてくれた、父みたいな存在」と語って森氏を喜ばせたことを指していることは言うまでもない。
小池氏はこの“屈辱”を忘れてはいなかった。
今回の組織委員会会長就任で小池氏が「政治的中立」を求めて自民党離党と自民党北海道連会長の辞任に追い込んだことで、橋本氏はマラソン誘致の実績を地元で選挙応援に利用できなくなった。
※週刊ポスト2021年3月12日号
肘タッチの写真を見ても何とも白々しいもんね。
一匹狼?確かにいろんな政党を渡り歩いた「小池百合子」と、スポーツ出身で廻りを大事にするチームワークを旨とする「橋本聖子」。
四半世紀も妬み?を橋本に対して持っていた小池知事は何になりたいかが明確で、自分1人で目標に向かっていく。
小沢一郎氏や小泉純一郎氏などに側近として食い込み、時々の権力者を渡り歩いてキャリアアップしてきた。
一方の橋本会長は森氏1人に仕え、可愛がられて自民党参院議員会長、五輪相と引き立てて貰ったことに対しての言葉で「アレは森の娘でしょ」に表れていますね。
「中國冬季北京オリンピックは一年後の開催で「武漢ウイルス」問題とは違って人権問題なのでどの様な方向に行くのか?
調整を行っている選手が期待している事を考えれば、大会をどの様に行うかを色々な角度で検討している関係者と、「武漢ウイルス」で日本の各スポーツ関係の大会で無観客を開催している経験をどの様な対策を行って行く事が必要かの経験がどの様な方法で取り込めるかを考えているのは良く判りますが、2015年に北京が22年冬季五輪の開催都市に選ばれて以来「習近平国家主席が基本的な自由と人権に対する容赦ない弾圧に及んでいる」と訴えた「ウイグルとチベット問題」を考えると、この様な懸念も当然の意見なのかもしれませんですね。
中國の冬季北京オリンピック開催を決行して強い中國を打ち出すのではないでしょうか、批判される事を覚悟しても開催でしょう。
「俺っち」にしても人権問題で中國の覇権をオリンピックに持ち込んで貰っては困るし、色んな状況を提示して貰わなくては納得できない!
この様な考えを中國としては旨く利用される様に思えて気に為りますが、どの様な結果に為るのか非常に気に為ります。
当時のソ連と同じ様に中國の同盟諸国で開催するのではないか?
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