今日の話題は狭い地球上の喧騒を離れて壮大な宇宙を覗いて「はやぶさ2」が地球に戻ってくる姿をみましょう。
地球外の資料を持ち帰ってきたら片道で違う観察に向かうと言っています。結果を見させて貰えると勘違いしていたら、はやぶさ2の任務完了では無いようです。なんか新たな小惑星探査に向けすでに再出発している様で休めないようです。
ホーム 宇宙開発 はやぶさ2、カプセル回収に向け準備進む
宇宙開発 JAXA はやぶさ2 カプセル帰還 サンプルリターン
はやぶさ2、カプセル回収に向け準備進む
https://www.sankei.com/life/news/201206/lif2012060024-n1.html
金木 利憲
2020年11月16日、JAXAは「はやぶさ2」の最新情報について発表しました。今回の内容は、化学エンジンによる精密軌道制御の第2回(TCM-2)の結果、帰還カプセル回収班の現状、カプセル回収後の作業計画についてでした。
TCM-2とカプセル回収班の現状
TCM-2は11月12日に実施され、予定通りの軌道修正ができました。これにより、地球への最接近高度を約310kmから290kmに落とし、より地表に近づく軌道となりました。
カプセル回収班は、先発隊が11月1日にオーストラリア入国、16日に回収拠点となる南オーストラリア州のウーメラに向かいます。本隊(後発隊)は11月9日に入国、現在先発隊と同じくアデレードで検疫隔離を行っています。オーストラリアは現在外国人の入国を原則認めていないため、特別の許可を得ての入国になります。現時点で新型コロナウイルス発症者はいないとのことです。回収班はこの後、回収に向けた各種作業、挨拶や準備を行い、12月6日の再突入カプセル着陸を待ち受けます。
なお、カプセルを地上に届けた後の「はやぶさ2」本体は、燃え尽きることなく新たな小惑星「1998 KY26」に向けおよそ11年の旅に出ます。ここは初代「はやぶさ」と違うところです。
JALの粋な計らい「はやぶさ」便
カプセル回収班はJALのチャーター便で羽田からアデレードへ飛んだのですが、その際の便名は両隊とも「JL8823」便でした。JLはJALの略号、8823は「はやぶさ」の語呂合わせです。事前に打ち合わせがあったのかをJAXAに尋ねたところ、はやぶさ2ミッションマネージャの吉川氏から「それは全くありません。回収班が当日空港に行ったらこの便名だったと聞いています。JALの計らい、たいへんありがたく思います」との答えでした。
この記事の最後にJALが粋な計らい「はやぶさ」便でカプセル回収班はJALのチャーター便で羽田からアデレードへ飛んだのですが、その際の便名は両隊とも「JL8823」便でした。JLはJALの略号、8823は「はやぶさ」の語呂合わせです。事前に打ち合わせがあったのかをJAXAに尋ねたところ、はやぶさ2ミッションマネージャの吉川氏から「それは全くありません。回収班が当日空港に行ったらこの便名だったと聞いています。JALの計らい、たいへんありがたく思います」との答えでした。
当然当事者の人には嬉しくなりますよ。JALの隠れた気遣いで「はやぶさ2」の業績にJAL関係者も喜んでいる顔が浮かんできます.
帰還のはやぶさ2カプセルを回収
豪州の砂漠で、火球として目視
https://this.kiji.is/708092938875535360
6日未明、オーストラリア南部クーバーペディの上空で観測された、大気圏に突入した「はやぶさ2」のカプセルの火球(共同)
【クーバーペディ(オーストラリア南部)共同】宇宙航空研究開発機構(JAXA)の探査機「はやぶさ2」が投下した小惑星りゅうぐうの石が入るカプセルは6日午前4時ごろ(日本時間午前2時半ごろ)、大気圏に突入し、着地点のオーストラリアの砂漠めがけて落下、地球に帰還した。
カプセルは大気圏で燃え、火球として目視された。JAXAによると、カプセルを探していたヘリコプターのチームが、着地を予定していたオーストラリア南部ウーメラ近くの砂漠でカプセルを発見、回収した。初代に続く快挙となる。6年間で約52億キロを飛行した探査は完了を迎える。
人間の思いは壮大な宇宙にも、遥か昔の事象をも解明して行く事が出来て面白いものだと感じます。
人間は「考える葦」であるとパスカルが言った事にも通じて、実に人間の性(さが)に拘束される人間である我々にもっと大きく為りなさいと戒めている。
「俺っち」も悠久の時空に行って見たいが、現実の社会で生きる人にはなかなかこの領域には行けないのが現実ですが、昨今の「日本学術会議」の連中や政府を追及する与野党の議員には「はやぶさ2」の様に国民が喜ぶ対応は難しいかも知れません。
今日の楽しみが餌だけでは寂しい。こんな時でも「父つぁん」達の様に自由に空想の世界にも遥か昔の事象にも思いを巡らせる事で現実を比較して楽しめる事が出来る人間社会を羨(うらや)ましくなる。
ホーム 宇宙開発 「はやぶさ2」カプセル全て発見、主要部分回収終了
宇宙開発 JAXA はやぶさ2 地球帰還
「はやぶさ2」カプセル全て発見、主要部分回収終了
https://sorae.info/space/20201206-hayabusa2-capsule.html
金木 利憲
12月6日未明に地球帰還を果たした「はやぶさ2」の再突入カプセルですが、早速の捜索の結果、全てのパーツが見つかりました。
カプセルの構成
カプセル各部分。初代「はやぶさ」のものだが、今回も形式は大きく変わっていない(Credit: 金木利憲)
画像のようにカプセルは「全面ヒートシールド」「インスツルメントモジュール(パラシュート付き)」「背面ヒートシールド」の3パーツから構成されています。大気圏再突入時がこれらが一体となっており、高度10km付近でパラシュートを展開する際に分離し、それぞれ別の場所に落下します。
カプセル全体像(Credit: JAXA)
3パーツのうち最も重要なのはインスツルメントモジュールで、この中央部に小惑星リュウグウのサンプルが納められたサンプルコンテナがセットされています。ここは必ず見つけたい部分なので、ビーコンや目立つ色のパラシュートなど発見しやすくするさまざまな仕掛けが施されています。
着地後の捜索もインスツルメントモジュールを最初に行い、12月6日4時47分に発見されました。実際の回収作業は朝を待って開始され、着陸地点で火工品の安全化処置などを行った後、ヘリコプターで回収本部に運ばれました。8時3分、回収ヘリが本部に到着しました。
パラシュートはインスツルメントモジュールに寄り添うように着地しています。
回収ヘリから撮影された、着地したインスツルメントモジュールとパラシュートの様子(Credit: JAXA)
回収作業中の様子 (Credit: JAXA)
大切に運ばれるカプセル。左手親指の辺りには連絡先を記した紙片が、カプトンテープで留められている。 (Credit: JAXA)
輸送用の密閉コンテナに収められたインスツルメントモジュール。この後蓋をして密閉する。(Credit: JAXA)
回収本部に戻った回収班一行(Credit: JAXA, ASA)
全面ヒートシールドは11時13分、背面ヒートシールドは12時31分に発見され、全てのパーツが見つかりました。
Image
Credit: JAXA, ASA
文/金木利憲
人間の思いは壮大な宇宙にも、遥か昔の事象をも解明して行く事が出来て面白いものだと感じます。
人間は「考える葦」であるとパスカルが言った事にも通じて、実に人間の性(さが)に拘束される人間である我々にもっと大きく為りなさいと戒めている。
「俺っち」も悠久の時空に行って見たいが、現実の社会で生きる人にはなかなかこの領域には行けないのが現実ですが、昨今の「日本学術会議」の連中や政府を追及する与野党の議員には難しいかも知れません。
NEWS
カプセル届けた「はやぶさ2」もう次の旅立ちへ。お土産ありがとう、いってらっしゃい
新たな小惑星探査に向けすでに再出発している。次のミッションは、11年後の2031年7月に予定されている。
MORGAN
SETTE via Getty Images小惑星探査機「はやぶさ2」を離れたカプセルがオーストラリア南部の砂漠に着地した=2020年12月6日
小惑星探査機「はやぶさ2」を離れたカプセルがオーストラリア南部の砂漠に着地したと宇宙航空研究開発機構(JAXA)は12月6日未明、発表した。はやぶさ2の本体は、12月5日にカプセルを分離後、新たな小惑星探査に向けすでに再出発している。次のミッションは、11年後の2031年7月に予定されている。
オーストラリアの現地で待機していたJAXAのチームは午前4時47分、ヘリコプターではやぶさ2が分離させたカプセルを発見し、同7時32分までにカプセルを回収した。
JAXAなどによると、2014年12月に地球を出発したはやぶさ2は2019年2月と7月にりゅうぐうに着陸。地表だけではなく地中の砂をカプセルに取り込んだとみられている。月より遠い天体の地中にあった砂を持ち帰れば世界初の快挙だ。専用の密閉容器に入れられたカプセルの中身は、早ければ8日にも日本に到着する見通しで、12月なかばには採取量がわかるという。
りゅうぐうの砂が含む物質を調べれば、太陽系の成り立ちの手がかりや地球の生命の由来の端緒がつかめる可能性がある。
はやぶさ2本体は、カプセルを切り離したあと、地球から離れた。次のミッションに挑むためだ。地球と火星の間を回る小型の小惑星1998 KY26に接近して探査するミッションで、11年後の2031年7月に予定されている。
初代はやぶさも、当初の計画では、カプセル切り離しの後、そのまま飛行を続ける予定だった。だが、「度重なるトラブルではやぶさは満身創痍」で、本体ごとの大気圏再突入の措置がとられ、はやぶさ本体は大気圏で燃え尽きた。
公式サイトでは、毎秒変わるその数値で、はやぶさ2が次の任務へ向け、ぐんぐん地球から離れていってるのがわかる。はやぶさ2は、12月6日午前10時すぎ時点で、地球から約15万5千キロの位置にいた。
JAXAの「はやぶさ2」公式サイトよりJAXAの「はやぶさ2」公式サイト
目指す小惑星1998KY26は、平均直径が約30メートル、約10.7分に1回転で自転する。約900メートルのりゅうぐうと比べて小さく、高速自転する小惑星のミッションは、未知の領域だ。はやぶさ2の打ち上げから17年近く、長期にわたって探査が続くことになり、探査機の想定寿命を超えるものになる。
はやぶさ2が地球に、カプセルという「お土産」を落としてくれた映像は公式サイトで見ることができる。
2020年12月6日 2時29分頃(日本時間)にオーストラリアのクーバーペディ付近で撮影されたものだ。真っ暗な夜空に、右から左に動く光の点が見える。「はやぶさ2」再突入カプセルのリエントリー時の画像だ。大気中を通過するときに火球のように光っている。
MORGAN
SETTE via Getty Images
JAXAに協力するオーストラリア空軍のオペレーションシステム。空軍は、高速で落ちてくるカプセルを追跡し、宇宙航空研究開発機構(JAXA)の現地チームと情報を共有する=2020年12月4日、オーストラリア・ウーメラ
MORGAN
SETTE via Getty Images
「はやぶさ2」のカプセルの回収拠点の建物屋上。約200キロ先にカプセルが着地する予定だ。周辺はオーストラリア国防省が管理する「ウーメラ立ち入り制限区域」。区域は、日本の国土の約3分の1、12万2千平方キロにもなる広大な平地だ=2020年12月4日、オーストラリア・ウーメラ
野口聡一さんも宇宙からはやぶさ2の「勇姿」を目撃したという。
(ハフポスト日本版・井上未雪)
人間の思いは壮大な宇宙にも、遥か昔の事象をも解明して行く事が出来て面白いものだと感じます。
「はやぶさ2」の目指す小惑星1998KY26は、平均直径が約30メートル、約10.7分に1回転で自転する。約900メートルのりゅうぐうと比べて小さく、高速自転する小惑星のミッションは、未知の領域だ。はやぶさ2の打ち上げから17年近く、長期にわたって探査が続くことになり、探査機の想定寿命を超えるものになる。
「俺っち」も悠久の時空に行って見たいが、現実の社会で生きる人にはなかなかこの領域には行けないのが現実ですが、昨今の「武漢ウイルス」問題で日本国内では日常の生活も儘ならないが12月に入って更に感染者が各都市でジリジリ増えて来年を迎える準備にも影響しそうで、里帰りを断念する人の街頭インテビューに初めての経験でこの状態がニューノーマルにして欲しくないもんです。
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