米国の大統領選挙が3日に終わってトランプ政権は間違いなく今回の選挙で不正が行われて居ると言って居ます。
共和党の候補であるトランプ大統領と対抗政党の民主党候補の前バイデン副大統領の争いですが、どちらが選ばれたとしても、この中米経済戦争がどの様な経緯で行われて居るのかを知れば知るほど中國の無謀を?容認して居る訳にはいかないと判ると勝つまで手を緩めないでしょう。日本は米中経済戦争の本質を何も掴んで居ないのか判りませんが、共和党も民主党も米国の危機を理解すれば両党が共に戦う事が出来る政党です。
日本の政党は何をとち狂って居るのか判りませんが、国難を理解できない政党が多くて与野党で日本の安全保障に於いても協力して一致協力出来ないので困ったものです。
米国の大統領選挙で選挙人団の仕組みや激戦州とは何か、あらためて確認しなくてはならないほどだ。そこで今回の大統領選挙がどの様な仕組みなのかを解説していた報道機関が有ったので採り上げて於きますね。
そのため、今回の投票日11月3日は過ぎましたが、大統領選の仕組みについて予習・復習しておきたい人のために、簡単に解説する。
その様な時の米国大統領選挙に於いての疑念が米国内での様子に世界が注目しています。
我々は米国の選挙には参加も出来ないので注目する事が今後の日本での対応にどんな変化が有るのかを注視して行く事しか出来ません。
【米大統領選2020】 どういう仕組みかなるべく簡単に解説
https://www.bbc.com/japanese/features-and-analysis-53798070
アメリカ合衆国の大統領は、世界全体に大きな影響力を持つ。戦争や気候変動、感染症のパンデミック(世界的流行)など、国境を超える問題に対する世界の取り組みに、超大国アメリカは大きな影響力を持つからだ。
そのため、4年ごとの大統領選のたびに、勝ち負けの結果に注目が集まる。その一方で、その勝敗がどうやって決まるかのプロセスについては、良く分からないという人も多い。BBCニュースの中でも、選挙人団の仕組みや激戦州とは何か、あらためて確認しなくてはならないほどだ。
そのため、今回の投票日11月3日までに、大統領選の仕組みについて予習・復習しておきたい人のために、簡単に解説する。
選挙はいつで候補は誰か
アメリカ大統領を決める選挙の投開票日は、11月の最初の月曜の翌日の火曜日と決まっている。今年が11月3日だというのは、そのためだ。
アメリカ政界では19世紀後半以降、共和党と民主党が二大政党として圧倒的な力を維持してきた。そのため、近現代の大統領は常にそのいずれかの党に所属してきた。
今のアメリカでは共和党が保守的な政党で、現在は与党だ。現職のドナルド・トランプ大統領が2期目の再選を目指している。
共和党は「Grand Old Party(偉大な伝統ある政党)」を自称し、その略称「GOP」とも呼ばれる。財政的な保守の側面と、社会的保守の側面を併せ持ち、近年では減税や銃保有権の促進、移民規制の強化などを打ち出してきた。また20世紀後半から農村部の支持を伸ばしてきた。
トランプ氏以前の共和党の大統領には、ブッシュ親子やロナルド・レーガン、ジェラルド・フォード、リチャード・ニクソン各氏がいる。
これに対して今の民主党はリベラル政党で、今年の大統領候補にはオバマ政権の副大統領を2期8年務めたジョー・バイデン氏が決まった。
トランプ氏は現在74歳で、バイデン氏は78歳。もしバイデン氏が当選すれば、就任時に過去最高齢の米大統領になる。
勝敗はどうやって決まる
全国的に一番たくさんの票を得た候補が勝つ……わけでは必ずしもない。2016年には民主党のヒラリー・クリントン氏が、トランプ氏よりも300万票近く多くの票を獲得した。しかし、それでも勝ったのはトランプ氏だった。
これは、トランプ氏がクリントン氏よりも、多くの「選挙人」を獲得したからだ。
アメリカの大統領選では、まず州の人口ごとに「選挙人」が割り当てられている。総数は538人なので、当選に必要な人数は270人だ。
有権者はそれぞれ、共和党の候補に投票にするのか、民主党の候補に投票するのかを決める。その票は州ごとに集計され、票数に応じてその州がもつ選挙人が、いずれかの候補の持ち分となる。
ほとんどの州では、最も多く得票した候補がその州の選挙人全員を獲得する。得票率で選挙人を配分する州は、メイン州とネブラスカ州の2州のみ。
こうしてどちらの候補の持ち分か決まった選挙人が、最終的に有権者の民意に反して大統領候補を選ぶことはまずない。
ほとんどの州は伝統的に、支持する政党が決まっている。そのため候補たちはそれ以外の、両党の間で「swing state(揺れる州)」、いわゆる接戦州や激戦州と呼ばれる州に選挙活動を集中させる。
激戦州で、しかも人口が多く選挙人の数も29人と多いフロリダ州が重視されるのはこのためだ。選挙人18人のオハイオ州も、激戦州のひとつ。
選挙人が最も多いカリフォルニア州(55人)とニューヨーク州(29人)は伝統的に、リベラルな民主党の牙城とされる。
共和党は中西部で伝統的に強いが、共和党候補を長年支持してきたテキサス州やアリゾナ州で民主党が支持を伸ばしているため、激戦州になりつつあると言われている。テキサス州の選挙人は38人と、カリフォルニア州に次いで多い。
アメリカのこの「選挙人団」による間接選挙の仕組みには、他の選挙制度と同様に長所と短所がある。とはいえ、人口が集中する都市部以外の有権者の民意も反映しようと、アメリカ建国当時の議論の中から生まれた仕組みで、200年以上にわたりほとんどの場合は、選挙人による勝敗は、全国的な得票数による勝敗と一致してきた。しかし、過去5回の大統領選で2回、これが一致しなかったことがある。ジョージ・W・ブッシュ氏が勝った2000年と、2016年にトランプ氏が勝った2016年だ。
誰がどうやって投票するのか
アメリカ国民で18歳以上なら、大統領選で投票する資格がある。
しかし、多くの州には、投票前に身分証明書を提示しなくてはならないという州法の決まりがある。
こういう規制を導入するのは多くの場合、共和党だ。共和党は、不正投票を防ぐ必要があるからだと言う。これに対して民主党は、これは一種の投票妨害だと批判する。多くの場合、運転免許証などの身分証明書を提示できないのは、貧しい少数者の有権者だからだと民主党は言う。
ほとんどの人は投票日の当日に、投票所で票を入れる。しかし、近年ではそれ以外の投票方法とその利用者も増えてきた。2016年には投票した人の21%が郵便で投票した。
今年の大統領選では、新型コロナウイルスのパンデミックの影響で、投票方法が議論の対象になっている。郵便投票の拡大導入を求める政治家がいる一方で、トランプ大統領はほとんど根拠を示すことなく、郵便投票は不正投票につながると発言を続けている。
郵便投票による不正は過去に、共和党と民主党の双方に散発的に起きている。しかし、全国規模や州規模の複数の研究が実施されているが、広範な不正があったという証拠は見つかっていない。
2016年には約2億4500万人が有権者だったが、実際に投票したのは1億4000万人未満だった。米国勢調査局によると、有権者登録をせずに投票しなかった人の大半は、自分はともかく政治に興味がないのだと答えたという。有権者登録したものの投票しなかった人の多くは、どちらの候補者も気に入らなかったからだと答えた。
刑務所で服役する受刑者の投票する権利についても、州ごとに規則が異なる。ほとんどの州では、有罪判決を受ければ参政権を失うが、刑期を終えれば権利が復活する決まりになっている。
11月3日に選ばれるのは大統領だけ?
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いいえ。
世界の注目は、トランプ対バイデンに集中するが、有権者は連邦議会議員も同時に選ぶ(副大統領候補のマイク・ペンス副大統領とハリス上院議員への投票は、大統領候補への投票とセットで、個別には行わない)。
連邦議会の上院(定数100)の議員の任期は6年で、議員の3分の1が2年ごとに改選される。そのため今回の改選対象は33人。
下院(定数435)の議員任期は2年で、2018年11月の中間選挙に続き、今回も435人全員が改選対象となる。
上院は現在、与党・共和党が53議席で多数党。下院は野党・民主党が232議席で多数党。
両党とも、両院での多数党を目指している。
連邦議会は立法府として、連邦政府の予算決定や閣僚人事の承認権など、様々な権限を持ち、大統領(行政府)に対するチェック機能を持つ。
たとえば民主党は昨年の中間選挙で下院を奪還したことで、トランプ大統領を弾劾訴追したほか、トランプ政権に様々な圧力をかけてきた。
今年11月の選挙で上下両院の多数党がどちらになるかは、ホワイトハウスの住人がどちらになるとしても、その政策の実施に大きな影響を与える。
結果はいつ分かる?
最後の一票まですべての票を数え終わるまでには数日かかることがあるが、通常は翌日未明の時間までに勝者が判明している。
11月8日が投票日だった2016年には、トランプ氏は9日午前3時ごろに大歓声の支持者たちの前に立ち、勝利演説をした。
けれども今回はそういうわけにはいかないかもしれない。各州の選挙管理委員会はすでに、予想通りに郵便投票が急増すれば、結果判明までに数日、場合によっては数週間かかる可能性があると述べている。
アメリカでは選挙当日に投票所に行くか、その前に郵便投票するしか、投票方法は認められていない。しかし細則は州ごとに異なり、一部の州では郵便投票するには選挙当日に投票所に行けない理由を提示する必要がある。新型コロナウイルスの感染予防を有効な理由として認めている州もいくつかあるが、すべての州ではない。
投票締め切りから数時間の内に勝者が判明しなかった直近の事例は、ジョージ・W・ブッシュ対アル・ゴアの2000年選挙だ。フロリダ州で再集計を求めるゴア陣営に対し、ブッシュ陣営は再集計停止を求め、法廷闘争が1カ月以上続いた後、連邦最高裁が12月12日に再集計を実質的に中止させる判断を示した。つまり、この時は大統領が決まるまでに1か月以上かかったことになる。
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現職のトランプ氏が再選しても、挑戦者のバイデン氏が初当選しても、就任式は来年の1月20日に連邦議会の前で行われる。
バイデン氏が次期大統領になった場合は、11月から就任式までの期間は移行期間となり、組閣作業が行われる。
就任式を終えた大統領はホワイトハウスに入り、4年間の任期が始まる。
(英語記事 US
election 2020: A really simple guide)
「俺っち」が感じる事は、今現在に於いて、選挙結果が出るまでの時間に一喜一憂している米国民の暴発を心配してしまいます。
選挙関係者の暴発と若者の無関心に「父つぁん」と同じ様に危機感を感じるのでは無いかと思いますよ。でしょう?
この記事の様に選挙結果が州の選挙人の数が決まるまでは、まだまだ時間が掛かりそうで、大きな票田の集計が結果的に総取りするようです。
その数が投票した人の政党支持数で結果が決まってしまうので投票した人の数ではなくどんでん返しもあって結果が出るのに時間が掛かる訳だ!
昨日のブログで指摘した様に、トランプ大統領が再選を阻んだと言って本来は日本の選挙方式や投票の仕方とは違って、州ごとに対応している遣り方と違って合衆(州?)国大統領を選ぶ際、実に難しい問題が出て來るみたいですね?
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