2020年9月22日火曜日

有働アナに対してムキになって…「菅首相」の“野心”が見えた瞬間

 828日の安倍首相の退陣表明から自民党総裁選挙までの短期間に今迄立候補の中に僅かな気配が有った菅官房長官の立候補で3者の候補が揃い2週間ほどの活動で914日、国会議員の自民党内で自民党議員に依る投票結果で自民党総裁が選ばれ結果が出ました!ダントツの投票獲得で新菅政首相誕生!

 

其れを受けて早速、子供たちへの解説では無く一般社会の大人に解説?

菅政権の誕生で菅首相が「野心剥き出し?」野心と評価するとなんか菅個人が利権を獲ろうとするような感じでチョット安っぽい捉え方だと思うけれど?政治家は結果で勝負。

 

任期を一年残しての実に政界での各方面では動きが喧(かまびす)しい?とっ、思っていたらやはり多くの人に依る政権の批判や解説を宣(のたま)わっているが菅政権に対しても期待よりもボロが出て来る事を期待して居るように聞こえます。

 

野党も報道機関も対応が結果として足を引っ張る事に邁進して居た結果なのかもしれません。

 

野党の阿保が業績を評価できずツイッターで「大事な時に体壊す癖」よくもま~野鼠のような眼つきで言いますよね。ソレニシテモ年内には総選挙を考えて、準備をしなくてはいけないとの動きなのか?

 



  2020/09/18 08:00

有働アナに対してムキになって「菅首相」の野心が見えた瞬間 池上彰と佐藤優が語る

https://dot.asahi.com/aera/2020091600033.html

 



  

© AERA dot. 提供 池上彰(いけがみ・あきら、右):1950年、長野県生まれ。慶応義塾大学経済学部卒業。著書に『伝える力』『なんのために学ぶのか』『コロナウイルスの終息とは、撲滅ではなく共存』など/佐藤優(さとう・まさる):1960年、東京都生まれ。同志社大学大学院神学研究科修了。著書に『世界宗教の条件とは何か』『宗教改革者』『ウイルスと内向の時代』『危機の正体』など(撮影/岸本絢)

 

 916日に誕生した「菅政権」。この新政権をどう見るのか、AERA 2020921日号では、作家で元外務省主任分析官の佐藤優さんとジャーナリストの池上彰さんが語りあった。

*  *  *

──モリカケや桜を見る会などの問題の責任の一端を負う菅氏が、問題をうやむやにしたまま新政権を率いることになっても、正当性への疑問が残ります。

 

池上:これが、日本人だからというのかな。何か、モリカケも桜を見る会の追及も政権が代わったとたんに、昔の話だよねってなっちゃうんだと思うんですよ。政権代わったんだし、まあいいじゃん、みたいな。本来はいけないんだけど、そういえばそんなのあったっけってね。

 

佐藤:そもそもモリカケや桜を見る会は前政権のスキャンダルです。ですから菅政権については、新しいスキャンダルが出てきたときにどうなるかです。官房長官まででは見過ごされていたことでも、内閣総理大臣になると許してもらえないことってきっとあるはずです。何がスキャンダルになるかは、それに巻き込まれる当事者もわかっていないから、事前に対策を立てることができない。

 

池上:菅さんは官房長官タイプで、安倍さんが途中で辞めてしょうがないからワンポイントリリーフかなと、最初私は思っていました。それが、本人は野心むき出しですよね。

 

 先日、日本テレビの「news zero」で、有働由美子さんがピンチヒッターっていう言い方をしたら、菅さんがすごいムキになって「有働さんは選挙わからないと思うけど」って言い出したでしょう。あれで、これはワンポイントリリーフじゃないんだなと。本人、猛烈に野心が出てきたんだなと。だから、なるべく早い段階で総選挙をして本格政権を作ってやっていく気なんだなと思いましたね。絶対自分はワンポイントリリーフなんかにならないぞっていう野心が、あそこでつい見えちゃったな、って私は思いましたね。

 

佐藤:確かに野心が見えましたね。メディアではいま、菅さんの苦労人という面が取り上げられていますけど、持ち上げたらそのあと落とすっていうのも、メディアの仕事ですから。だから最初は、あんまり竹馬で高く上らないほうがいいんです。

 

苦労人礼賛では構造問題見えない

 

池上:菅さんは出馬表明のときに、自分は秋田の農家の生まれで東京に出てきてって話をしました。これ明らかに、田中角栄を意識してるんですよ。身一つで都会に出てきて、大変苦労して、勉強もして。これも角栄そのものですから。そうすると、自民党の年配の人とかは、これはやっぱり響くわけですよ。田中角栄の現代版みたいなことで自分を売りだそうとしていますね。今後も何とか自分の支持を得るためには田中角栄を彷彿とさせるような、そういう印象操作をするだろうなとは思いましたね。

 

佐藤:努力家礼賛は危ないと思っています。これは役人でも企業経営者でもそうなんですけど、努力して自分が今の地位をつかんだというところまではいいんです。でもその先、自分の地位までいかないやつは努力が足りないっていう発想になる。そうすると死ぬまで働けみたいな、こういう話になりかねません。そうではなくて、そこには巡り合わせや運という要素がある。努力すれば栄達をつかめるわけではないし、今のその地位に立てない人っていうのは、努力不足ではないんです。

 

 だから私は苦労人礼賛とか、努力によってここまできたっていう美談に対しては、批判的になったほうがいいと思うんです。努力で解決しない問題はたくさんある。構造の問題が見えなくなる危険性があるんです。

 

池上:つまり、格差社会が見えてこなかったり、格差社会で所得の低い人たちは、努力してないからだって話につながりやすかったりしますね。

 

佐藤:その通りです。戦力とは意思×能力で、我々の能力、資質が十分ではないが意思を極大にすれば勝てると言ったのは、東条英機です。でも意思や努力を測る、定量化できる尺度ってないですから。努力重視というのは、つまり、この東条の考え方に近いことになりかねないんですよ。

 

 菅さんという人がどういう人かを見るとき、僕が記者だったら何を読んでいるかを見ます。小説を全く読んでいないのか、あるいは努力によって成功するという通俗小説が好きなのか。他者への共感とか、そういうふうなことと絡んでいるような小説を読んでおられるのか、とか。総理になる人が、どういう本を読んできたかっていうことは、結構重要だと思いますね。

 

池上:それでいうと、菅さんは好きな作家をイタリアの政治思想家のマキャベリ(※)って言ったんです。平然と言うっていうのは、すごいよなと思って。

 

佐藤:読んでますかね。

 

池上:いやあ。読んでるのかどうかわからないけど、マキャベリに憧れているってことは明らかですね。

 

佐藤:マキャベリの『君主論』っていうと、実際にテキストをひもといてみると非常に文脈が込み入った難しい本ですからね。中世と近代の過渡的なところにあるんで、相当注意して読まないと、意味がよくわからないんです。

 

池上:本当のところは、マキャベリそのものを読んでいるのかはわからない。マキャベリを解説する通俗本とか、マキャベリを学べとか、そっちのほうなのかもしれないですけどね。

 

若手を競わせて次世代を作る

 

──菅政権に望むことはなんですか。

 

池上:菅さんには望んでも無駄なんで私が望むことはないですから(笑)。白々しいですよ。

 

佐藤:菅内閣っていうのは、やはり過渡期の政治家たちによるシステムですよ。わずか菅政権に望むのは、まともに政治を動かすために、きちんと下の世代の政治家を競わせて、人材をとにかく競わせることです。

 

池上:その点でいえば、それはおっしゃるとおりだと思います。彼が本当に日本のことを考えているのであれば、若手を競争させることによって、自力で這い上がってくる、そういう政治家をどれだけ作り出していくかっていうことをやらなきゃいけないと思います。

 

佐藤:派閥のしがらみがない無派閥ということを菅さんは謳っているけれど、この総裁選を見ていても、派閥の影響を受けないなんてことはできないでしょう。

 

 今の官邸官僚には、国民の信頼を失うような問題を抱えている方がいます。こういう官僚は、権力の中心から少し距離を置いてもらったほうがいいと思うんですね。

 

 それから、二階(俊博)さんと麻生(太郎)さん。このお二人は、日本のために十分に貢献していただいたから、この辺りで「もう十分です。ありがとうございます。あとは我々でやります」ということをきちんと伝えることは、菅総理しかできないですから。これがもしできたらこの政権の最大の功績になるでしょうね。

 

(構成/編集部・三島恵美子)

※著書に『君主論』。どんな手段でも、結果として国家の利益を増進させるなら許されるとするマキャベリズムを説いた

 

AERA 2020921日号より抜粋

 

次々とジャーナリストや報道関係から思惑やら政界の動きを記事として採り上げて居ますが、菅政権誕生で菅首相の議員として無派閥で苦労人と言う評価がなぜ?野心剥き出しと言って批判?を展開して居る事に「父つぁん」としては悠々と敷かれた路線を議員として活動する二世三世議員で選ばれる理由より庶民の生活からの経験で伸し上がる菅首相の方がより身近に感じると思います。

 

自民党総裁選は、国会議員票、地方票ともに菅義偉官房長官が有効投票総数534票のうち377票を獲得し、大差で勝利する結果となった。

首相は当然公人なので取り巻きの関係者や報道機関の記者に於いては逐一監視?されて居るも同然。

いろんな角度で変調を嗅ぎ取って居るのでしょう。

今後の展望で菅政権が安倍政権の官房長官としての役割から菅政権としての行動を米中経済戦争で、どの様な対応をして行くのかが気に為ります!

 

米国の対応を見て居るとトランプ大統領の中間選挙の戦況対応に閣僚であるポンぺオ国務長官が近隣の諸国に於いての中國覇権にも注意を怠りません!

中國が一対一路の諸国取り込みに於いても小国と思って居る処にも手を伸ばして居るんですね?しかも米国喉元である南米諸国の発展途上の小国で、外国からの投資による石油資源開発を模索しているスリナムとガイアナには中國が接近しているそうですね。

 

今回の南米歴訪でポンペオ氏はコロンビアとブラジルも訪問予定。ブラジルではアマゾン(Amazon)川流域の国境地帯を訪れる。コロンビアとブラジルは「父つぁん」としては聞いた事が有っても、「スリナムとガイアナ」と言う国は聞いたことが初めてなので早速地図帳を開きました!此の国名を聞いて直ぐに思いつく人は大したものだと思います。



 AFPBB News 2020/09/18 08:46


中国より米国の企業を 米国務長官、スリナムに売り込み

https://www.afpbb.com/articles/-/3305233?cx_part=top_topstory&cx_position=2

 



  

© Jason Leysner / AFP スリナムの首都パラマリボで演説する米国のマイク・ポンペオ国務長官(2020917日撮影)。

 

AFP=時事】3日間の日程で南米を歴訪している米国のマイク・ポンペオ(Mike Pompeo)国務長官は17日、最初の訪問国、スリナムを訪れ、同国政府に発展のパートナーとして中国ではなく米国の企業を選ぶよう求めた。

 

 ポンペオ氏は、就任間もないスリナムのチャンドリカペルサッド・サントキ(Chandrikapersad Santokhi)大統領との会談後、「米国の民間企業の製品やサービスの質を超えることができる国有企業などない」と述べた。

 

 今回の南米歴訪でポンペオ氏はコロンビアとブラジルも訪問予定。ブラジルではアマゾン(Amazon)川流域の国境地帯を訪れる。この訪問には、ベネズエラのニコラス・マドゥロ(Nicolas Maduro)政権下における経済の惨状を浮き彫りにする狙いがある。



  

© Jason Leysner / AFP スリナムの首都パラマリボで、チャンドリカペルサッド・サントキ大統領(中央)の隣に立つ米国のマイク・ポンペオ国務長官(左、2020917日撮影)。

 

 ポンペオ氏は、空路で隣国ガイアナに向かう直前にスリナムの首都パラマリボでサントキ大統領と共同記者会見を行い、「スリナムの経済成長の可能性に心が躍る時期だ」と述べた。

 

 いずれも発展途上の小国で、外国からの投資による石油資源開発を模索しているスリナムとガイアナには中国が接近している。

 

 ポンペオ氏は、「米国は、(石油開発が)持続可能で、すべての人に利益をもたらし、米国とスリナムの関係が深まることを熱望している」 「中国共産党の各国への投資を注視している。最初は素晴らしいもののように見えるが、それにひも付けられた政治的コストが明らかになると大失敗だということが分かる」と述べた。



  

© Jason Leysner / AFP スリナムの首都パラマリボで、チャンドリカペルサッド・サントキ大統領(左から2人目)の隣を歩く米国のマイク・ポンペオ国務長官(左、2020917日撮影)。

 

「訪問する先々で現地の人たちが陥りつつある状況を全員に理解してもらい、われわれの主張の正しさを明らかにするため最善を尽くす」(ポンペオ氏)

 

 南米の木材と鉱物資源も手に入れたいと考えている中国は、巨大経済圏構想「一帯一路(Belt and Road)」にスリナム、ガイアナ両国も参加するよう働き掛けている。

 

 米石油大手エクソンモービル(ExxonMobil)は2015年、ガイアナ沖で近年では世界最大級の石油資源を発見したと発表。同社はスリナムにも深く関わっている。

【翻訳編集】AFPBB News

 

「俺っち」が感じた事を言いますが、菅首相の野武士然とした遣り方を支持します。

強い決断力を期待します。

勿論菅政権の誕生で出身県の秋田県湯沢市やその他の未だ首相を輩出して居ない地方の期待も感じました。


 

国際世界にも安倍前首相と同じ様に期待される活動をバンバンやって欲しい。安倍前首相の行動を身近で見て居るので問題ないと思う。

安倍前首相と周囲の「権力の私的乱用」(モリカケや桜を見る会で何が出て来たのでしょうか?)は、日本政治・社会の深刻な問題を明らかにした?。それは現在の政界が、成蹊、成城、学習院、関東学院などの大学を出たお坊ちゃま・お嬢さまの政治家を、一生懸命勉強して東京大学・早稲田大学・慶應義塾大学などを卒業した叩き上げの政治家や官僚が支えている構図になっていると解説していますが、「ポスト安倍」の時代は、「軽い神輿」を担いでみんなでおいしい思いをすることはやめなければならない?

そんなものが通用した時代は終わりだと思いますが、次の首相は能力があり、さまざまな修羅場を経験した実力者がなるべきだ。まじめに努力した人が報われる、まっとうな社会をつくらなければならない。そのことを痛感させてくれたことが、今回の菅政権の誕生で「逆説的」な功績なのかもしれないとの、この様な評価が出て来ると「父つぁん」の気持ちの受け取り方にストンと落ちます。

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