2020年7月10日金曜日

抗議だけで逮捕やDNA採取、家宅捜索

戦前の日本であればこの様な問題に世界でリーダーシップを発揮して物申していたのに、今の政権与党の連中が言を発しないのは如何した事なのか?

詳しく要約すれば、中国共産党の様な覇権を取る様な意味ではなく八紘一宇(はっこういちう)、または八紘為宇とは「天下を一つの家のようにすること」、「全世界を一つの家にすること」を意味する語句であり、「天皇総帝論」、「唯一の思想的原動力」等ともいう。『日本書紀』の「八紘(あめのした)を掩(おお)ひて宇(いえ)にせむ」を、全世界を一つの家のようにすると解釈したもの。

「八紘一宇」とは大東亜戦争中(第二次世界大戦)に、日本の中國・東南アジアへの侵略を正当化するスローガンとして用いられたと記すと解釈をする人とは違って、一方でこの語については侵略思想を示すものではなく人道の普遍的思想を示すものにすぎないとの論、「『平和のためにつくった』ことにすることで、日本が侵略戦争に積極的だったという事実から逃げている」という論や、反知性主義的な言葉だという論もありましたが『日本書紀』には、大和橿原(かしはら)に都を定めた時の神武天皇の詔勅に「兼六合以開都,掩八紘而為宇」(六合〈くにのうち〉を兼ねてもって都を開き、八紘〈あめのした〉をおおいて宇〈いえ〉となす)との記述があり、これをもとに田中智学が日本的な世界統一の原理として明治36年(1903年)に造語したとされたようです。

日本が侵略戦争に積極的だったという事実から逃げていると当時の論客も言って居たのかも知れませんが、この様な問題では大東亜共栄圏(だいとうあきょうえいけん、旧字体:大東亞共榮圈、Greater East Asia Co-Prosperity Sphere)は、太平洋戦争中に日本が唱えた標語であって、大東亜戦争(第二次世界大戦)を背景に、第2次近衛内閣(昭和15年〈1940年〉)から敗戦(昭和20年〈1945年〉)まで唱えられた日本の対アジア政策構想。欧米の植民地支配に代わり、日本中心の東亜諸民族による共存共栄を掲げたのです。

後世の現在の論客や中國の方針が今の覇権主義が露骨に為った様子とは違い「大東亜会議」で各国の為政者や軍関係の人達の議論や発言を封殺される事も無く協力体制が構築されたのでしょう?

最近の香港で成立した「香港安全維持法」導入という事態に、以前なら警官の注意も引かなかった抗議活動が逮捕やDNAサンプル採取、家宅捜索の対象となり得て、投獄される可能性すらある?



 Jamie Tarabay 2020/07/07 14:37


香港国安法で全てが変わった-抗議だけで逮捕やDNA採取、家宅捜索



Photographer: Kyle Lam/Bloomberg

(ブルームバーグ): 香港市民は香港国家安全維持法(国安法)の施行からわずか1週間ほどで何もかもがすっかり変わったことを実感している。以前なら警官の注意も引かなかった抗議活動が逮捕やDNAサンプル採取、家宅捜索の対象となり得て、投獄される可能性すらある。

香港警察は先週、抗議に参加していた15歳から67歳までの男6人、女4人の計10人を国家転覆もしくは国家分裂をあおるなどした容疑で国安法の下で初めて逮捕したと発表。参加者の弁護士によると、少なくとも6人が民主主義と香港独立を訴えるパンフレットやポスターを所持していたが、これらは以前のデモ中に配布されたものと同じで、これまでは逮捕のきっかけにはならなかった。

1年余り抗議活動が続いてきた香港で、警察が逮捕者のDNAサンプルを採取したり逮捕者の自宅に踏み込んだりすることはめったになかったと弁護士のジャネット・パン氏は指摘。「不必要で侵害的かつ過剰なものだ」とし、「なぜDNAサンプル採取が必要なのか理解できない。どんな種類のデータべースを構築しようとしているのかは分からないが、北京の中央政府にデータを送るのかもしれない」と述べた。

パン氏によると、香港警察は10年以上にわたりDNAサンプルを集める権限を持つが、通常は暴行・麻薬事件に限って行使されていた。

香港市民は、北京で非公開で立案された国安法がどのように適用されるか分からず戸惑うばかりだ。こうした抗議参加者のDNAサンプル採取は中国政府の力の誇示でもある。すでにウイグル族の記録を取るためにDNAデータを利用している中国は、人種プロファイリングと組織的な差別のための悪用だとの批判も招いている。

職場や学校での報復を避けるため抗議参加者はこれまで当局に特定されないようマスクで顔を覆ったり、街頭の監視カメラを壊したりなどしてきた。DNAサンプル採取はこうした匿名性維持の取り組みが困難になることを意味している。DNAサンプル採取は逮捕者が犯罪に関与しているかどうかを立証するものだと警察は説明。警察の報道官は詳しいコメントは控えている。
原題:Arrested Under New Law, Hong Kong Protesters Get Swabbed for DNA(抜粋)
For more articles like this, please visit us at bloomberg.com
©2020 Bloomberg L.P.

関連記事

この記事の様に最近の香港で成立した「香港安全維持法」導入という事態に、以前なら警官の注意も引かなかった抗議活動が逮捕や中國本土の法輪功の人やウイグル、チベットの人に人権無視で課されるDNAサンプル採取を香港人にも適応されて、家宅捜索の対象となり得て、投獄される可能性すらあるし、この法律の素早い対応で立法されてその日の0時には拘束できるんですよ?これを幾らでも中國の理屈で解釈すれば宇宙人ですら拘束できる事に為って、香港や犯人引き渡しが出来る国で中國の悪口を言った事が聞こえれば中國反逆罪、転覆罪の容疑で引き渡される事さえ考えられます。

「俺っち」が静かに内に秘めた「轁光養晦」、「能ある鷹は爪を隠す」なんて悠長な事では無い。習近平主席体制で相当危機感を持って居るのか如何(どう)か判りませんがこの爪を取り除く必要が有るとは思っている世界が、一致して潰す必要がある。

さらに覇権国中國が国連そのものと傘下の諸機関をも、好いように掻き回す事でWHOにも手を突っ込んで「武漢ウイルス」を沈静化したと言って居ますが、世界から疑念を持たれる発表を鵜呑みにして居ない事をどの様に理解して居るのか?

しかもワクチン開発で他国の開発に遅れるなと世界に先んじる事に邁進中、もしこれが成功すれば世界に恩を着せる事を厭わないだろう?
世界が「武漢ウイルス」問題でその対応に集中して居る事を良い事に、我が日本に対しては火事場泥棒そのものの所業!

世界から疑念で危機感を持って対処を持ったのに、この発表を鵜呑みにして居ない事を中國がどの様に理解して居るのか?
自由主義経済の国と計画経済主義の保守と左派に分けられるかも知れませんが?海の向こうにややこしい国が3ヵ国ある。

中國が連日の尖閣諸島問題や韓国の様に日本の領土である竹島の問題。
隙あらば我が国の領土と喚(わめ)く両国。牙を剥いた中国に、日本の議員や一般国民の「極楽とんぼ振り」は理解に苦しみます。
あ~ぁ何とも情けない!

0 件のコメント:

コメントを投稿

江戸っ子の年明けや新年の迎え方

  令和3年の年初めに初日の出を採り上げていましたが、今回は新年を迎える昔の江戸っ子気質を「俺っち」が今いる東京の昔に戻って見たい!実は 3 ッ日前に「小母さん」が年明けに検査入院をするので暫くは「父つぁん」の家に拘束されることに為り外にも出られない。という事で「父つぁん」に迷惑...