2020年6月21日日曜日

平和の使者から毒舌悪女へ「豹変した金与正」

此れから採り上げる記事は韓国が新北朝鮮政策を遣って居たにも拘らず、なぜこんな仕打ちをされるのか?自由世界で反日政権誕生してから日本にはGSOMIA終了も視野、文在寅が切った反日カードを韓国が切る?かも知れないらしい。「父つぁん」も事ある毎に騒いでいるのが良く判らないと思って居たのに北朝鮮が韓国に対して豪(えら)い事をしますね?

親北・文在寅政権も「これ以上耐えられない」と政権も国民も怒って居ます。

北朝鮮が616日、開城工業団地内の南北共同連絡事務所を爆破した。南北交流の象徴ともされた建物の爆破で、韓国国内では、北朝鮮に対する強硬ムードが急速に広がっている様です。

本当に韓国を怒らせる事に為るのに、この結果で何かをしないと韓国国内に何が起こるか?次の一手の手段を考えて居るかも知れないのにね?双方とも頑張ってね!

 金 敬哲 2020/06/20  06:00

平和の使者から毒舌悪女へ「豹変した金与正」に韓国国民の怒りは臨界点を超えた《現地レポート》

https://bunshun.jp/articles/-/38567

〈できることならやってみればよい。もしお前たちが挑発でもしたら、私たちも手加減するつもりはないからな! 一部の脱北者がビラをばらまくことには私も反対だが、それを言い訳に文句をつけるなら、覚悟はしなければならないだろう〉

 北朝鮮が616日、開城工業団地内の南北共同連絡事務所を爆破した。南北交流の象徴ともされた建物の爆破で、韓国国内では、北朝鮮に対する強硬ムードが急速に広がっている。冒頭で紹介したのは、文在寅政権寄りの進歩的なユーザーが集まるネット掲示板への書き込みだ。この書き込みには「いいね!」が82件付いていた。

親北・文在寅政権も「これ以上耐えられない」

 親北路線の文在寅政権も、爆破翌日の17日、政権発足以来もっとも強硬なメッセージを北に発した。

「非常に無礼な語調で批判したのは非常識な行為だ」

「このような道理をわきまえられない言動に、我々としてはこれ以上耐えることはない」

 3日前に爆破を予告したのが、北朝鮮の金正恩委員長の妹、金与正(キム・ヨジョン)第1副部長だったことも、韓国国民にとっても大きなショックを与えた。

 与正氏は、20182月の平昌五輪の際に韓国大統領府を訪問し、文在寅大統領に金正恩委員長の親書を伝達して、板門店での南北首脳会談のきっかけを作った。


1/4

20182月、文在寅大統領と笑顔で握手する金与正氏 ©AFLO 

 その後も文大統領と4度会うなど、南北の平和ムードを演出する場には決まったように微笑みを浮かべた与正氏が登場し、「韓国と一番親しい北朝鮮政治家」のイメージを作ってきた。韓国メディアが「平和のメッセンジャー」というニックネームまで付けたほどだ。

 そんな彼女が突然、微笑みの表情から豹変して、今年3月以降、「韓国当局と決別する時が来たようだ」と韓国を罵るようになった。文大統領を名指しにして、脅迫ともとれる発言を繰り返し、激しい言葉を連発する「毒舌の女王」に急変していた。

 そして613日、与正氏が発したメッセージが、「近い将来、役に立たない北南共同連絡事務所が跡形もなく崩れる悲惨な光景を見ることになる」という、連絡事務所の爆破予告だった。

 その爆破が実行に移されて、さすがの文在寅大統領も、与正氏に対する我慢も限界に達したようだ。

国民の「北朝鮮への融和ムード」は激変した

 今回の爆破で、国民にも動揺が広がっている。爆破翌日の17日午後、大統領府で開催された外交安保の重鎮らとの午餐会では、文在寅大統領自らが、与正氏の過激な発言について取り上げ、次のように指摘した。

「国民たちが大きな衝撃を受けないかと憂慮される」

 文大統領の言葉通り、2週間以上続いている与正氏の毒舌によって、韓国国民の間でも、北朝鮮と南北関係に対する否定的な世論が日々高まっている。

 それまで韓国では、国民の間でも北朝鮮に対する融和的なムードが大勢を占めていた。

 64日、与正氏が脱北団体の北朝鮮へのビラ散布を口実に、韓国を非難しはじめた時でさえ、韓国では北朝鮮へのビラ散布に反対する声の方が大きかったのだ。


2/4

平昌五輪のために韓国を訪問した金与正氏(20182月) ©AFLO 

 韓国KBSの研究所が65日~9日まで全国の成人男女を対象に行った世論調査によると、北朝鮮へのビラ散布について「続けるべきだ」という意見が39.4%だったのに対し、「中断すべきだ」という意見は60.6%に達した。

 また、国連制裁に抵触しない事案なら南北間の交流協力を「推進すべき」という意見は69.6%で、「反対する」の29.4%を大きく上回り、南北間の交流が続けられるべきだという世論が優勢だった。

 しかし、与正氏の毒舌の激しさが増すにつれて、韓国内の世論も変化し始めた。

 ビッグデータ分析媒体の「ビクターニュース」は、韓国の2大ポータルサイトである「ネイバー(NAVER)」と「ダウム(DAUM)」に書き込まれた33日~614日までのコメントを用いて、北朝鮮に対する韓国人の世論推移を分析する記事(615日付)を掲載した。

 同記事によると、保守的な性向の強いネイバーはもとより、政権寄りで進歩的な性向の強いダウムの書き込みでも、連絡事務所爆破を予告した613日から、北朝鮮に対する強硬ムードが広がっているという。記事で紹介されたコメントは、冒頭で紹介した他にも、次のようなものがあった。

〈私は南北の和解と平和を祈っているが、北朝鮮のゴミみたいな行動には憤りがこみ上げる。(いいね! 130件)〉

〈よし! いつでもかかってこい。もう地球から永遠に消えるようにしてやるから。そうやって北朝鮮をやっつけて統一を成し遂げよう!! それから、その次に親日反民族の土着倭寇の番だ(いいね! 36件)〉

 同記事は、次のように分析している。

13日に金与正が『次の段階の行動を取る。次回の対敵行動の行使権は軍隊総参謀部に移管する』と軍事行動に触れた時、ダウムのネットユーザーの世論も臨界点に達したように憤りが露わとなった。書き込み掲示板では、文在寅政府の支持者と思われるネットユーザーたちの北朝鮮に対する強硬なコメントが相次いだ」

金与正を評価していた友人に聞くと……

 このような怒りや失望は、私の周りからも耳にすることができた。その1人が、ソウル市内の大学で韓国文学を教えている大学講師の友人(39)だ。

 彼女は1カ月前、先の記事( 「北朝鮮の毒舌プリンセス金与正はなぜ『韓国キム・ジヨン世代』に愛されるのか」 )でも紹介した通り、北朝鮮と金与正氏について次のように高く評価していた。

「高慢な王女のような印象があるが、カメラに映る様々な姿を見ると、金正恩より開放的に見える。金与正が指導者になれば、北朝鮮を改革開放に導くことができるかもしれない」

 しかし、今回の一件で、与正氏が常識の通じない相手だと失望したという。

「金正恩氏や与正氏が、どれだけ未熟で、戦略を持っていないかよく分かった。韓国政府がここまで誠意を見せて努力しているにもかかわらず、南北連絡事務所を爆破させ、過去の金正日政権のように、テーブルをひっくり返してしまった。結局、韓国国民に『北朝鮮は常識と忍耐が通じない国』という印象を与えてしまった」

 与正氏が連発した言葉の爆弾に、友人は裏切られてしまったのだ。


3/4

首脳会談のために訪れた文在寅大統領を平壌で出迎える金与正氏(20189月) ©AFLO 

「与正氏は、行動力と推進力が優れている」

 与正氏の急変について、韓国の専門家はどのように見ているのか。韓国のシンクタンク「世宗研究院」北朝鮮研究センター長の鄭成長(チョン・ソンジャン)氏は、次のように分析する。

「金正恩委員長は、韓国人が好意を持っていた与正氏をあえて使って、韓国との関係を敵対的な関係に転換させながら、文在寅政権を脅している。

 そもそも正恩氏は対外関係において、経済的な成果を最も重要視している。南北首脳会談では『金剛山観光の再開』と『開城工業団地の再稼働』の成果が得られると考えて、外交の舞台に立った。しかし、会談から2年が過ぎても何の収穫も得られないと分かって、文在寅政権に対して『これ以上期待することはない』と判断したのだ。次の動きは、正恩氏が昨年10月に言及した『金剛山観光施設の撤去』だろう」

 その上で、与正氏について次のように説明する。

「長い間、対南問題の前面に立っていた金英哲(キム・ヨンチョル)労働党副委員長は現在、軍部を動かす立場におらず、北朝鮮のナンバー2とされてきた崔竜海(チェ・リョンヘ)最高人民会議常任委員長も、対南問題と関わりがなく軍部にも縁がない。結局、正恩氏の代理人として、軍と党、そして北朝鮮住民を動かして、韓国を相手にできる人物は、金日成直系の子孫にあたる『白頭(ペクトゥ)血統』の与正氏しかいないと判断したのだ。

 最近発表された与正氏の談話の内容を見ると、幼稚で未熟な部分があるが、行動力と推進力は優れているようにみえる。これまでの北朝鮮の素早い行動は、与正氏が経験不足ながら、党はもちろん、軍に対しても指示を下すことができるほど、確固たる地位を占めたことを示している」

文在寅政権支持率は急落した

 連絡所事務所の爆破にショックを受けた文在寅政権だが、対北朝鮮の宥和政策が転換するまでには至っていない。

 爆破翌日の大統領府での午餐会で、文大統領は重鎮たちに「忍耐しながら対話で解決しなければならない」と話したとも伝えられている。


4/4

北朝鮮が南北共同連絡事務所を爆破したニュースを報じる韓国のテレビ ©AFLO 

 与党内からも、「中断している金剛山観光や開城工業団地を再開すべきだ」「ソウルと平壌に南北連絡事務所を設置しよう」など、南北融和政策を持続すべきだという声が高まっている。

 しかし、ここまで紹介してきたとおり、韓国の世論がこれを容認するかどうかは甚だ疑問だ。韓国と米国から経済的な成果を得られなかった北朝鮮は、予告どおり挑発の度合いを高めていくと予想され、それによって韓国内の世論はさらに悪化する可能性がある。

 先の総選挙で圧勝した文在寅政権は、6月の国会で2018年の板門店宣言の「批准同意案」を推進する予定だったが、国民世論を考慮して一応保留した。与党「共に民主党」が主導した国会内の「朝鮮半島終戦宣言要求決議案」も急ブレーキがかかった。

 コロナ防疫の成功で、上昇していた文在寅大統領の支持率も急落している。618日にリアルメーターが発表した文大統領の支持率は、先週に比べて4.6%も下落して53.6%となり、3月以来最低となった。

 文在寅政権がこの危機を克服して「南北関係の改善」というレガシー(遺産)を成し遂げられるかは、今回の爆破でショックを受けた国民の北朝鮮に対する感情が大きく影響してきそうだ。

(金 敬哲/Webオリジナル(特集班))

「俺っち」が最近、金正恩氏が最近表舞台に出て来ないと思って居たら妹の彼女が突然、微笑みの表情から豹変して、今年3月以降、「韓国当局と決別する時が来たようだ」と韓国を罵るようになった。文大統領を名指しにして、脅迫ともとれる発言を繰り返し、激しい言葉を連発する「毒舌の女王」に急変しているのが凄いです。言い方が良くないかもしれませんが、金正恩委員長と金与正は男と女!しかも若くてあらゆる事を判断決定を行わなければ為らない。

男性は一応相手の環境を見据える事で決定して行く。

それに比較して女性である金与正も若いだけに経験不足を考えずにかなりきつい決定を自分で下すとすれば弱い面を見せずに却って強すぎる強い言葉を使うのでは無いだろうか? (ヒステリックは女性に強い面がある?)

そんな時に北朝鮮が開城の「南北共同連絡事務所」を爆破したニュースで、本当に北朝鮮が韓国も日本も怒らせる事に為るのに?、この結果で何かをしないと韓国国内に何が起こるか?八方塞がりの韓国や北朝鮮の国では、手の打ちようが無いとは思わないので、次の手段を考えて居るかも知れないのね?頑張ってね!

 名村隆寛(産経新聞ソウル支局長) 2020/06/21  06:00

「南朝鮮はズボンの股を放すことができない」爆破後に"北の毒舌姫"金与正が吐いた暴言の意味

https://bunshun.jp/articles/-/38582


 北朝鮮の金与正(キム・ヨジョン)朝鮮労働党第一副部長が3日前に予告していた開城工業団地内の南北共同連絡事務所の爆破強行は、北朝鮮との対話を希求する文在寅政権の韓国に大きな衝撃を与えた。

 連絡事務所は、20184月の南北首脳会談での板門店宣言に基づき、同年9月に開設されたばかりの南北対話と和解を象徴する施設だ。韓国の国家予算180億ウォン(約158000万円)が投入されたが、北朝鮮はあっけなく破壊してしまった。

 それどころか、南北軍事合意(2018年)の破棄を宣言し、開城工業団地と金剛山観光地区と非武装地帯(DMZ)に軍部隊を展開するなどと予告し、引き続き強硬措置をとる構えだ。「ソウルを火の海にする」と脅した以前の発言を持ち出し、「火の海説が再浮上し得る」とまで主張した。


1/7

© 文春オンライン 北朝鮮の金正恩委員長の妹、金与正氏 ©getty / AFLO 

文在寅大統領の悲痛な呼びかけ

 連絡事務所が爆破された616日は、ある記念日の翌日だった。2000年に韓国の金大中(キム・デジュン)大統領と北朝鮮の金正日(キム・ジョンイル)総書記(いずれも当時)が史上初の南北首脳会談で共同宣言に署名してから20年の記念日だ。

 文在寅大統領はこの記念日に、大統領府の会議で「20周年を重い気持ちで迎えた」と述べつつも、次のように北朝鮮に呼び掛けていた。

「どうにか成し遂げた今までの成果を守り、育て上げていく。北朝鮮も過去の対決の時代に戻ろうとしてはいけない。ともに突破口を探すときだ」

 その文氏の悲痛な呼びかけに対する答えが、非情にもあの爆破だったのだ。

北はなぜ苛立つのか?

 今回、北朝鮮が爆破の理由に挙げているのが、脱北者団体が軍事境界線付近で散布した「金正恩氏を非難したビラ」だ。金与正氏は64日の談話で、このビラについて韓国を猛非難し、現在も続いている。


2/7

爆破された開城工業団地内の南北共同連絡事務所 ©時事通信社

 南北首脳が20184月に合意した板門店宣言には「軍事境界線一帯での宣伝放送やビラ散布などあらゆる敵対行為の中止」という項目が盛り込まれている。この合意を韓国側が守っていないという不満だ。だが、北朝鮮が「最高尊厳(金正恩氏)」への冒涜とみなすビラなどの散布は、2003年頃から続いているもので、板門店宣言後も同様だ。なにも最近始まったものではない。

 北朝鮮の怒りは当然ながら、それ以外にある。国連や米国などによる対北経済制裁が継続していることだ。米朝の仲介役を自任する文氏とともに20186月に初の米朝首脳会談を行ったのに、その後何の成果も出ていないのは、「韓国側の約束不履行」というわけだ。

 いま北朝鮮経済は、制裁により疲弊しきっている。その上、韓国メディアによれば、新型コロナウイルスの影響で中朝国境も封鎖されるなどコロナ対策の余波もあって、平壌市民にも不満が燻っているという。北朝鮮が今、相当困っていることに間違いはなさそうだ。

強烈なメッセージに衝撃

 連絡事務所の爆破という八つ当たりを受けた文政権の動揺は収まっていない。その後も、対話を呼びかけてきた文氏にとっては屈辱以外の何物でもない事態が続いているからだ。特に衝撃を受けているのは、与正氏から発せられるメッセージの強烈さだ。


3/7

3回日朝首脳会談の際、金与正氏と笑顔で握手する文在寅大統領(20184月) ©AFLO 

 文氏は20182月に韓国で開催された平昌冬季五輪の開幕式に金与正氏を招いた。また韓国大統領府にも招待し、丁重にもてなしもした。金与正氏は、この年に板門店と平壌で行われた南北首脳会談にも姿を見せ、笑顔を振りまいていた姿が、文氏の目にも焼き付いているはずだ。

 しかし、連絡事務所が爆破された翌日の617日にも、金与正氏は談話を発表した。題して「鉄面皮な口車を聞くと吐き気を催す」。一言で表現すれば文氏への罵詈雑言である。

 金与正氏の談話は、爆破前日に出された文氏による南北共同宣言20周年のビデオメッセージを非難したもので、まず、「その内容を聞くと嫌悪感を禁じ得ない」とした上で、「水を飲んで胃もたれするような言いぐさのような鉄面皮で図々しい内容ばかりくどくど並べ立てた」と言いたい放題だ。

爆破翌日に口にした「金与正の毒舌語録」

 さらに、文氏を「南朝鮮当局者」「大統領」と呼んで、畳みかけるように非難した。

「南朝鮮当局者の演説を聞くと、我知らず吐き気を催した」

「南朝鮮当局者は何を誤ったのかを認めることもせず、目クソほどの反省もない」

「図々しさと醜悪さが南朝鮮を代表する最高授権者の演説に垣間見えた」

「漠然とした期待と残念さごときを吐露するのが『国家元首』が取る姿勢と立場なのか」


4/7

3回日朝首脳会談の際に笑顔を見せる金与正氏 ©AFLO 

「一言一言に鉄面皮さと図々しさが不快な臭気とともに感じられる詭弁というべき」

「問題はドブに落ちてもがいているこの瞬間まで、南朝鮮当局者が外部勢力のズボンの股を放すことができない(筆者注:米国から離れられない)と言ってだらしない姿を見せていることである」

「表面上、正常に見える人が精神はおかしくなっているのではないかと心配になる」

 以上が、娘ほど年の違う与正氏から、文在寅大統領に向けて発せられた暴言である。1つの談話に、これほどたくさんの汚い言葉をよく入れられたものだ。文大統領にとっては、恩をアダで返されたようなものだろう。

 それまで、北朝鮮への刺激を避けていた韓国大統領府も、さすがにこの談話は見過ごせなかった。

 韓国大統領府は金与正氏の談話について同日に即刻、「非常に無礼な語調で、あしざまにけなし、非常識だ」と反発。「南北首脳間の信頼を根本的に損なうもので、北の分別をわきまえない言動にこれ以上我慢しないことを明白に警告する」と表明した。さらに、連絡事務所の爆破などについて「すべての事態の結果は全面的に北側が責任を負わねばならない」「基本的な礼儀を守るように」と警告した。

 こうした韓国大統領府の反発をあざ笑うかのように、北朝鮮は国営メディアを通してその後も連日、韓国への非難や罵倒を繰り返し、次の挑発行為をちらつかせている。

 簡潔に言えば、南北和解・協力にこだわり「平和と共存のための努力を妨げてはならない」と訴えた文氏は、北朝鮮から完全に足元を見られているのだ。それを北朝鮮は今回、行動で示しただけだ。

この期に及んで対話に期待する文大統領

 なぜ、北朝鮮はここまで文在寅大統領に悪罵の数々を投げつけられるのだろうか。それは、なめられ、なじられ、北朝鮮から完全に面子をつぶされた文氏が、それでも北朝鮮との対話は諦めないと思っているからだ。

 文氏は金与正談話が発表された17日には早速、外交関係閣僚経験者との懇談会で「忍耐し、対話によって問題を解決したい」と語ったという。

 北朝鮮が挑発を連発し、2000年の615南北共同宣言以前の緊張状態に戻そうとしているこの期に及んでも、我慢して北朝鮮と対話をするのだという。文氏には、これまでの対北政策を放棄し方針を変える気はない。

 もちろん、韓国国内では保守系野党から「文政権の対北政策が間違っていたことが証明された」とし、文氏に方針の変換を求める声が強まっている。左派の与党内部からさえも「政府の政策が間違っていた」と自省する意見が出ている。一般国民は、北朝鮮の暴挙に批判的なかたわら、北朝鮮に今回も裏切られた文政権を冷ややかに見ているようだ。


5/7

金与正氏 ©getty 

 それでも文氏は北朝鮮との対話を諦めない。文氏にとって幸い、4月の総選挙で左派系与党「共に民主党」が歴史的な圧勝を収めたことで、どうにか政権運営を維持できそうな状況にある。

 北朝鮮の挑発にも関わらず、脱北者団体は朝鮮戦争勃発70年に当たる625日に、北朝鮮に向け金正恩政権を批判するビラを散布する計画だ。韓国政府はこの散布を阻止し、法的な対処方針も表明した。韓国はまた弱腰を見せてしまった。

 こうした韓国内部の状況を北朝鮮が注視している。その上で、韓国に対し、次の一手を下すタイミングを計っている。文政権が北朝鮮の主張を聞き入れる限り、文在寅大統領は北朝鮮に利用され続けることになるだろう。

(名村隆寛(産経新聞ソウル支局長)/Webオリジナル(特集班))


 南北首脳会談にも金与正(右)は同行していた(2018年4月)


南北首脳が20184月に合意した板門店宣言には「軍事境界線一帯での宣伝放送やビラ散布などあらゆる敵対行為の中止」という項目が盛り込まれている。この合意を韓国側が守っていないという不満が北朝鮮にはあるんだ。韓国は日本からホワイト国で恩恵を受けて居た事が判って居ない?。どうにか成し遂げた今までの成果を守り、育て上げていく。北朝鮮も過去の対決の時代に戻ろうとしてはいけない。ともに突破口を探すときだと文在寅大統領が言って居ますが、この言葉で北朝鮮を韓国に置き換えて、日韓の問題を今迄の韓国と日本が締結した条約に適応させる考えがないとは意味が判りません?

北朝鮮は米朝の仲介役を自任する文氏とともに20186月に初の米朝首脳会談を行ったのに、その後何の成果も出ていないのは、「韓国側の約束不履行」というわけだ。

いま北朝鮮経済は、制裁により疲弊しきっている。

その上、「俺っち」が今迄「父つぁん」に聴かされた韓国メディアによれば、新型コロナウイルスの影響で中朝国境も封鎖されるなどコロナ対策の余波もあって、平壌市民にも不満が燻っているという。北朝鮮が今、相当困っていることに間違いはなさそうだ海外へ物品を輸出する際には、それらが兵器などの製造やテロリスト等へ渡らないよう国際的に管理していくという枠組みに則り、輸出者側でも数々の確認作業が必要となります。日本ではこれらの取り組みを主に「リスト規制」と「キャッチオール規制」の二本立てで行っており、その物品や技術が輸出規制対象かどうかをまずリスト規制で調べ、該当する場合は輸出許可の申請を行い、該当しない場合、その物品が前述のような用途で使われないか、どのような需要家によって使われるのか確認するという手順になっています文在寅大統領は北朝鮮側と中國の顔色を見て居るので、中國が巧みな責任転嫁を計って居るのが見え見え!当時の対抗手段でGSOMIAでの日本は韓国が提示した回答期限の5月末までに、回答をしなかったのでこれにより、韓国政府はWTO提訴手続きを再開することにしたそうですが、どうぞ!と言いた。

0 件のコメント:

コメントを投稿

江戸っ子の年明けや新年の迎え方

  令和3年の年初めに初日の出を採り上げていましたが、今回は新年を迎える昔の江戸っ子気質を「俺っち」が今いる東京の昔に戻って見たい!実は 3 ッ日前に「小母さん」が年明けに検査入院をするので暫くは「父つぁん」の家に拘束されることに為り外にも出られない。という事で「父つぁん」に迷惑...