この場に及んで政界では与野党が「武漢ウイルス」問題で空しい遣り取りが続いている。国民の命を守る事より一致できない野党共闘(協力して頑張って居るのかな?)が何ともみっともない報道が会見場での取材活動で議員が、会議室内で密集していたメディア記者達に対し発言したものらしく肩寄せ合って自民党の議員から注意された様です。しかしテレビで流された映像では議員の方が密集して居る様な映像らしい?
「父つぁん」はテレビを見て居ないので何方(どちら)に向かって発言したのかは判りません?政権批判番組を流す「テレ朝」なので編集されたんじゃないの?
この時期会議の様子は議員の座り方は間を開けて居ると思われるので取材陣に対してだと思いますが?
今もどんどん我が国もEUや世界がいろんな行動を規制されても、何とか終息先が見えて欲しい。
日本国民として野党の関係者では有りませんが事実関係を確認してください。何時(いつ)までも手前勝手な極楽とんぼでは無く、確(しっか)りと確認をしてから報道をお願いしますね。
© デイリースポーツ テレビ朝日
自民党の和田政宗参院議員が8日、同日のテレビ朝日「モーニングショー」が、7日に自民党本部で行われた会合で「これちょっと3密だよ、これ!」との大声が飛んだと報じたことに対し、ツイッター投稿で「テレビ朝日『モーニングショー』でまた事実誤認の放送」と指摘した。
「昨日の自民党の会議に多くの議員が出席し3密では?との映像の中で、議員からも『ちょっとこれ3密だよ』と声が挙がったと、この音声込みで紹介したが、これは私の前に座っていた議員が、会議室内で密集していたメディア記者達に対し発言したもの」と投稿した。
この日の「モーニングショー」では、7日に自民党本部で行われた新型コロナウイルス問題の経済対策会合で、多くの議員が集まっているとする映像を、「自民『3密だよ!』コロナ会合 議員密集」と題して報道。会合前に飛んだとして「これちょっと3密だよ、これ!」と叫ぶ声が流され、「不安を感じる出席者も」とのナレーションが入っていた。
映像では、会議室に出席した議員が、前後左右とも間隔を空けずに座り、会議に参加している様子も映し出されていた。一部報道では、会議は4時間15分にも及んだという。
はたして報道通りなのか疑問です。
他国では閣僚にも感染者が居ると言われて居るので、イタリアやEU内の対応にも、世界は、まだまだ終息の時間が掛かりそうです。
続いての記事は雑菌が繁殖すると考えられる食べ物?
本当なら「コロナウイルス」も巣ごもり?しているって考えると?、ちょっと今は敬遠したいね。
朝日新聞社 2020/05/08 11:30
そのホットケーキ危険かも コロナで巣ごもりの落とし穴
https://www.asahi.com/articles/photo/AS20200508000666.html© 朝日新聞社 小麦粉と牛乳と卵を使い、朝食用に焼いたホットケーキ
新型コロナウイルスの感染拡大による外出自粛が続く中、巣ごもり消費の影響で、ホットケーキミックスやお好み焼き粉など「粉もの」の売り上げが伸びているという。だが、「使いかけの小麦粉を台所で保存することは危険」とアレルギーの専門医は注意する。どういうことなのか。
■ダニにとっては「天国」
「ぽたあん」「ぴちぴちぴち」「ぷつぷつ」「ふくふく」……。わかやまけんさんの絵本「しろくまちゃんのほっとけーき」で描かれているように、ホットケーキはできあがるまでの過程も楽しい。小麦粉とバター、卵が混ざったにおいがプーンとすると、幸せな気持ちになる。我が家も新型コロナの影響で学校が休みの娘のために、朝食にホットケーキを作る機会が増えた。だが、市販のホットケーキミックスは数百グラム入りのものが多く、一度に使い切れないことも。そういうときは、袋の口を締めて保存しているのだが……。
「使いかけのホットケーキミックスやお好み焼き粉は、ダニにとっては栄養分がたっぷりの『天国』。保存の仕方が悪いと粉の中でダニが繁殖し、ダニアレルギーの人が食べると呼吸困難などアナフィラキシーショックを起こす可能性があります」。国立成育医療研究センターの大矢幸弘・アレルギーセンター長は、こう注意を呼びかける。
■日本人の2人に1人 ダニアレルギーかも?
ダニが繁殖しやすいのは、温度20~25度、湿度50~70%の環境だ。台所の戸棚や引き出しにはダニが存在していることが多く、輪ゴムやクリップなどで封をしても、隙間があれば入り込んでしまう。砂糖などが加わっているホットケーキミックスや、お好み焼き粉だけでなく、普通の小麦粉や片栗粉の中でも繁殖するという。
クジラを使ったお好み焼き「くじら玉」
小麦粉に入り込んだダニがアレルギーを引き起こす症状は、海外では「パンケーキ症候群」とも言われ、専門家の間では1990年代から知られる症状だ。アレルギーの原因となる物質(=ダニ)は「抗原」と呼ばれるが、この抗原が体内に入ると「IgE抗体」がつくられ、その後、抗原が再び体内に入ったときに抗体と結びつき、アレルギー症状が出る――というメカニズムだ。
大矢さんによると、全国の母子10万組が参加する環境省の「エコチル調査」では、母親の半数がダニのIgE抗体が陽性だったという。また、国立成育医療研究センターで生まれた子どもを対象に行っている長期間の観察研究でも、9歳の子どもの約55%がIgE抗体陽性だった。つまり、日本人の2人に1人はダニアレルギーになる可能性がある。
アレルギーの症状は、軽い人ならじんましんや腹痛程度だが、アナフィラキシーショックを起こすと、呼吸が苦しくなったり、意識を失ったりするかもしれない。ほとんどが食べてから15分~1時間以内に発症する。ダニアレルギーではなく、小麦アレルギーと間違われる例も多く「この間までは小麦粉を食べても大丈夫だったのに、突然アレルギー症状が出た」という場合は、ダニアレルギーの可能性があるという。
ダニの体やふんの中にあるたんぱく質が抗原となるため、十分加熱するとダニは死に、抗体と結びつく力は弱まるが、熱に強いたんぱく質は残るのでアレルギーを防ぐことはできない。そのため、粉製品を使い切れずに残ってしまったときは、ダニの繁殖を防ぐため、密封して冷蔵庫で保存すべきだという。
我が家の粉類は、台所の戸棚に収納していた。娘にはダニアレルギーがあるため、大矢さんの話を聞いてショックを受けた。さっそく古い小麦粉は捨て、冷蔵庫で保管するようにした。もし使いかけの粉類がある方は、ぜひ一度、点検を……。(岡崎明子)
ダニによるアレルギーも小麦粉の保管が影響されるのは従来から言われていた事かも知れませんが、「武漢ウイルス」問題でもホットケーキは食べきって於くなら大丈夫だと思うけれど?
これを食べ切らないとか、後で食するので有れば危険だと言う事に為るのでしょう。
矢張りこの事を頭には入れて置きたい。
さて、次の問題は消毒に使うアルコールに関してです。詳しく解説してありますが化学式を駆使して説明して居ますので一通り目を通して必要な部分を?
ハーバー・ビジネス・オンライン 2020/05/08 08:33
アルコールは何処に行った? 対ウイルスで知っておくべき「アルコール」のこと
© HARBOR BUSINESS Online 提供 ty.photo / PIXTA(ピクスタ)
アルコールは何処へ行った
「エチルアルコールは何処にありや、何処にありや。全世界は知らんと欲す」*
〈*チェスター・ニミッツの発した有名な電文より。戦局の重大なときに確実に存在する筈のもの(ハルゼー提督の空母機動部隊)が、消えてしまった時に発した。”WHERE IS RPT WHERE IS TASK FORCE THIRTY FOUR RR THE WORLD WONDERS(第34任務部隊は何処にありや 何処にありや。全世界は知らんと欲す)”〉
エチルアルコールが市中から消えて既に4か月目になります。エチルアルコールどころか、工業用の変性アルコール*まで消滅しています。それどころか筆者の愛用するコーヒーサイフォンに必須の燃料用アルコール**まで消えつつあり、筆者はとても困っています。幸い、筆者は実験用の95%エチルアルコール(エタノール)を1ガロン(約3.8リットル)備蓄していますので、当座は凌げます。また筆者は、Chemist(化学者)ですので多少の裏技は知っています。(ミスったら死ぬから教えないよ。)
〈*酒税法対策に、エチルアルコール(エタノール)にメチルアルコール(メタノール)や2プロピルアルコール(2プロパノール,イソプロパノールとも呼ぶ)を混ぜて飲用不可としたもの。ものすごく不味いし、場合によれば死にます〉
〈*メタノールに誤飲時の毒性を少しでも緩和するためのエタノールを混ぜたもの。飲んだら死ぬで。失明するで。永久完全失明するで〉
消毒用エタノールなどは、転売屋がものすごいプレミアムを付けて売っているのを見ます。これが品切れの主因と言う主張もありますが、実はエタノールは、工業原料でもあり、81万キロリットルも国内に流通しています(参照:一般社団法人アルコール協会)。医療用のエタノールは製薬用を含めて総量で4万2千キロリットルですので、たかだか5%にすぎません。しかもこれは製薬用も含みますので、消毒用アルコールの需要増といってもシミのようなものです。
参考までにエタノールの輸入価格は2018年で66円/リットルです(参照:アルコール協会)。
エタノールの市中からの払拭には、エタノールそのものの需給の他に理由があります。この連載では、2回にわたってそれを明らかにしてゆきます。
コロナウィルス退治とアルコール
SARS-CoV-2(新型コロナウィルス)問題が生じてすぐのころ、概ね2月上旬まで、「石鹸は、(新型コロナに)効果が無い」だの、「アルコールは、(新型コロナに)無意味」だのといった流言飛語が飛び交いました。
こういう場合は、まず厚生労働省(厚労省)の公式見解を見るのが正しいです。” 厚労省 新型コロナ 消毒”で検索すると文書*が出てきます。
〈*新型コロナウイルスの感染が疑われる人がいる場合の家庭内での注意事項(日本環境感染学会とりまとめ)厚労省〉
”6.取っ手、ドアノブなどの共用する部分を消毒する
タオル、衣類、食器、箸・スプーンなどは、通常の洗濯や洗浄を行います。感染者のものを分けて洗う必要はありません。 ただし、洗浄前のものを共用しないでください。
ウイルスは物についてもしばらく生存しているため、ドアの取っ手やノブ、ベッド柵ウイルスがついている可能性はあります。0.05%の次亜塩素酸ナトリウム(薄めた漂白剤)で拭いた後、水拭きするか、アルコールで拭きましょう。トイレや洗面所の清掃をこまめに行いましょう。清掃は、市販の家庭用洗剤を使用し、すすいだ後に、0.1%の次亜塩素酸ナトリウムを含む家庭用消毒剤を使用します。”(筆者抜粋)
ここででてくるものは、石鹸、洗剤と言った界面活性剤、そして次亜塩素酸ナトリウム(参照:”「漂白剤がコロナに効く」デマは死に至る危険性も。内服薬以外の化学薬品は飲むな食べるな混ぜるな”、”トランプ大統領が世界を震撼させた「漂白剤(家庭用消毒薬)を注射」発言はどれだけ危険か?”)、アルコールの三種類です。この中で石鹸とアルコールが効く理由は、コロナウィルスの特徴にあります。
image via scientificanimations.com(CC BY-SA 4.0)
コロナウィルスは、エンベロープウィルスの一種で、脂質の膜に覆われています。そのエンベロープ(包み)にスパイクタンパク質が生えており、トゲトゲに見えます。このスパイクタンパク質が宿主の細胞に入り込むために必須のものです。そしてエンベロープの膜は寄生された宿主の組織から作られています。このエンベロープの中に遺伝子(コロナウィルスの場合RNA)が入っており、このRNAを宿主の細胞に注入することで増殖することができます。ウィルスは、生物の根本条件である増殖を自身でできないという点で生物ではないという考えがあります。筆者はその考えをとっています。
このエンベロープは脂質でできていますので、界面活性剤(石鹸)やアルコールで極めて容易に溶けてしまいます。エンベロープが破壊されるとそのウィルスは、スパイクタンパク質も失うことで感染力を失い、破壊されます。
次亜塩素酸ナトリウム(キッチンハイター類)の場合、100倍に水で薄めたものでコロナウィルスを「ノックアウト」*できることが知られていますが、これはその強力な酸化力によっています。また、キッチンハイターの場合、界面活性剤が入っていますので濃度によってはエンベロープを溶かす効果も副次的に期待できます。
〈* Byドナルド・トランプ合衆国大統領。筆者はこの表現をとても気に入っている〉
アルコールや石鹸と、次亜塩素酸ナトリウムではコロナウィルスを破壊する仕組みに違いがあるといえます。
いずれにせよ、くれぐれも石鹸や消毒用アルコールやハイターを飲んだり食べたり注射しないでください。下手すると死にますし、失明もあり得ます。そうでなくても気分が悪くなって自分が「ノックアウト」されます。
ここまで、よりよく知りたい方は、ヨシダ製薬による解説*をお勧めします。
〈*Y’s Square:病院感染、院内感染対策学術情報 ヨシダ製薬 2)その他のウイルス〉
アルコールの種類
アルコールがコロナウィルスを破壊することははっきりと分かっているのですが、どのようなアルコールがよいのでしょうか。身の回りにはいろいろなアルコールがあります。
この場合、答えはエタノール一択です。イソプロパノールが混ざっているエタノールでも構いません。イソプロパノールでもよいのですが、医療現場で使うならともかく、一般向けにはあまり出回っていません。
とくに身近に手に入るアルコールとしてはメタノールとエタノールがあります。
「飲んだら失明、最悪死ぬ」のがメタノール
◆【メタノール】
メタノールは、溶媒用や燃料用、工業原料としてとして潤沢にありますが、一般には使ってはいけません。メタノールは、天然ガスから工業的に生産されるので極めて大量に製造され、安価です。脂質も溶かしてしまいます。
via
Wikimedia Commons(Public Domain)
しかしメタノールは、極めて毒性が強いのです。メタノールは体内でアルコール分解酵素によってホルムアルデヒドになります。ホルムアルデヒドの水溶液をホルマリンと称します。これは溶媒であり、生物標本を保存する薬品です。
メタノールを誤飲したり目から吸収すると、メタノールは網膜で迅速にホルムアルデヒドへと酸化され、網膜を破壊し失明します。更にホルムアルデヒドは迅速にギ酸へと酸化され、視神経を破壊します。これによって永久完全失明します。視神経が破壊されますので、治療不能です。
戦後、闇市ではバクダンといってメタノールで嵩増しされた密造酒がでまわり、多くの人が失明したり、命を落としたとされます。また合衆国でも禁酒法の時代におなじ事が起きたとされます。
メタノールは霊長類に対して毒物ですが、致死量は0.3-1.0g/kgと、ある程度の許容量があります。筆者の場合は30gから100g飲むと死んでしまいます。エタノールの場合はその10倍くらいで急性アルコール中毒になって死にます。そしてメタノールでも「酔う」ことができるため、お酒にメタノールを混ぜることが横行しました。しかし、メタノールへの目の感受性はより敏感なため、死ぬ前に完全失明してしまうのです。
従って、メタノールを一般家庭で使うことを筆者は「やっては駄目なこと」としています。
メタノールは、燃料用アルコールが身近なものですが、これには20%程度のエタノールが混ぜられています。これによって誤飲時にエタノールも代謝されることで時間稼ぎをし、胃洗浄や人工透析などの治療までの時間稼ぎをするためです。運がよければ助かりますが、筆者は無理だろうと考えています。命は助かっても失明の可能性が極めて高いです。
お酒に入っているのが「エタノール」
◆【エタノール】
エタノールはお酒にはいっているアルコールです。発酵によるアルコールとエチレンから合成した合成アルコールの二種類がありますが、本邦では発酵アルコールの方が主流です。
合成アルコールの原料であるエチレンは、ナフサ(粗製ガソリン)を原料とした石油化学製品ですがオイルショックや資源バブルによって原油価格が高騰したことと、温暖化対策のための政策的理由から発酵アルコールが重視されてきました*。ただし今日では新・化石資源革命(シェール革命)によって天然ガスが極めて潤沢且つ安くなったため、エチレンの原料物質がナフサから天然ガスへと転換が急速に進みつつあります。筆者は近い将来、費用、温暖化対策の両面で合成アルコールが見直されるのではないかと考えています**。
〈*エタノール燃料の原料が、ナフサでは本末転倒である〉
〈**発酵アルコールの原料であるトウモロコシなどは、栽培に多くの石油を要しており且つ、人間の食料と取り合いになり飢餓の原因にもなったとされる〉
なお、発酵アルコールも合成アルコールもおなじエタノールで差異は全くありません。(炭素の同位体比が違うというのはご勘弁)
via
Wikimedia Commons(Public Domain)
エタノールでは無水アルコール(99%以上)、95%アルコール、変性アルコールが入手可能です。また、消毒薬としては77%エチルアルコールが供給されています。
無水アルコールは、99.9%無水アルコールが薬局では500mLあたり850〜1500円で販売されており、最も身近なものです。但し、エタノールは共沸のために蒸留できるのが95%止まりです。無水アルコールにはかつては、ベンゼン(発がん性がある)、現在はペンタン(体に入れるものではない)が混ぜられており、薄めても体によくありません。
この体によくない無水アルコールには、500円の酒税相当の納付金がかかっています。この納付金は、エタノール1Lあたり1000円とたいへんな重税の上に税金に消費税をかけるという屁理屈が罷り通っています。
Amazon.comで最安値820円だった無水アルコールは、そのうち500円が納付金です。
95%アルコールは蒸留したエタノールで成分はエタノールと水です。工業原料、実験用試薬として広く使われています。工業原料、実験用途の場合は、手続きによって免税となり、免税証書を張りますので筆者の学生時代は、一斗缶(18L)でも一万円前後だったと記憶しています。免税対象外ですと、納付金だけで18000円もします。
飲用可能であるため免税エタノールは、経済産業省の使用許可が必要であり、使用については、使用等の記帳、使用数量等の定期報告等が義務となっています。筆者は学生時代に少し舐めましたが、舌が脱水されて痛いだけでした。
変性アルコールは、エタノールにイソプロパノールなどの有機溶媒を二種類状混ぜることで飲用不能とする代わりに手続き無しで非課税としたものです。たいへんに安く一斗缶(18L)で1万円しませんでした。
変性アルコールのある製品は、エタノール85%、1-プロパノール10%、2-プロパノール5%の組成です。これを蒸留しても共沸のために蒸留後もプロパノールが残留し、苦みがあってとても飲用にはできません。
何故、飲めないもの、食べられないものの味を筆者が知っているかというと、毒性を事前に調べた上で、大概のものは筆者によって舐められているからです。筆者はアリクイのようになんでも最初はペロペロ舐めてしまいます。勿論、事前に毒性をきちんと調べます。そして大概、「苦い」目にあってきました。
消毒には何がよいか
一般向けのコロナウィルス対策としての消毒にはアルコール濃度60~80%程度のエチルアルコールが極めて好適です。プロパノールが混ざっている場合は、総アルコール濃度60-80%とします。メタノールが混ざっているものは、安全のために避けましょう。濃度が高い場合は、水道水で薄めればよいです。
蒸留水や精製水は、命に関わって必要とする人が居ますので無意味に使わないようにしましょう。水道水で全く問題ありません。ミネラルウォーターはむしろ好ましくありません。
アルコールはコロナウィルスのエンベロープを溶かして破壊します。60-80%エタノールは一分程度の接触でコロナウィルスをノックアウトします。しかもすぐに蒸発するのであとに残りません。(厳密には水が残ります。)
外出時など手指が洗えないときや、何かと接触したとき、手指やカートの握りや車のハンドルなどスプレイして滅菌できます(高級車ではアルコールが悪さをすることがあります)し、すぐに乾きます。
筆者は、アルコールをスプレイボトルに入れて持ち歩いています。なんでも舐めるアリクイ君が、なんでもシュッシュするテッポウウオ(アーチャーフィッシュ)に変わりました。そして、水回りはアルコールが流れてしまうために500ppmに薄めたハイターを使って消毒しています。このハイター類については、別の機会にご紹介します。
なお今回はプロパノールについては説明を省略しています。理由は、やや高価(2-プロパノールで1200円/リットル前後)であり、変性アルコールなどエタノールの混ぜ物以外の形では元々一般向けには流通していないからです。プロパノールの安全性はエタノールにやや劣りますが、強力な脱脂能力と殺菌力がありますので医療現場では消毒用に使われています。なお、プロパノールは全体で年間20万トン程度生産されていますので潤沢にあります。
なんでアルコールは消えたのか
新型コロナウィルスと闘うために極めて便利で必須な消毒用アルコールですが、膨大な量が国内で流通しているにもかかわらず、市中から消え、自殺者まででたと報じられています*。勿論、一時的には需要の急増に供給が追いつかない為の品切れは起こりえますが今回は、供給回復の目処がついていません。
〈*聖火ランナーのとんかつ店主、火災で死亡 生前は延期や新型コロナ影響を悲観 2020/05/02毎日新聞〉
なぜこんな情けないことが起きているのでしょうか。これはエタノール特有の省庁間の調整という本来、政治家が直ちに介入すべき事が背景としてあるのです。
エタノールは、酒税が関わるため、医薬品向けは薬事法が関わるために財務省、経産省、厚労省が関わっており、法規制がたいへんに複雑です。
このため市場には大量のエタノールやプロパノールがありますが、アルコール事業法、酒税法、薬事法の敷居をまたぐことができず、出荷が出来ない状態が続いています。
典型的な事例が、納付金が不要な変性アルコールで、エタノールとプロパノールという組成で消毒用アルコールとほぼ同じに薄めれば使えるはずのものが市中に大量且つ安価にありますが、薬事法のために出荷できません。
四月半ば以降、酒造メーカーがアルコール濃度60-77%のお酒を「消毒薬ではない、飲み物」として出荷し、事実上の消毒薬として歓迎されていますが、酒税(エタノール77%で770円/リットル)がかかるうえに「医薬品ではない」という建前でお酒を事実上の消毒薬として出荷するという裏技的な方法がとられています。
無いよりは遙かにマシですが、酒税を抜いても*かなり高価であり、たいへん歪な商品となっています。
〈*2020/5/1以降は、医療機関向けには煩雑な手続きを要するものの酒税非課税となった。参照:「高濃度エタノール製品」に該当する酒類を製造している酒類製造者の方へ2020/05/01国税庁〉
アルコールと用途・規制
出典/アルコール事業法の理解を深める 経済産業省2014
省庁間での調整が行われていることは事実ですが、融通が利かず、時間を浪費していますし、根本的な解決には遠いです。
本来は、政治=内閣または立法府から省庁に指示をし、役人を動かす案件の典型なのですが、その動きが見えません。要は政治、この場合与党政治家が仕事をしていないことが原因と言えます。かつての自民党ならば即座に解決していたことです。
次回は、この規制の壁によるアルコールの目詰まりについて論じます。PCR検査にしろアルコールにしろ何でもかんでも政治が動かずに目詰まりがおこり、市民が犠牲になっています。情けないことです。
◆コロラド博士の「私はこの分野は専門外なのですが」新型コロナ感染症シリーズ5
<文/牧田寛>
【牧田寛】
Twitter ID:@BB45_Colorado
まきた ひろし●著述家・工学博士。徳島大学助手を経て高知工科大学助教、元コロラド大学コロラドスプリングス校客員教授。勤務先大学との関係が著しく悪化し心身を痛めた後解雇。1年半の沈黙の後著述家として再起。本来の専門は、分子反応論、錯体化学、鉱物化学、ワイドギャップ半導体だが、原子力及び核、軍事については、独自に調査・取材を進めてきた。原発問題についてのメルマガ「コロラド博士メルマガ(定期便)」好評配信中
かなり専門的な説明ですがアルコールの扱いは此れだけ多くのアルコールを素人の我々が使い分ける事は難しい!
専門的な理解が出きる人でも消毒用のアルコール類を家庭で使えるかどうかを購入したお店で説明を受ける事も必要ですが効能書きには目を通すくらいも必要かもしれませんね。
いずれにしても「武漢ウイルス」問題が終息しても、世界から見ても日本の生活様式が外出から帰ってきたら嗽と自分のお手々を洗う習慣を日頃から言われて居たので清潔の習慣を今後も続ける事でしょうね。
早く「俺っち」と「父つぁん」の「武漢ウイルス」撲滅終息に、この脅威を(移ると言う?)懸念を払拭して欲しい。
「武漢ウイルス」も同じ様に終息が有って欲しいし、危険がどの位続くか期間が判らないが早く終息が有って欲しい。
ピークに未だ終息の目安を世界は掴んで居ない。当然諸国が自国に「武漢ウイルス」が入って来ると大変ですよね。
世界の国々で自分の国での沈静化や撲滅に医療機関が必死にこの「「武漢ウイルス」対応を展開!ウイルスの感染でどの様に移って行くのかを行くのかで北海道や大阪府も、連日東京都も国民に注意喚起をして居ますね。
日本人は感染予防に以前からインフルエンザ予防にも同じ様な対応をして居るので、問題は高齢者の致死率が高い事が言われて居るので勿論感染をしない事が大切ですが、出来るだけ高齢者とは離して体力を付けて根治やコロナウイルスに負けない体力を維持して欲しいね。
世界の各国が「武漢ウイルス」対応で何とか沈静化をしなければ企業が自社の業務に必要な機材や資材、部品、原材料、サービスなどの供給元なので、中國がこの「武漢ウイルス」対応で入出国が難しく、経済活動の深刻な影響が出始めています。日本は来月に初旬頃には抑え込みたいが、EUや中東や米国も抑え込みに躍起‼‼
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