2020年5月31日日曜日

ハレの日を彩る「はじかみ生姜」 外国産台頭

「父つぁん」の大好きな「はじかみ生姜」が「武漢ウイルス」問題で国内の流通がストップ!料理店の自粛もあって、生産して居た農家が大変な局面に?

かつてはじかみ栽培が多くの生産農家で盛んだったが、此処でも1980年代から中國産の着色(高値で売れれば何でもやる!)された「はじかみ生姜」が多く出回るようになり、現在も残っている農家はわずか数軒だ。記事では木村農園のはじかみは市場で130円程度、需要が高まる年末はさらに高値で取引されるが、安値で中國産の価格はその10分の1程度。

栽培するのは日本独自の品種「金時しょうが」。鮮やかな色を出すには木曽川の砂が最適だという。木村さんは「全国でもこの地域でしか栽培されていないのでは」

確かに庶民が家庭で食する「はじかみ生姜」を手に入れて食べていたのが中國産であったのかと、「父つぁん」のまた残念だとの嘆き声が聞こえます。

新型コロナウイルス感染拡大による営業自粛の影響で、4月から市場への出荷がほぼ止まってしまい、木村さんは「55年仕事を続けているが、こんなに出荷が止まったことは今までなかった」と肩を落とす。ハウスで1年を通して栽培しており、出荷できなくても収穫時期は待ったなし。

普段は小売店には出さない一級品を、スーパーや小売店で割安な値段で売らざるを得ない日々が続き、売り上げは半分以下に落ち込んだ。国産の「はじかみ生姜」が危機に遭遇して居てても何とか特産地の自治体や国の救済をして呉れないと国産特産品を扱う農協にもダメージが有れば消えてしまう国産食材も他にも有りはしないだろうか?

 毎日新聞 2020/05/19  12:56

ハレの日を彩る「はじかみ生姜」 外国産台頭、コロナで愛知の農家ピンチ

https://mainichi.jp/articles/20200519/k00/00m/040/093000c


© 毎日新聞 提供 収穫したばかりの色鮮やかなしょうがの袋詰めをする木村憲政さん=愛知県稲沢市平和町の木村農園で2020514日午前1053分、野村阿悠子撮影 

 焼き魚などに添えられる、紅色が鮮やかなしょうが「はじかみ」。近年は安価な中国産に押され、国産の流通はわずかで主に高級料亭で使われている。そんな国産品も新型コロナウイルスの感染拡大で行き場がなくなり、農家から悲鳴が上がっている。【野村阿悠子】

 「このきれいな色が一番のこだわり」。そう語るのは、愛知県稲沢市で70年以上続くしょうが農園「木村農園」の木村憲政さん(73)だ。栽培するのは日本独自の品種「金時しょうが」。鮮やかな色を出すには木曽川の砂が最適だという。木村さんは「全国でもこの地域でしか栽培されていないのでは」と話す。

 愛知県の尾張地方ではかつてはじかみ栽培が盛んだったが、1980年代から中国産の着色されたはじかみが多く出回るようになり、現在も残っている農家はわずか数軒だ。木村農園のはじかみは市場で130円程度、需要が高まる年末はさらに高値で取引されるが、中国産の価格はその10分の1程度。それでも木村さんのはじかみの自然の色の美しさ、爽やかな香りや辛みは食通を魅了し、高級料亭のほか、各国大使館、飛行機のファーストクラス、豪華客船などの料理で重宝されてきた。

 しかし、新型コロナウイルス感染拡大による営業自粛の影響で、4月から市場への出荷がほぼ止まっている。木村さんは「55年仕事を続けているが、こんなに出荷が止まったことは今までなかった」と肩を落とす。ハウスで1年を通して栽培しており、出荷できなくても収穫時期は待ったなし。普段は小売店には出さない一級品を、小売店で割安な値段で売らざるを得ない日々が続き、売り上げは半分以下に落ち込んだ。

 消毒せずに病気を防げるよう、一度栽培した砂は全て入れ替える。ハウス内は常に初夏の環境を保つよう冷房や暖房が欠かせず、売り上げが落ちても経費はかかる。収穫や出荷作業は全て手作業で、普段はアルバイトを雇っているが、人件費を削るため解雇し、家族だけで作業をこなしている。この状況がいつまで続くか分からず、「農園をやめようか」と家族で話し合った時もあった。しかし「和の食材が日本から消えるのはさみしい」と踏みとどまった。

 今は、農園の経営を担う娘の伊藤聡美さん(42)、将弘さん(44)夫婦が中心となり、加工品のインターネット販売で少しでも収益を上げようと奮闘している。酢漬けや根しょうがをふんだんに使ったジャム、桃としょうがを使った飲みやすい酢などをそろえ、生のはじかみを購入することもできる。将弘さんは「多くの人にはじかみを知ってもらう契機にしたい」と前を向く。「人が集う晴れの日の料理に映えるこの紅色を、ずっと残していきたいから」

 商品の注文は「木村農園」のホームページ、または同農園(0567460228)。

確かに庶民が家庭で食する「はじかみ生姜」を手に入れて食べていたのが中國産であったのかと、「父つぁん」の嘆きが聞こえます。

新型コロナウイルス感染拡大による営業自粛の影響で、4月から市場への出荷がほぼ止まってしまい、木村さんは「55年仕事を続けているが、こんなに出荷が止まったことは今までなかった」と肩を落とす。ハウスで1年を通して栽培しており、出荷できなくても収穫時期は待ったなし。

次なる記事の事も「武漢ウイルス」問題で孫正義氏が立ち上げたソフトバンク創業当時から300年成長する会社として孫が取ってきた戦略がNo.1の会社の集合体を作るという「群戦略」、此れがどの様な展開に為るのか?

孫は、No.1の集合体のグループを作るために、企業買収の際、意図的・戦略的にソフトバンクのブランドを付けてこなかった。なぜならば、もし、No.2No.3になり、売却をしたいと思ったとき、「SBなんたら」「ソフトバンクなんたら」という名前を付けていたら、簡単に売却できないからだ。

そして、コアとなる会社を除き、持株比率も51パーセントや、80パーセント、100パーセントなどを要求してこなかった。むしろスイートスポットを2030パーセントに置き、No.1の会社を集めてきた。その結果、20年で20兆円を超える規模の株式をグループで集めた。

世界には企業連合を組むグループは多数あるが、No.1のグループはない。孫は、グループが自分のファミリーのサービスを使おうとすると、弱者連合にならざるを得ないと言う。本当は1位の会社の製品があるのだが、ファミリーカンパニーの製品を使おう、となる。世界で1位でないのに使わなければいけない。それではシナジー効果も得にくく、強いグループにはなれないというのだ。

東日本大震災を受け孫が経営するソフトバンクは電力供給と料金面で有利な韓国にデータセンターを立ち上げることでKT社と合意した。孫は韓国にデータセンターを置く利点として、「近い」「安い」「高いICTの先進性」の3点を挙げ、「韓国は非常に『近い』外国であり、産業用電気料金が日本の半額で『安い』」ことを挙げている。

 斎藤 徹 2020/05/19  11:00

ソフトバンクGと「2兆円」の行方 Uber急落、WeWork大赤字コロナでスタートアップは終わるのか (前編)

https://bunshun.jp/articles/-/37830


「業界破壊企業」という言葉を知っているだろうか? スゴいビジネスモデルやテクノロジーで破壊的なイノベーションを起こす新興企業のことだ。

 アマゾンやグーグルは言うまでもなく、近年ではウーバーやエアビーアンドビーが斬新なビジネスモデルで既存の業界を破壊し、躍進を遂げてきた。しかし一方で「スタートアップ・バブル」には翳りが見え始め、コロナショックも襲い掛かる。

 新著 『業界破壊企業』(光文社新書) で最新のスゴい企業を20以上紹介する起業家の斎藤徹氏が、ソフトバンクが最大2兆円を投じるWeWorkのつまずきを解説する。 (全2回の1回目/ 後編 に続く)

◆◆◆

「昼間からビール飲み放題」の自由な雰囲気

 WeWorkのビジネスは、シェアワーキングスペースを提供するというものです。ビジネスの構造は比較的シンプルで、世界中の都市で好立地を見つけ、不動産のリース契約を結び、内装や設備などをおしゃれにリニューアルした上で、月額料を支払う会員や企業向けに「シェアワーキングスペース」として提供します。


1/6 WeWork2010年創業。本社はニューヨーク ©︎iStock.com 


 シェアオフィス、シェアワーキングスペースの提供は、今やめずらしいビジネスではありませんが、WeWorkの場合、自由でおしゃれ、思いっきりクリエイティブな雰囲気で「ここなら、きっといいアイデアが生まれそう!」と思わせる演出が際立っています。ワーキングスペースでありながら、昼間からビールが飲み放題というのも、独特な自由さを感じるでしょう。

 競合のシェアオフィスサービスはいかにもビジネス然としており、ゴージャス感や効率性を重視しています。それに対して、WeWorkのブランド戦略は明らかに異質なアプローチであり、それが最大の強みといえるでしょう。

 クリエイティブなカルチャーと高額なサービスによって、「ハイグレードな人たちが集まる、クリエイティブな空間」という空気を醸成し、コミュニティとしての機能も果たしています。

 WeWorkのオフィスで横のつながりを作り、新しいビジネスを生み出す。そのような場になることをWeWorkは狙っているのです。

 こうしたブランド戦略で世界中に一気に拠点数を増やし、20203月の時点で、世界120以上の都市に、800を超える拠点を構えるまでになりました。世界の主要都市には、たいていWeWorkがある。そんなイメージです。もちろん東京にも、大阪にもあります。

WeWorkは「1時間あたり3000万円を失い続ける」

 ここでWeWorkという企業を取り上げたのは、ビジネスの着眼点がおもしろいからではありません。WeWorkのビジネスは、財務的な視点だけで見ると「不動産の又貸し業」で、個人や企業の会員が増えれば収益は上がりますが、不動産のリース料や内装費用など支出面でもかなりの負担となります。

 とはいえ、ベンチャー企業が成長するフェーズ(スケール期)では、採算度外視で事業を拡大するのは当たり前。WeWorkも例外ではありません。赤字を抱えながらビジネスを続けていることは誰もが承知していましたし、その財務面をソフトバンクグループとソフトバンク・ビジョン・ファンドが中心となって支えていたのです。

 ところが――20198月、風向きが変わる出来事が起こります。

 WeWorkが新たな資金調達を見据え、アメリカ・ナスダック上場のために証券登録届出書いわゆる「フォームS‐1」を証券取引委員会に提出したのですが、その資料にあった数字を見て、世界中が驚愕することになりました。

 赤字額が予想をはるかに超えており、かつ不透明な会計処理が数多く見つかったからです。

 2018年の赤字額は約2000億円。2019年に関しても、上半期だけで約980億円の純損失が計上されていることが明らかになったのです。

 WeWorkは事業を拡大するなかで、極めて大きな赤字を垂れ流していたのです。イギリスの経済誌「フィナンシャル・タイムズ」は「彼らは時間あたり、約3000万円を失い続けている」と断罪しました。


2/6 WeWork創業者のアダム・ニューマン。昨年9月に赤字脱却の道筋が見えないことなどを理由にCEOを辞任 ©AFLO


ソフトバンクが投じた「2兆円」

 この事実の発覚により、当時、約5兆円といわれていたWeWorkの時価総額は、約1兆円に暴落。予定していた新規株式公開(IPO)もあっさり延期になってしまいました。

 赤字の額があまりに巨大すぎるからです。

 この段階で、ソフトバンクグループとソフトバンク・ビジョン・ファンドはすでに93億ドル(約1兆円)をWeWorkに出資しており、この状況には頭を抱えたはずですが、追加の出資と融資を含め最大95億ドル(約1兆円)を投じることを決定しました。

 日本円で2兆円――WeWorkは、孫氏の後ろ盾によってなんとか生き延びている状態です。


3/6 孫正義。ソフトバンクグループとソフトバンク・ビジョン・ファンドでWeWorkに約2兆円を投じている ©AFLO


 未上場で時価総額1兆円を下回り、しかも巨額の赤字を垂れ流すWeWorkに、孫氏はなぜ、最大1兆円もの追加資金の投入をするのでしょうか。

 投資の世界では「過去に投資した金額のうち、事業を撤退しても回収できない金額」、言い換えると「回収不能と考えられる金額」のことを「サンクコスト(埋没費用)」と呼び、それに呪縛されることはごとされています。

 しかし、孫氏の立場では、WeWorkは大きすぎて潰せないのでしょう。

 もしWeWorkを潰したら、ソフトバンクグループ本体の財務が大きく毀損するのみならず、ビジョン・ファンドに出資する世界の投資家たちの信頼を失い、さらにソフトバンクの投資を支えてきた日本の銀行も大混乱に陥り、投資活動の後ろ盾を失ってしまう。現在のみならず、未来のビジョンも総崩れになる。そうした判断からだと推測されます。

 実際、WeWork問題に端を発して、ソフトバンクグループの株式を世界的なヘッジファンドが大量に取得、それに呼応するかのように巨額の資産売却と自社株買いを発表、ムーディーズによる格付けの2段階ダウンなど、同社を取り巻く経済環境は大きく揺れ動いています。

このまま「ユニコーン」に出資を続けて大丈夫なのだろうか?

 この一連の出来事を、単純にWeWorkだけの問題だと捉えると、少し本質を取り違えてしまうと私は考えています。

 未上場で時価総額1兆円を下回り、しかも巨額の赤字を垂れ流すWeWorkに、孫氏はなぜ、最大1兆円もの追加資金の投入をするのでしょうか。

 投資の世界では「過去に投資した金額のうち、事業を撤退しても回収できない金額」、言い換えると「回収不能と考えられる金額」のことを「サンクコスト(埋没費用)」と呼び、それに呪縛されることはごとされています。

 しかし、孫氏の立場では、WeWorkは大きすぎて潰せないのでしょう。

 もしWeWorkを潰したら、ソフトバンクグループ本体の財務が大きく毀損するのみならず、ビジョン・ファンドに出資する世界の投資家たちの信頼を失い、さらにソフトバンクの投資を支えてきた日本の銀行も大混乱に陥り、投資活動の後ろ盾を失ってしまう。現在のみならず、未来のビジョンも総崩れになる。そうした判断からだと推測されます。

 実際、WeWork問題に端を発して、ソフトバンクグループの株式を世界的なヘッジファンドが大量に取得、それに呼応するかのように巨額の資産売却と自社株買いを発表、ムーディーズによる格付けの2段階ダウンなど、同社を取り巻く経済環境は大きく揺れ動いています。

このまま「ユニコーン」に出資を続けて大丈夫なのだろうか?

 この一連の出来事を、単純にWeWorkだけの問題だと捉えると、少し本質を取り違えてしまうと私は考えています。

 WeWorkの一件によって、多くの投資家たちはこのように感じたはずです。

 急成長している企業、AIを推進する企業、とりわけ「ユニコーン」と呼ばれる未上場で時価総額が10億ドルを超える企業に積極的に出資しているけれど、彼らの財務状況ははたして健全なのだろうか。このまま出資を続けて、本当に大丈夫なのだろうか、と。

 これは、投資家たちに「新興企業への出資に対する不安」を抱かせる出来事であり、まさに「終わりの始まり」を感じさせる不穏なニュースだったのです。


4/6 ©︎iStock.com


WeWorkUber、そしてコロナショック

 2017年、ソフトバンク・ビジョン・ファンドが立ち上がった当初は、970億ドル(約106700億円)という、予想をはるかに超えた金額を集めたことで世界的な注目を集めました。

 孫氏の強気なスタンスは変わらず、2019年には「2号ファンド」を呼びかけていますが、今のところ、お金集めに苦労しており、「ウォール・ストリート・ジャーナル」の記事(20202月)によると、目標額(1080億ドル)の約半分ほどで、かつ日本企業が多くを占めていると報じています。

 ソフトバンク・ビジョン・ファンドのつまずきは、孫氏だけの問題ではなく、スタートアップを取り巻くマネー環境全体に大きな影を落としています。

 2013年頃から続いてきた、いわゆる「スタートアップ・バブル」も、ついに終わりが見えてきており、ベンチャーキャピタルの投資姿勢にも大きな変化が起きています(図表)。


5/6 図表)投資家タイプ別投資額の推移


 じつは、WeWork問題が発覚する3カ月前に、その予兆ともいうべき出来事がありました。

近年のスタートアップの象徴ともいうべきUberの上場です。

 上場前の予想ではUberの時価総額は900億ドルから1200億ドルの間になるとアナリストは予測していましたが、現実には720億ドル(20195月)に留まり、さらにWeWork問題が発覚してからは一気に株価が下落して450億ドル(201911月)を下回りました。このUberもビジョン・ファンドの出資先で、ソフトバンクグループ(約16パーセント)が筆頭株主なのです。

 2008年に起きた「リーマン・ショック」の際にも、その前兆がありました。それは2007年夏頃からの住宅価格の下落、それにともなうサブプライムローンの不良債権化です。このときは一年の時を経て、百年に一度といわれるカタストロフィ(突然の大破局)を迎えることになりました。

 Uber上場、WeWork問題に端を発したバブル崩壊への予兆は、2020年初頭に世界に広まった新型コロナウイルスによってさらに傷を深くし、巨大な金融危機を世界経済にもたらす可能性がいよいよ高まっています。その余波もあり、「スタートアップ・バブル」は大きくはじけるでしょう。

 これまでは資金面の心配をせず、ビジネスを拡大させてきていたスタートアップでも、資金が集まらずに財務が悪化し、倒産する企業が急増するでしょう。「赤字覚悟のスケール期」を投資家や金融機関が許さなくなり、黒字を維持しながら事業を拡大していくバランス経営が求められるようになります。

 そんな時代の足音が、確実に近づいています。


6/6  ©︎iStock.com © 文春オンライン WeWork2010年創業。本社はニューヨーク 


 私自身、空前のバブル景気がはじけた1991年に起業して以来、数多くの浮き沈みを肌身で感じながら生きてきました。1997年の国内金融危機、2000年のドットコムバブル崩壊、2008年のリーマン・ショックと、そのすべてのタイミングにおいて、ひとりの起業家として倒産寸前の危機を実体験してきました。

 自らが熱いヤカンにさわって、その痛みから多くを学んできたので、この収縮していく時代の空気とこの先の流れを、デジャブのように感じています。

 もちろん、スタートアップへの投資は時代とともに洗練されてきているので、ドットコムバブルの崩壊ほど、急激で、強烈なインパクトではないとしても、スタートアップを取り巻くバブルは確実に終わり、新しい季節、つまりは冬の時代に入ろうとしています。

自然淘汰の波23年続いたあとは……

 厳しい空気を感じながらも、もう少し冷静に、長い目でビジネス環境を眺めてみましよう。

 時代は状に循環するものです。じりじりと上昇し、一瞬で崩壊する。そして進化する。このサイクルの繰り返しです。

 しばらくは厳冬の時代が来るでしょう。スタートアップに対する出資は極めて厳しいものとなり、冷酷な自然淘汰の波が23年ほどは続くでしょう。しかし、その時期を越えると、生き残った投資家たちは新たな出資先を探し、生き残った起業家に大きなお金が集まり、再びバブルの波に乗って、ビジネスを急成長させる企業が登場するでしょう。

 ビジネスにとって、あるいは起業家にとって「拡大や成長」というのは、資本主義の持つ宿命であり、「スケールアップすることが正しい道である」というビジネスマインドから逃れることは困難です。

 結果として、またもやマネーゲームの波に吞まれていくのです。

 ただし、21世紀に入り、それとは異なる新しい価値観、新しい起業のカタチが芽生え始めてきたようです。

  新著『業界破壊企業』 の締めくくりでは、これまでの「スケールアップを目指した野心的な起業」とは異なる、「幸せの連鎖を生むサステナブルな起業」、ハッピーイノベーションを取り上げています。

AIやクルマ孫正義氏と豊田章男氏が手を結ぶ事が日本に於いてどの様な結果を導くのか?

「武漢ウイルス」=新型コロナ感染者は700万人に近づいており、死者は38万人。この企業のトップが「武漢ウイルス」問題で経済のみを考えている訳には行かない!

これを機会に世界を変える、あるいは世界に君臨する事ばかりでは無く出身国の危機に目を向けて日本に足りないソフト面にも投資しないと我が国は世界から埋没して行くのではないか?

中國の覇権主義が普通の国では起こりえないが、日本の様な戦後のフニャフニャな情報機関が法の支配を強く感じる。

中國では明かりが少ないオフィスビルに点灯した「感染症との戦争に勝利」という趣旨のスローガンを掲示して居ましたが、

ほかの国では危機に際しても法を順守する国が有るでしょうか?

自虐的なとんでもない対応や発想の国日本!

今の危機感が各国の懸命に抑え込みにあの手この手で懸命に政策を打ち出している事で、「父つぁん」がふっ、と「俺っち」に呟いた事が、現状でグローバル化を唱えていた鳩山由紀夫元首相が提唱して居た世界が地球家族と、国境が無くなって世界を共産化に邁進して居る事の危険を逆手に取って中國の野望が、逆に日本のトップと目される彼らの思いと重なって来る。各企業のトップも自国の事を考えている様に思えず?我が身を最優先して居る事にしか?思って居ない!

なぜかと言うと、世界の斯くも多い人の知恵が尊重されて良策が出て呉れる事に為って行くので、却ってグローバル化の弊害が噴き出て為りはしませんか?

グローバル企業の「GAFA」は企業活動で全て独禁法が必要な事にも繋がる!
この記事の解説を 斎藤 徹『業界破壊企業』(光文社新書) で最新のスゴい企業を20以上紹介する起業家の斎藤徹氏が、ソフトバンクが最大2兆円を投じるWeWorkのつまずきを解説するので追いましたが、昨日の5月30日に挙げた記事が後編です。

2020年5月30日土曜日

外出制限中に売上66%増 急成長「在宅フィットネス」

「武漢ウイルス」問題で外食産業も大変な時期に国内、国外にも展開している企業がさらなる難しい問題で揺れています?

定食チェーン「大戸屋」、大戸屋ホールディングスの窪田社長が激白の話が記事としてインタビュー記事を読んでみましょう。

「牛角」や「かっぱ寿司」を運営するコロワイドからは、同社の株を約20%保有する筆頭株主の大戸屋の特徴である「店内調理」をやめ、コロワイドの持つセントラルキッチンで調理して各店舗に運ぶことで、効率的な経営や商品の値下げを提案していた。

定食チェーン「大戸屋」を国内外に463店舗展開する大戸屋の大戸屋ホールディングスの実質創業者で、2015年に亡くなった三森久実氏の妻と長男である三森三枝子・智仁の両氏から、20188月と20193月の2度にわたって、保有株を自己株買いとして買い取ってくれないかと提案して居たようですが、証券会社を絡め大手の同業チェーン店を展開していた会社に売却してしまって、同社の株を約20%保有する筆頭株主なった、「牛角」や「かっぱ寿司」を運営するコロワイドから、経営陣の刷新を求める株主提案で窪田社長の話

お互いをよく理解し合って、お互いに相乗効果が出せる提案であれば、検討することはやぶさかでないのだが?と激白。

佐々木 亮祐,田島 靖久 2020/05/26  14:00

大戸屋がコロワイドの株主提案に猛反対する訳

窪田社長が激白「委任状争奪戦でも勝てる」

https://toyokeizai.net/articles/-/352677


© 東洋経済オンライン 大戸屋の窪田健一社長。コロワイドの株主提案に反対の姿勢を明確にした(記者撮影) 

定食チェーン「大戸屋」を国内外に463店舗展開する大戸屋ホールディングスが、窮地に立たされている。同社の株を約20%保有する筆頭株主であり、「牛角」や「かっぱ寿司」を運営するコロワイドから、経営陣の刷新を求める株主提案を受けているからだ。

コロワイドは、大戸屋の特徴である「店内調理」をやめ、コロワイドの持つセントラルキッチンで調理して各店舗に運ぶことで、効率的な経営や商品の値下げを実現することを訴える。大戸屋ホールディングスの株式をさらに取得し、コロワイドの子会社として大戸屋を改革していく構えだ。

これに対し、大戸屋ホールディングスは猛反発。525日には東京都内で記者会見を開き、「コロワイドの株主提案の先に、大戸屋の未来がないことは断言できる」と反論した。コロワイド主導の改革に対し、なぜこれほど強硬に反対するのか。そして、大戸屋ホールディングス単独で経営を立て直すことはできるのか。窪田健一社長が単独インタビューに応じた。

創業家の株売却は寝耳に水だった

 ──コロワイドから株主提案を受けるまでに、どのような経緯があったのですか。

 大戸屋ホールディングスの実質創業者で、2015年に亡くなった三森久実氏の妻と長男である三森三枝子・智仁の両氏から、20188月と20193月の2度にわたって、保有株を自己株買いとして買い取ってくれないかとの話があった。

 ところが、20194月になって突然、証券会社を通じて他社に売却する意向だと伝えられた。まさに寝耳に水の出来事だった。智仁氏から預かったという売却先の候補リスト約10社のロゴを提示され、「どこに売ったらいいか選んでくれ」と迫られたのだ。その中にはコロワイドのロゴもあった。とはいえ、お二人が保有する株なので、その際は「われわれが選ぶわけにはいきません」と断った。

 すると8月に智仁氏から、保有株をコロワイドに売却する旨の通告があった。その頃は、コロワイドのことをよく知らなかったので、「どんな会社だろう」というのが正直な印象だった。

 ──その後2人がコロワイドに保有株を売却、筆頭株主がコロワイドになって、最初は業務提携を持ちかけられたそうですね。

 そうだ。同業同士で相乗効果があればと思い、協議に応じようとした。ただ、秘密保持契約を結ばなければ、業務提携に向けた話し合いができないと考えて提案したが、拒否されてしまった。

 その後、何度か話し合いを重ねたのだが、コロワイド側が突然、「業務提携ができないのなら、子会社化(M&A)する前提になる」と態度を硬化させてきた。業務提携にしてもM&Aにしても、お互いのことをよく知らなければ効果は期待できないのではないかと伝えたところ、いきなり株主提案という暴挙に出られて驚いたというのが真相だ。

 ──取締役の選任などを柱とする株主提案に強く反対しています。どうしてですか。

 株主提案を見ると、ほとんどコスト削減のことしか書かれていない。コロワイドが持っているセントラルキッチンなどいろいろな設備を使って効率化すると。しかし大戸屋は、店内調理で手作りのできたての味を提供するというのが理念であり、これだけは崩せない。そもそも、店内調理を軸とした効率化なら、当社も以前からずっとやっている。

 コロワイドの野尻公平社長に直接会ったときは、「セントラルキッチンを使えば7億円から8億円削減できる」と言っていた。それが、最近では「6億円」などと曖昧な数字になっている。ちゃんと調べずに適当に言っているだけなのだ。そうした相手は信用することができず、株主提案に賛成することはできない。

強引なやり方をしてくる会社とは組めない

 ──コロワイドだから嫌なのでしょうか。それとも、店内調理を生かすという方針なら株主提案を受け入れるという選択肢もあったのでしょうか。

 お互いをよく理解し合って、お互いに相乗効果が出せる提案であれば、検討することはやぶさかでない。われわれは、「企業価値の向上に資することであれば、協議に応じる」と何度も申し上げているくらいだ。しかし、真摯な話し合いに応じてもらえないなど信頼関係を築くことができないばかりか、株主提案という強引なやり方をしてくる会社とは組めないというのが結論だ。


5月から一部店舗で販売を始めた冷凍食品。テイクアウト需要の高まりに対応する(写真:大戸屋HD

 ──セントラルキッチンを使わず、あくまで店内調理を貫き通すのはどうしてですか。

 セントラルキッチンというのは、工場で全部作ってしまい、店舗では盛り付けるだけだ。そこにわれわれが求めるおいしさはない。例えば千切りキャベツ1つとっても、店で洗ってカットした新鮮なキャベツは、セントラルキッチンで作ったものよりもおいしい。

 もちろん当社でも、セントラルキッチンを導入することは考えた。ただ加工済みの食材は当然、生の食材を仕入れるよりも割高だ。加えて、店で仕込むよりも品質は落ちる。コストが上がって品質が落ちるようなものよりも、きちんと店舗で新鮮なものを出したいということだ。原価が上がった分、店舗の作業が減って人件費が下がって吸収するというロジックも、そんな単純な話ではない。まして品質が落ちるのであれば、それは大戸屋の味ではない。

 セントラルキッチンを使ってとことん効率化したものだけがいいと言うなら、外食産業から何も育たない。われわれはそこにチャレンジしていく。効率だけを求める食事なら、他社がやっている。セントラルキッチンを使わない最後のチェーン店になるつもりだ。

 ──コロワイドの株主提案に挙がっている取締役候補者の12人については、どのように感じましたか。

 ほとんど会ったことのない人たちなので、どういう人かわからず、評価のしようがない。候補に挙がっている社外取締役に会わせてくれと面談を申し入れているが、コロワイド側は連絡先さえ教えてくれない。大戸屋のことをよくわかっている人なのか、コロワイドのやり方について理解できているのかといった意思確認をしたいのだが、それさえかなわないのだ。

 候補の中に(創業家の)智仁氏の名前もあるが、当社に3年程度いたにすぎず、経営会議などを無断欠席することもしばしばあった。われわれは故・三森久実前会長から薫陶を受け、大戸屋の創業精神や理念をしっかり受け継いでいる。智仁氏がいなくても当社の経営に問題はない。

 ──大戸屋ホールディングスの現経営陣である窪田社長や山本匡哉取締役も候補に入っています。

 事前にそのような話はまったく受けていないし、承諾もしていない。勝手に株主提案に名前を載せられただけだ。

テイクアウトを5割にする

 ──525日の取締役会で、社外取締役を含む全員一致で株主提案に反対することを決議しました。このまま行くとプロキシーファイト(委任状争奪戦)に発展する可能性が高いですが、株主をどのように説得していくつもりですか。

 今回策定した 新しい中期経営計画を丁寧に説明し、実現させていくというお約束をしっかりとして賛同を求めていくしかないと考えている。株主優待をチラつかせて賛成を得るようなコロワイドのやり方はいかがかと思う。まったく説得力がない。

 一方でホワイトナイト(白馬の騎士)を探すようなこともしていない。大戸屋は外食産業の中では独自の進化をしてきたので、同業者だと難しいのではないか。ただ、具体的な話があるわけではないが、同業ではない商社やメーカーなどで当社の理念を理解して協力していただけるところがあるとすれば、考えないわけではない。

 ──勝てる自信はどのくらいありますか。

 勝ちます。負けませんから。

 ──仮に、株主総会でコロワイド側が買った場合、窪田社長自身の進退はどうしますか。

 負ける前提の話はしない。

 ──とはいえ、ここ数年、業績は極めて厳しいと言わざるをえません、どうやって立て直していかれるつもりですか。


インタビューの間、強気の姿勢を崩さなかった(記者撮影)


 直近の2年間は、業務の効率化や働き方改革などばかりに気を取られて、顧客視点を欠いた「自己都合の改革」だったと反省している。顧客よりも効率化などを優先してしまっていた。ただ、調理工程や業務負担などにメスを入れ、戦う基盤ができた。今後は顧客のことだけを考えればいい。

 3000人にアンケートやインタビューを実施した結果、都市部と地方、ショッピングセンターとロードサイドなど、立地によってニーズが多様化していることがわかった。その結果を受けて、「大戸屋ごはん処」を立地や顧客に合わせて3つに分類、それぞれにマッチした新たなメニューの提供や価格設定をすることにした。新たなグランドメニューは、満足してもらえると手応えを感じている。

 そのうえで、新型コロナを受けてテイクアウトニーズが高まっている。そうした環境変化に対応するため、イートインとテイクアウトの比率を7:3に、将来的には5:5になるようにしていきたい。自社アプリでの弁当注文や、ウーバーイーツなどの宅配代行、冷凍食品の販売を開始するなど具体的な武器はそろった。あとは拡大させていくだけだ。そうすれば大戸屋は必ず立ち直ることができる。

ほとんどコスト削減のことしか書かれていない。コロワイドが持っているセントラルキッチンなどいろいろな設備を使って効率化すると。しかし大戸屋は、店内調理で手作りのできたての味を提供するというのが理念であり、これだけは崩せない。

企業も売り上げを企業としては当然なのにその様な企業も、好いじゃ無いか!遣らないよりは遣る方のが良いと思ってやるのを受け入れても好い。株主総会でコロワイド側が買った場合、窪田社長自身の進退はどうしますか?

当然ですが「負ける前提の話はしない」。

「父つぁん」もその場で調理するこの大戸屋が好みの店だったのでセントラルキッチン方式で確かに安価な処も懐具合によっては行く様だけれど!大戸屋方式のお店は個人経営のお店と同じ様大事にしたい!従来の遣り方を否定して「業界破壊企業」として設備の整った体力フィットネスの場所への処も「武漢ウイルス」問題で自宅での健康維持に急成長した居るようです。

 斎藤 徹 2020/05/19  12:00

外出制限中に売上66%増 急成長「在宅フィットネス」ペロトンを知っているか?

https://bunshun.jp/articles/37831

(斎藤 徹)

「業界破壊企業」という言葉を知っているだろうか? スゴいビジネスモデルやテクノロジーで破壊的なイノベーションを起こす新興企業のことだ。

 ロックダウン(外出制限)の続くアメリカ。新型コロナの経済的な影響も深刻になっているが、直近の四半期で66%も売上を伸ばしたスタートアップがある。それが在宅フィットネスの「ペロトン」だ。同期間に会員も約2倍に増えたという。

 新著『業界破壊企業』(光文社新書)で最新のスゴい企業を20以上紹介する起業家の斎藤徹氏が、世界から注目を集める「ペロトン」のビジネスモデルを紹介する。

◆◆◆

24万円のバイク+月額4000円」のサブスクモデル

 Peloton(ペロトン)のビジネスモデルはフィットネス用のバイクを販売し、在宅でワークアウトができるというものです。

 Peloton専用のバイクには大型モニターが付いていて、画面に流れる動画を見ながら、ユーザーは家庭でフィットネスを行います。

 バイクの販売価格は約2200ドル(約24万円)。動画を見ながらの受講はサブスクモデルとなっていて月額39ドル(約4300円)で、どんなクラスも受け放題となっています。

 これだけ聞くと「そもそも20万円以上もするフィットネスバイクを買うだろうか」と思う人もいるでしょうし、月4000円以上払って、自宅で動画を見ながらバイクを漕ぐというフィットネスがどれほどウケるのかと疑問を持つ人もいるでしょう。

 ところが、これが全米で大ウケなのです。


ペロトンのバイク(約24万円)に乗り、自宅でフィットネスに取り組む。月額は4300円程度 ©︎getty


 理由はいくつかあるのですが、まずは何といっても魅力的で、バリエーション豊かなインストラクター陣です。

 そもそもPelotonは、最初から「在宅でのフィットネス」を展開していたわけではありません。一般のスポーツジムと同じように実店舗を持っていて(現在も実店舗は存在している)会員はそこへ行って体を動かすという、ごく普通のフィットネスジムでした。

 ただし、ワークアウトのスタイルは特徴的で、薄暗いスタジオにフィットネスバイクがズラリと並び、クラブを思わせる音楽がガンガン流れ、これまたクラブと同じような照明のなか、バイクを漕ぐというハードなもの。

 最前列には、テンションが高く、場の空気を一気に盛り上げるようなインストラクターがいて、一緒にバイクを漕ぎながら、ときに厳しく、ときに優しく声をかけ、参加者みんなで汗をかくというスタイルです。

 そんなプログラムとインストラクターが話題を呼び、人気のクラスは予約が取れない状況が続くようになり、その打開策として「自宅でできるオンラインのワークアウト」へと進化していったのです。

なぜ自宅にいるのにモチベーションを保てるのか

 自宅にいながら、動画を見てバイクを漕ぐというのは「気軽さ」という意味で大きな魅力です。その半面、「モチベーションが持続しない」「結局、運動をしなくなってしまう」などのデメリットもあります。

 その点、Pelotonでは、ユーザーが同じ動画を繰り返し見るのではなく、リアルタイムのライブでワークアウトを実施するパターンと、録画されている動画をストリーミングしながらフィットネスするという二つのパターンが用意されています。


バイクには大型モニターが付いていて、画面に流れる動画を見ながらフィットネスを行う ©︎getty 


 いずれにしても、ユーザーは常にオンラインでつながっていて、「ライブ感」にこだわったつくりになっています。そのため「家にいながら、ジムのクラスに参加している」という体験ができるわけです。

 画面には、同じ時間に、同じプログラムを体験している人の情報が次々と表示され、今、どんな人が参加していて「自分の順位が何位なのか」などもリアルタイムでわかるしくみになっています。

 さらに、画面の中央にはインストラクターの姿がカメラ目線で映っていて、あたかも11のプライベートレッスンを受けているような雰囲気もありながら、それでいてスタジオのみんなと一緒にワークアウトしている感覚も味わえるという、絶妙なコンテンツになっているのが特徴です。

 だからこそ、家にいながらでも「この時間の、このインストラクターのクラスに参加しよう」というモチベーションにもなりますし、オンライン上の参加者と一緒に、ときに競い合いながら、体を動かせるというしくみになっています。

 このライブ感、臨場感が人気を呼んでいるのです。

「何でも自分たちでやってしまう」日本の電機メーカーっぽさ

 Pelotonのビジネス戦略として、もうひとつ非常に興味深いのが、すべて自分たちでやってしまうというサービスの品質に対するこだわりです。

 ビジネスの構造を表す言葉で「垂直統合型」と「水平統合型」(水平分業型ともいう)という表現を聞いたことがあるでしょうか。

 垂直統合型とは、製品の開発、生産、販売に到るまでのすべてを一社でやってしまうやり方です。パナソニック、シャープ、ソニーなど日本の名だたる電機メーカーはほとんどがこのスタイルで成長してきました。すべての工程を自社で行うことで、すべての領域で高いクオリティを維持することができ、まさに「メイド・イン・ジャパン」というブランドが確立したともいえます。


ペロトンのバイク。これも自社で開発している ©︎getty 


 一方で、製品の核となる部分は自社で開発し、製造しますが、それ以外の部分は他社にねるというのが水平統合型です。多くの人が使用しているウィンドウズパソコンはその代表的な例です。コアとなるCPUOSはインテルやマイクロソフトが提供し、本体のデザインは各社が、そして製造は中国や台湾の工場で行います。その方が人件費を安く抑えることができますし、現代のビジネススピードを考えると、いちいち自社で広大な工場を保有し、すべてを自社でまかなうというのは現実的には難しくなってきています。

 Pelotonは垂直統合型。「何でも自分たちでやってしまえ!」という考え方です。

 ユーザーが使用するフィットネスバイクを自社で開発しているのはもちろん、すべての動画コンテンツも自前で作成しますし、すべてのソフトウェアのみならず、バイクに搭載するタブレットまでもが自社開発という徹底ぶりです。

 それだけではありません。ユーザー宅への配送も「Peloton」というロゴのスタイリッシュな専用のバンを使用し、自社のスタッフが行い、機材のセットアップから、ユーザーに対するレクチャーまですべて自前でやってしまいます。ルックスのいいインストラクターが自宅までやってきて、セットアップと使い方の指導をしてくれるという徹底ぶりなのです。


外出禁止のアメリカ。ペロトンの室内バイクが宅配されている様子 ©AFLO 


 ビジネスの効率だけを考えるなら水平分業にした方がメリットが多いのですが、Pelotonが顧客に提供しているのは「単なるフィットネスバイクの販売」ではなく、Pelotonというまったく新しいブランドの「体験」なのです

 だからこそ、新しいフィットネスマシンが自宅に届き、セットアップが完了し、実際にワークアウトを始めるところまで、完全に演出されたストーリーが確立しているのです。

 その結果、顧客推奨度を示すNPSスコアは91と全米で2位、チャーンレート(解約率)はわずか1パーセントと驚きの顧客満足度を実現しており、世界的にも注目されています。

 ちなみに、デイビッド・ベッカム氏やマーク・ザッカーバーグ氏もPelotonの会員だといわれており、そういった「セレブ御用達」というイメージもPelotonには追い風になっているでしょう。

この記事の「業界破壊企業」という言葉を知って、スゴいビジネスモデルやテクノロジーで破壊的なイノベーションを起こす新興企業ですが、「武漢ウイルス」問題が在宅で健康維持。

「俺っち」でも買えればフィットネスを遣れって「父つぁん」が言うけれど、一台24万円を即金で買える デイビッド・ベッカム氏やマーク・ザッカーバーグ氏もPelotonの会員だといわれており、そういった「セレブ御用達」というイメージもPelotonには追い風に、個人も自宅でフィットネスに取り組む。月額は4300円程度。製品の核となる部分は自社で開発し、製造しますが、それ以外の部分は他社にねるというのが水平統合型です。多くの人が使用しているウィンドウズパソコンはその代表的な例です。コアとなるCPUOSはインテルやマイクロソフトが提供し、本体のデザインは各社が、そして製造は中国や台湾の工場で行います。その方が人件費を安く抑えることができますし、現代のビジネススピードを考えると、いちいち自社で広大な工場を保有し、すべてを自社でまかなうというのは現実的には難しくなって居るのでは?「武漢ウイルス」問題で勝ち組の企業が出てきますが、自宅から出なければ行動できない事も有ります。

 2020.05.29() 10:35

東京タワーが復活! 50日ぶりに営業再開

https://s.mxtv.jp/tokyomxplus/mx/article/202005291035/

 緊急事態宣言の解除を受け、東京のシンボル「東京タワー」の営業が再開されました。タワーは48日から休業していました。


 営業再開となった528日午前9時には、20人ほどの人たちが並びました。施設では感染防止策として来場者にマスクの着用を呼び掛けるほか、検温することにしています。

 館内での「3密」状態を避けるため、チケット売り場や展望台、エレベーターなどで距離を保つ目印を付けるなどさまざまな対策が取られています。また、高さ150メートルのところにある展望台=「メインデッキ」は600段ほどある外階段で上り下りできます。これまで外階段の利用は土日祝日に限られていましたが、614日まで毎日利用可能です。展望台までは15分ほどで上ることができ、施設では「自粛生活での運動不足も解消してほしい」とアピールしています。


東京タワーが復活! 50日ぶりに営業再開

https://youtu.be/RqbduCRpVUg

「武漢ウイルス」問題で自宅から出なければ行動できない事も有ります。

「俺っち」のすぐそばの東京タワーは良く見えますが再開した事を聞いてエレベーターでの昇れる人が4人で「俺っち」の場所が無い?「小母さん」が抱いて呉れれば昇れるのかしら?

エレベーターの外階段で「俺っち」には600段と聞いては無理!

やっぱり何時もの様に今の場所から見て居るだけだ?

今の危機感が各国の懸命に抑え込みにあの手この手で懸命に政策を打ち出している事で、「父つぁん」がふっ、と何時日常の生活に戻れるんだろうと言って居た事で東京都の第2波で東京アラートメッセージが表示される心配をしているのが気に為る。

2020年5月29日金曜日

「私の身に起きたこと」~とあるウイグル人女性の証言~

「武漢ウイルス」の陰に隠れて採り上げる漫画を見た人がネットで拡散されて居るので、此れだけ人権を蹂躙して居る中國の所業に米国で声を挙げています。

「武漢ウイルス」問題と併せて無視できることでは無いと、共和党と民主党の協力で現在進行中の香港「国防法」や、チベット、ウイグル問題を採り上げて声を挙げています。一向に日本では人権問題としても国内には多くの両自治区の人が居るのに声が聞こえません?

世界の自由世界の人権でどっぷり安全社会に浸かって居る我々の間でも政界に居る議員も本当に次の沖縄尖閣諸島や、北海道に静岡県の土地に匹敵するぐらいの土地を買われて居るのに国会は何の対策も打てない!我々は中國に相互主義を何故言えないのか?中國の土地は国の所有であって土地所有が出来ない。しかし、中國人は日本の土地が買えるので北海道以外の土地も中國人の土地購入で我が国へ侵入して居る件もさっぱり中國の脅威に無関心!当たり前に我々は中國の土地が買えない!当然中國人も買えないと言う相互主義で臨むべき。

他山の石、対岸の火事では無く明日の日本の危機と感じていない。自衛隊の装備を遥かに超えた人民軍の軍事費高騰危機感を米国から指摘されて居るのにさっぱり国会も日本人も意味が飲み込めない?

これからの時代、ウィズコロナと同時に国を守れるのかの岐路に立って居る。

働き方や安全を政界の議員連中には政治マター(マターの意味は、問題、事柄、状況という意味)が欠落して居ませんか?些末な国内問題で野党は政治の混乱を何時までも遣っている場合では無い!

与党の自民党も公明党も纏まる事も出来ずに国の安全には与党内議員にも中國にばかり目が向いて、与党の親中議員は中國のトラップ(罠を仕掛ける、落とし穴、騙す、陥れる、などの意味)に取り込まれて居るのでは?中國の市場欲しさに経済界もトラップからの取り込みで中國に対しての危機意識が無いと思えるのは日本が大好きな人間からは遥か遠くの声に聞こえます?今迄の社会活動が「武漢ウイルス」問題で強制的に変化を促している様に思えます。新疆ウズベキスタンでウイグル人が受けている虐待を何故議員連中の声が聞こえない?親中議員の行動が習近平主席「国賓待遇」招聘を拒否する事から始めろよ!以下の漫画は昨年のネット漫画のものです。

文中の内容は昨年のものとして見て下さいね。

 2019/08/31 14:31

私の身に起きたこと ~とあるウイグル人女性の証言~

https://note.com/tomomishimizu/n/nfd4c33d0fcdf

  清水ともみ 2019/08/31 14:31

2019.10.18 #TRIP #LIFESTYLE #CULTURE

「マンガ『私の身に起きたこと』~とあるウイグル人女性の証言~」というタイトルの漫画がツイッターに投稿されたのは今年の831日のこと。これは瞬く間に拡散され、8.6RTといいねがついた。ウイグル人女性がアメリカ議会で行った実際の証言を漫画化したものだ。日本にいる私たちにはにわかに信じがたいことだが、香港の射撃などをみるにつけ、リアリティは増しているのではないだろうか。

著者の清水ともみさんに、どのような経緯で漫画化したのかをインタビュー。その記事の公開に合わせ、漫画全編をご紹介する。

清水さんのインタビュー記事こちら

どうしてこんなつらい目に?ウイグル人だからさ

https://gendai.ismedia.jp/articles/-/67838

















信じる、信じないは皆さんの自由ですが米国が言っている様に現地での検分を何故に拒むのか? 前段で言って居る様に香港「国防法」で当地のデモの行動に危機感をこの漫画がネットで捉えた事で一般の住民にも知らしめる事に使われて居ます!、チベット、ウイグル問題を採り上げて貰った事で香港もこの様に中國に取り込まれる危機感で声を挙げていと思うけれど?沖縄の辺野古問題にどうして韓国の連中が主導して当地の住民を煽って居るのか、此れも他国による内政干渉で一向に日本では国防や土地問題としても国内には多くの加担者が居る様で反日日本人の存在に政治は強く排除をしないのか、中國の両自治区の人が声を挙げる事に耳を塞ぐ連中の跋扈を許せない!?

「俺っち」の居る日本!日本のこの国はこの様な問題では中國や韓国に何故、発言しないのかさっぱり判らない?世界は大航海時代とは違って最新情報を手にして居るのに国内問題を「武漢ウイルス」問題や人権問題にも悪手ばかりで発言や投稿をしている人を後押しできて居ない!香港の街角の掲示板にも貼られ、多くの香港人にも読まれた『私の身に起きたこと ~とあるウイグル人女性の証言~』。清水ともみさんから提供されて講談社が採り上げて居ました。

ウイグル人の当事者がフランスでデモを行って居ます。欧米では、ウイグル人の人権デモも盛んに行われている。次の記事で写真はパリで行われたデモの様子が清水ともみさんが何故この様な漫画を発表したのかの経緯を見て自分の問題としたいね。多分日本の政界に安穏としている議員の中にも良識を持っている人も居ると期待したい。

 
  

講談社 FRaU編集部 プロフィール

2019.10.18 #TRIP #LIFESTYLE #CULTURE

香港でも拡散!8.6RTウイグル漫画『私の身に起きたこと』が描かれるまで

香港だけじゃない中国の闇

https://gendai.ismedia.jp/articles/-/67834


欧米では、ウイグル人の人権デモも盛んに行われている。写真はパリで行われたデモの様子。Photo by iStock

香港問題で表面化した中国のこと

「中国のいかなる地域でも、中国の分裂を企むものがいれば、最後は今後は粉々に打ち砕かれる」

訪問先のネパールで13日、強硬な発言に出た中国の習近平国家主席(中国外務省発表)。具体的な地名には触れていないが、明らかに、長期化している香港情勢を意識しての発言だ。

101日に、18歳の男子学生が胸を打ち抜かれ、10月5日にはデモなどでマスクなどの着用を禁止する覆面禁止法が施行され、日々緊迫する香港情勢が報じられている。

しかし、中国情勢の中でもなかなか報じられない、忘れられた問題があることをご存知だろうか。それは、中国の西端にありかつては中央アジアを横断するシルクロードの中心地であった「新疆ウイグル自治区」。この地域はもともと、「テュルク系の民族が住む土地」という意味のトルキスタンとも呼ばれていた。住民の大多数はイスラム教徒だ。西トルキスタンはソ連崩壊とともに独立したが、東トルキスタンは1949年から中国に支配されている。

彼らは、単にウイグル人というだけで、中国当局の収容所に次々と入れらているという。「一度拘束されると、帰ってはこられない」と言われているのだ。しかし、その実態を知っている日本人はあまりに少ない。

そんな中、今年8月31日にTwitterで、『「私の身に起きたこと」~とあるウイグル人女性の証言~』という漫画がアップされ、話題をさらった。20191017日時点で、86千にも及ぶリツートといいねを集め、漫画は、公開するとすぐに、日本語だけでなく、作品に共感した有志たちの手で、英語、中国語、ウイグル語などにも翻訳された。さらに、香港では自由を訴える掲示板(レノン・ウォール)に、この漫画を翻訳つきで貼ってくれた人もいたという。


香港の掲示板にも貼られ、多くの香港人にも読まれた『私の身に起きたこと ~とあるウイグル人女性の証言~』。写真提供/清水ともみ

漫画家の清水ともみにさんが、なぜこの漫画を描き、公開したのか。話を伺った。

突然の拘束、拷問。そして、子供までも奪われる現実

「この漫画は、201811月に米議会でウイグル人のミフリグル・トゥルソンさん(29歳)が証言した内容を元にしました。

彼女は、エジプトで結婚をし、3つ子を出産し、幸せに暮らしていました。その子供たちを新疆ウイグル自治区に住む祖父母に見せたいと思い、里帰りしたところ、空港で突然、中国当局に拘束されてしまったんです。まだ生後45日しか経っていない子供たちと引き離され、再教育という名のもと、電気棒などを使われ執拗なまでの拷問を繰り返されたのです。何の罪も犯していないのに……。ある日突然面会できたと思ったら、3つ子のひとり、しかも一番大きく元気だった子の亡骸を渡されたそうです。

私にも子供がいますが、こんな地獄、想像さえもできませんでした」(清水さん)

美しいシルクロードの映像と裏腹の過酷な宿命

かなり前に漫画家として活動経験もあった清水さんは、漫画でこの問題を表現することを思いついた。実は、今回Twitterで公開した作品の前にも、『その國の名を誰も言わない』という28ページでウイグル問題を扱った作品を作っている。こちらの作品は、ミフリグル・トゥルソンさんのような実在の人物にフォーカスした作品ではないが、さまざまなウイグル問題のニュースソースを集め、構成した作品だ。

「最初の作品では、冒頭にウイグルの牧歌的な綿摘みのシーンから描きました。そこに日本のテレビ局のクルーが訪ねに来て手伝ってくれる、という設定になっています。これは実は、100%創作ではないんです。

10年以上前に見た、NHKのドキュメンタリーで、シルクロードを列車で尋ねる番組(『関口知宏の中国鉄道大紀行 〜最長片道ルート36000kmをゆく〜』20071115-18日放映 カシュガル駅編)があって、とても好きで欠かさず見ていたんですね。そのとき、新疆ウイグル自治区も紹介されていて、当時はウイグルがどんな問題を抱えているのかもまったく知らず、ただ番組を見ていました。

その中で、とても広大な綿畑で農婦の女性がひとりで綿摘みをしている映像があって。作業が大変だろうと、番組ナビゲーターの俳優の関口知宏さんが夕方まで綿摘みを手伝っていたシーンがとても美しくて、印象的でした。ただ、なんで一人で作業しているんだろうと、あまりに不思議だったのです。その後、ウイグル問題を知って、あの女性の人生はその後、どうなったのだろうと気になって、彼女を主人公に、さまざまな資料を集めて『その國の名を誰も言わない』という作品を作りました。

自分がそれまでウイグルのことを知らなかったように、ウイグルが置かれている現状を多くの人が知らない。調べるほどに、これは伝えなくてはいけない、知らねばならない問題だと思ったのです」(清水さん)


最初にウイグルのことを漫画にした『その國の名前を誰にも言わない』。こちらで読むことができる。(C)清水ともみ

祖国と連絡を取ることも難しい在日ウイグル人の現状

作品を書くにあたって、間違いがあってはいけないと、できるだけ多くの資料を集めたという。さらに、在日のウイグル人の方の声は非常に参考になったと話す。

「ウイグルを題材に漫画を作ってから、日本の方からは、こんな事実知らなかったこんなにヒドイなんて!というようなコメントを多くいただき、ウイグル人の方からはよくぞ漫画にしてくれた!という声を多くいただきました。でも、在日のウイグル人の方の多くは、両親など家族が拘束されていて、収容所から未だに帰ってこなくて、生きているのかすらもわからないと話される方がとても多いです。

ウイグルに帰国した友達に、自分の親の所在を尋ねるために国際電話をしたら、もう電話はしないほうがいいと言われ、一切祖国と連絡が取れないという人も数多くいます。そんな現状があるからこそ、現状を漫画にしてほしいと言われました。家族も祖国も奪われ、自身も拘束の恐怖に怯える。とにかくここで見たこと聞いたことを多くの人に伝えてくださいというのが彼らの願いなのです」(清水さん)

絵本的に世代も国境も超えて読めるように

『その國の名を誰も言わない』の後描かれた、今回話題になった『「私の身に起きたこと」~とあるウイグル人女性の証言~』は、前作とは絵のタッチが随分と違う。これには、清水さんの深い思いがあるという。

『「私の身に起きたこと」~とあるウイグル人女性の証言~』の漫画こちらですべて読むことができます。

「前作の『その國の名を誰も言わない』はリアルなタッチで描きました。それでも現実よりはかなり抑えてマイルドに表現をしていますが、拘束や拷問などのシーンが衝撃的で最後まで読めなかったという方もいたようです。リアルな形で伝えることも大事ですが、それで拒否反応が出てしまっては、ウイグルの問題を知ってもらえないので意味がありません。なので、今回はコマの取り方も単純に読みやすく、さらにタッチも絵本的にあえて描きました。内容はミフリグル・トゥルソンさん体験なのでリアルなままですが、視覚的に子供でも読んでもらえるように工夫をしました。

実際に、年齢ははっきりはわからないけれど1020代の方からまるで知らなかった、無知を呪います。これからもっと知っていきたいとメッセージをいただきました。若い方からの声は特にうれしかったですね」(清水さん)

保守リベ左右関係なく、共有すべき問題だと思う

清水さんがこの漫画を発表し、多くの共感もあったが、SNSでの清水さんの保守的なコメントなどから、中には冷ややかなコメントもあった。

そのあたり、批判も含めて、ぶっちゃけて清水さんはどう思っているのだろうか?

「いろんな意見があることは理解しています。でも、保守派だからウイグル問題、という意識は私の中にはありません。ウイグルなどの人権問題こそ、普段の保守リベ左右等の思想に囚われるべきではないと考えています。逆に、恐れて真実を伝えないことも罪だと思うのです。まずは、知ること。そこから自分はどう感じるかを考えればいいと思うのです」(清水さん)

清水ともみ

1996年頃デビュー。主な作品は電子書籍サイトにあります。イラストとアニメMV制作。現在はウイグル没入状態。ウイグル漫画「その國の名を誰も言わない」「私の身に起きたこと」御用向きはsuimi2u0201@gmail.comまで。 サポートお願いします。

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No one will say the name of that country 

「新疆ウイグル自治区」。この地域はもともと、「テュルク系の民族が住む土地」という意味のトルキスタンとも呼ばれていた。住民の大多数はイスラム教徒だ。西トルキスタンはソ連崩壊とともに独立したが、東トルキスタンは1949年から無神論の中國に(信仰の自由が無い国)支配されている。この様に覇権主義の中國は隙あらば必ずチョッカイヲ出して自国に取り込む!「父つぁん」の意見も多分粉砕されて投獄かな?

中國のいかなる地域でも、中國の分裂を企むものがいれば、最後は今後は粉々に打ち砕かれるそうだから?

「武漢ウイルス」問題と併せて無視できることでは無いと、米国の共和党と民主党の全会一致の協力で現在進行中の香港「国防法」や、チベット、ウイグル問題を採り上げて声を挙げています。翻って我が日本では一向に人権問題としても国内には多くのチベット、ウイグル両自治区の人が居るのに何故か声が聞こえません?香港の「国防法」で当地のデモの行動に本土?の中國の危機感をこの漫画がネットで捉えた事で一般の住民にも知らしめる事に使われて居ます!、人権の国?フランスでも、チベット、ウイグル問題を採り上げて声を挙げています。

一向に日本では人権問題としても国内には多くの両自治区の人が居るのに声が聞こえません?日本のこの国はこの様な問題では中國に何故、発言しないのかさっぱり判らない?
「俺っち」だったら鉤爪を出して猫パンチを繰り出すぜ!今の世界は大航海時代とは違って最新情報を手にして居るのにこの時期に本来ならば「武漢ウイルス」問題で他国に手を出さないと思って居ては危険!

中國の覇権主義や人権問題にも悪手ばかりで停滞して居ると思って気を許して居ては駄目です。自由世界の先進国と言われて居る諸国は選挙で何年かすればトップが交代するが共産党一党独裁の体制ではこの体制が崩壊しない限り無理!強固な体制を維持するために共産党トップの強硬な法律を次から次に作っている。

この様な発言や投稿をしている人を我が日本には後押しできて居ないばかりなのか?!この漫画が香港の掲示板にも貼られ、多くの香港人にも読まれた『私の身に起きたこと ~とあるウイグル人女性の証言~』。清水ともみさんから提供されて講談社がこの様に採り上げて居ました。

江戸っ子の年明けや新年の迎え方

  令和3年の年初めに初日の出を採り上げていましたが、今回は新年を迎える昔の江戸っ子気質を「俺っち」が今いる東京の昔に戻って見たい!実は 3 ッ日前に「小母さん」が年明けに検査入院をするので暫くは「父つぁん」の家に拘束されることに為り外にも出られない。という事で「父つぁん」に迷惑...