未だに衰える事が無く今日も連日世界を震撼させて居る「武漢ウイルス」対応で日本国内の商業危機が現実に為って来ました。
近隣の閉店お知らせを自分の店では出さないと心に決めていた老舗の衣料店が、消費税で5%から8%に為っても確かに売り上げに影響が有ったが、「武漢ウイルス」問題が萎えた気持ちを奮起して自分の店が活気を取り戻そうと頑張りが続かない事で「さよならセール」で閉店をする事が記事に為って居ました。
森下友貴、後藤遼太 2020年4月17日 11時57分
「コロナには勝てなかった」大震災乗り越えた名物店に幕
有料会員限定記事 新型コロナウイルス
新型コロナウイルスの影響などにより、4月末で店を閉める「コーベガロー」=2020年4月16日午後4時43分、神戸市中央区、森下友貴撮影
東京五輪にわく1964年、神戸の中心地で創業した衣料品店が、4月末で56年の歴史を閉じる。バブル崩壊も阪神・淡路大震災も乗り越えてきた老舗だが、新型コロナウイルスの感染拡大で客足が激減。「コロナには勝てなかったよ」。店じまいを決断した2代目社長の言葉に、一人残ったベテラン店員も涙ぐんだ。
「さよならセール」と書かれた貼り紙の前で涙をぬぐう店員の鈴田加代子さん(右)と湯川直樹さん=2020年4月2日午後4時38分、神戸市中央区、後藤遼太撮影
神戸港が開港した明治時代から続く神戸元町商店街。約1・2キロの長い通りに約300の店が軒を連ねる。「ハイカラ」の代名詞でもあったアーケード街の一等地に立つ「コーベガロー」。異国情緒漂う木彫りの看板は、よく観光客の記念撮影スポットになった。そのショーウィンドーに3月、「さよならセール」の貼り紙が貼られた。
「商店街に人がいない。43年やってきて初めてだよ」。社長の湯川直樹さん(70)はさみしく笑う。赤いカーペット敷きの店内は、昨年改装したばかり。華やかなワンピースやドレスが並ぶ店内に、客の姿はない。新型コロナで客層の中心だったお年寄りが外出を控え、1月の売り上げは例年より5~6割落ちた。
昨年リニューアルしたばかりの店内で思い出を話す湯川直樹さん=2020年4月2日午後4時18分、神戸市中央区、後藤遼太撮影
大震災でも「自分が活気づけなあかん」
「ドリフ大爆笑」の放送が始まり、王貞治が世界新記録の756号本塁打を放った77年。湯川さんは貿易会社を辞めて親戚の先代経営者から店を継いだ。
衣料品店なのに一風変わった名前なのは、先代が画家で、かつてこの場所で画廊を営んでいた頃の名残という。湯川さんはこの仕事が気に入り、盆と正月以外は店に立った。「服が好きで、人と話すのはもっと好きだったからね」
売り上げは絶好調だった。ポートアイランドの建設が進み、異人館ブームが神戸の街を席巻した頃。店が外国人でごった返せば「港に客船が入ったな」とわかった。全国から観光客が訪れ、様々な方言が飛び交った。従業員7人が休む間もなく働き、年間2万着をさばいた。
95年1月17日、神戸の街を激震が襲った。店も一部損壊。「もう商売はあかんなあ」とささやき合う商店街で「自分が活気づけなあかん」と奮起した。1週間後に営業を再開すると、コートやセーターが飛ぶように売れた。毎日バイクや車で大阪に買い付けに行き、100着以上並べても売れ残らなかった。常連客が顔を出すたび、「無事だったか」と喜び合った。
「2000年ごろ、30秒ごとにお客さんが入ってきてたわ」。20年以上働く鈴田加代子さん(63)は振り返る。「いつやろ? 消費税が5%になり8%になり、お客さんが如実に減ったね」。湯川さんも言葉を継ぐ。「客との会話が減ったね。昔ながらのスタイルが通用しなくなったかな」
自粛要請、完全に途絶えた客足
昨年10月、消費税率が10%に引き上げられると、客足は更に遠のいた。売り上げはピーク時の10分の1ほどに。従業員は鈴田さんだけになった。新型コロナの報道が増えた今年1月ごろからは、商店街の人通りもすっかり減った。
1階が店舗、2~3階は倉庫。毎月の賃料や光熱費がずっしりのしかかった。
2月に入って閉店を意識し始め、3月半ばに正式に決めた。「さよならセール」の貼り紙をすると、昔よく来てくれた常連さんも含めて少し客足が戻った。
最後ぐらいはにぎやかに終われるか、と期待した矢先の3月20日、再び完全に客足が途絶えた。テレビには「大阪と兵庫の往来自粛」を要請する大阪府知事の姿が映し出されていた。
「今日がだめでも明日がある。それが商売。でも、ウイルスは一寸先が闇。ま、コロナに勝てなかっただけの話だよ」と湯川さん。鈴田さんは「さみしさは言葉にできない」と目元をぬぐった。
商店街を歩くと、シャッターを下ろして「テナント募集」の看板を掲げる店舗が目につくようになった。
「さよならセール」と書かれたショーウィンドーの貼り紙の奥で商品を整理する湯川直樹さん=2020年4月2日午後4時44分、神戸市中央区、後藤遼太撮影
「死ぬまでここで働こうと思っていたから、未練はある。だけど『もうだめだ』と肌で感じるんや。商店街に残る人たちには、何とか踏みとどまってほしいよ」(森下友貴、後藤遼太)
消費落ち込み、「あらゆる業種に影響」
日本銀行が4月1日に発表した3月の全国企業短期経済観測調査(短観)では、新型コロナが景気を直撃している状況が浮き彫りになった。景気が「良い」と答えた企業の割合から「悪い」と答えた割合を引いた業況判断指数(DI)は、代表的指標の大企業・製造業でマイナス8になり、昨年12月の前回調査から8ポイント悪化した。中小企業・製造業が6ポイント悪化のマイナス15、外出自粛やイベント中止が響いた宿泊・飲食サービスは大企業で70ポイント悪化のマイナス59となった。
企業倒産も相次ぐ。東京商工リサーチによると、2月以降、新型コロナの感染拡大などによる倒産は全国で39件発生。8件が宿泊業、5件が飲食店という。倒産手続きに入った会社も4月16日現在で24社ある。
東京商工リサーチ情報本部の坂田芳博・情報部課長は「自粛などに伴う個人消費の落ち込みが広がり、あらゆる業種で影響が出ている。消費増税で弱っていた会社に追い打ちをかけた」と指摘。「大手自動車メーカーでも生産ラインを止める動きがある。長期化すれば下請け企業に影響し、製造業も含めた幅広い業種で倒産が増える懸念がある」と話している。
1972年当時の神戸元町商店街。この年、六甲アイランドの造成工事が始まった=神戸市
56年の歴史に幕を降ろす!
此の年は東京オリンピック開催で第2回パラリンピック大会も、1964年の夏季オリンピックと同時開催として東京で初めて開催したのではなかったかな~?
但し当大会をオリンピック開催都市と同一都市で行う方式は、東京大会後は定着せずいったん中断するが8年後の復活開催に為って今に至ったようですが、話を戻して、神戸の衣料店の「コーベガロー」の閉店を一人残ったベテラン店員の鈴田加代子さんの涙は辛いものが有ります。
この様な事態がこれからもあなたの廻りでも目にする事が多く為らるのでは?
資金ショートして倒産すれば、多くの負債返済を負う事に為るのでこの様に閉店して店を畳む事例が今後の多くの地域で発生しそうです。
「俺っち」も、「父つぁん」から聞いた事で日本には、まだまだ遣らなければいけない必要な政策があると言う事を先ずは行って貰いたい。
「父つぁん」がこれからも倒産件数の増える日本には、まだまだ遣らなければいけない必要な政策がある。
世界に目を向けて居た企業も国内の活性化に資金を廻す事より国を捨てて脱出する事の方が良いのではと疑います。
東京都の顔である小池百合子知事が7月に再選を狙って行われますが出身母体の自民党の国政を握っているので次期の都知事再選が叶えば二階幹事長があと何年頑張っていられるのか判りませんが、国政の経験を背に首相を狙ってくるかもしれません?都議会の自民党が嫌って居るのでどの様な結果が出るのか注目せざるを得ない!
今、中國の「武漢ウイルス」対応で日本よりも中國に、二階幹事長が東京都に使い捨ての医療用防護服を2万枚の提供、さらに追加で5~10万枚量の防護服を提供して欲しいと要請(計12万枚?)。日本の経済や防疫体制が必要なのが先なのでは無いのか?小池都知事が10万枚の量を快諾?地方の県の兵庫県の井戸県知事が中國の姉妹都市にマスクの備蓄で120万枚の内100万枚を送ることを表明?ところが神戸の医者がTwitter?で神戸市内にはマスク不足で苦慮して居る事が報告されて居ました!自国の問題を見て居ない対応に首を傾げざるを得ません。
豊洲市場問題でも要らぬ問題で東京オリンピックに於いても駐車場確保にも従来の計画を反故にして計画資金を狂わせる責任も問われないか?
投票権を「父つぁん」も当然都内に住んで居るので都政にも都議会議員選挙を注目しているが、 小池都知事が行った結果で多くの疑問を持つに至ったのでこの選挙にも都民ファーストの結成と同時に党首として一時は大きな風を巻き起こしていたが何故自民党を抑え込んで居たのに今回の都議選に親中の二階幹事長が都議会自民党団の意見を聞こうとしないで容認に突き進むのか良く判りません。
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