いよいよ残り少なくなった今年。夕方からの地域によっては空を見る事も無くお月様も無関心にやり過ごして仕舞いがちです。「武漢ウイルス」で世界が悪戦苦闘の最中だからこそ、ソーシャルディスタンスで外にも出られず、仕事もテレワークで自宅や遠隔地で作業を強いられている。ならば空を見上げて一人で満月を満喫。この記事は先月に採り上げられていたものをちょっと覗いて見ましょうね。
2021年の元旦から大晦日までの「月の満ち欠け」を再現した5分動画 |
sorae 宇宙へのポータルサイト
https://sorae.info/astronomy/20201125-moon.html
https://sorae.info/moon-calendar#2021
十三夜の月を再現した画像(Credit: NASA’s Goddard Space Flight Center)
あと1か月ほどで大晦日を迎える2020年は、多くの人々にとって記憶に強く残る年になったのではないでしょうか。12月6日にはJAXA(宇宙航空研究開発機構)の小惑星探査機「はやぶさ2」の再突入カプセルがいよいよオーストラリアのウーメラに着陸する予定となっており、soraeとしてはカプセルの着陸・回収の詳報や拡張ミッションに挑む「はやぶさ2」の動向などをお伝えしているうちに2021年を迎えることになりそうです。
https://www.youtube.com/watch?v=GYE2P7BWBAs&feature=emb_imp_woyt
Moon Phases 2021 – Northern
Hemisphere – 4K - YouTube
▲Moon
Phases 2021 – Northern Hemisphere – 4K(Credit: NASA’s Goddard Space Flight Center)▲
こちらは、来年2021年の元日から大晦日までの月の満ち欠けの様子を約5分間の動画で再現したもの(※BGM付きなので音量にご注意下さい)。NASAの月周回衛星「ルナー・リコネサンス・オービター(LRO)」による観測データをもとに、NASAのゴダード宇宙飛行センターによって作成されました。YouTubeには最大4Kの高解像度でアップロードされています。
月の地名から動画の情報に至る表記はすべて英語ですが、動画右下の「Time」には「日/月/年/時刻(協定世界時、日本標準時よりも9時間遅い)」の順で日時が、その下の「Phase」には満月に対する比率(%)と月齢(日/時/分の順)が表示されています。詳しい話は後にして、まずは日々変化していく月の満ち欠けを是非お楽しみ下さい。
さて、動画の月は満ち欠けしながら左右に大きく傾いていますが、これは地球の自転軸が傾いているために生じる見かけの角度の変化です。これとは別に、月の公転軌道が真円ではなく楕円をしていたり自転軸が公転面に対して傾いていたりすることなどで生じる「秤動(ひょうどう)」と呼ばれる現象も動画では再現されています。
月は自転と公転の周期が一致しているため常に表側を地球に向けていますが、秤動が生じることで、わずかですが裏側の一部を見ることができます。秤動の動きは動画左下の「ジャイロスコープ」表示における青いリングの傾きで確認することができます。
また、動画中央の月全体のサイズも大きくなったり小さくなったりしていますが、これは月が地球に対して近づいたり遠ざかったりすることで生じる月の見かけの大きさの変化を示しています。地球から月までの距離は約35万6400~40万6700km(地球の直径の約28~32倍)の間で変化しているため、月の見かけの大きさも変わるというわけです。動画の右側を見ると、月が地球からどれくらい離れているのかが地球の直径に対する比率で示されています。
月が地球に最接近する頃の満月はいわゆる「スーパームーン」と呼ばれていて、2021年では5月26日の満月が該当します(ただし、スーパームーンには天文学的にはっきりとした定義はありません)。なお、この日は日本全国で皆既月食が見られる(昇ってきた月がすでに欠け始めている「月出帯食(げつしゅつたいしょく)」)ため、スーパームーンと月食をどちらも観望することができそうです。
関連:なめらかに回転する月の動画、NASA月周回衛星のデータをもとに作成される
Image
and Video Credit: NASA’s Goddard Space Flight Center
Source: ゴダード宇宙飛行センター
文/松村武宏
満月・新月カレンダー 2021年(令和3年)
満月・新月 |
満月の通称 |
|
1月 |
🌑新月 1/13 14:00 |
・ウルフムーン(狼月/英語:Wolf Moon) |
2月 |
🌑新月 2/12 4:06 |
・スノームーン(雪月/英語:Snow Moon) |
3月 |
🌑新月 3/13 19:21 |
・ワームムーン(芋虫月/英語:Worm Moon) |
4月 |
🌑新月 4/12 11:31 |
・ピンクムーン(桃色月/英語:Pink Moon) |
5月 |
🌑新月 5/12 4:00 |
・フラワームーン(花月/英語:Flower
Moon) |
6月 |
🌑新月 6/10 19:53 |
・ストロベリームーン(苺月/英語:Strawberry
Moon) |
7月 |
🌑新月 7/10 10:17 |
・バックムーン(男鹿月/英語:Buck Moon) |
8月 |
🌑新月 8/8 22:50 |
・スタージェンムーン(チョウザメ月/英語:Sturgeon
Moon) |
9月 |
🌑新月 9/7 9:52 |
・ハーベストムーン(収穫月/英語:Harvest
Moon) |
10月 |
🌑新月 10/6 20:5 |
・ハンターズムーン(狩猟月/英語:Hunter's
Moon) |
11月 |
🌑新月 11/5 6:15 |
・ビーバームーン(ビーバー月/英語:Beaver
Moon) |
12月 |
🌑新月 12/4 16:43 |
・コールドムーン(寒月/英語:Cold Moon) |
この記事の中には、掘り下げて関連記事へのリンクをそのままにして有りますので是非時間の許す限りチェックして欲しい。日本には素晴らしい風物詩や神話から現在に繋がるお伽噺を伝えていけるから現在も楽しいんだね。
「父つぁん」は手元にあるカメラでお月様の写真を手持ちで撮るので、結構数を持っています。ただ、動画の動きは結構楽しいもんだと思います。
ただ、動画の動きは結構楽しいもんだと思います。動画で観られるので是非リンクをクリックしてみて下さいね。「俺っち」も子供たちへのお話を季節ごとに小さい子供に家庭で出来るのか判らないけれど、幼児教育の基本に季節の風物詩を聞かせる様にしたいけど「父つぁん」もあまり知らないので大きな顔が出来ない!なぜ、小学校の教員資格が大事かと言うと日本人の情操に大変な責任が必要で、中学・高校時代さらに大学教授等の専門学科に小学校の様にオールマイティーに対応する事が難しいのかも知れない。「俺っち」の活動で報告する事が無いので今日はこの記事だけで良い事にします。
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