報道関係の論調がいつもの調子で戦争は無残!いったん有事で戦争に為れば、きれいな戦争はありません。ましてや此方が白旗を挙げて抵抗を遣らないと言っても国体がまるで違う国に占領されて飲み込まれる状況でも国防が無意味とでも言うのでしょうか?
2001年9月11日(火)の朝、イスラーム過激派テロリスト集団アルカイダによって行われた、米国に対する4回の協調テロ攻撃である。9.11テロ事件とも呼ばれる。
同時多発テロの首謀者アル=カーイダのビン=ラーディンを、アフガニスタンが匿っているとして、2001年10月、米国のブッシュ大統領が空爆と地上軍を投入して攻撃を命令。
それから既に20年。バイデン大統領がアフガン問題に終止符を打つために撤退する時期を窺っていたのでしょう、何を理由に期間を今月の31日にしたのかは判りませんが、たかだか2週間ほどで考えたのはバイデン米大統領は米軍を撤退させ、タリバンとの戦いをアフガン政府軍にゆだねる決断を正当化する際、「われわれはアフガンのパートナーにすべてのツールを提供した…強調しておきたい。すべてのツールだ」と述べていた。
穏健派?と目されていたアフガン政府があっさりタリバンと言う強硬派が政権を奪取。援助していた米国がこの状況を見ての撤収だったのかもしれません。その隙に乗じてロシアは原油と天然ガスがロシアの輸出の59 %を占める利益を共々中國は日本が嫌っても国土を動かせない隣国です。
両国とも経済成長で得た利益と言う資金を湯水のごとく軍事費に投入して戰狼外交に変身!豊かになれば自由社会の一員に参加すると期待されていたのが共産主義のモットーである手段を択ばない形で牙を剥いて世界を変えると息巻いているこの国をどの様な方法で抑えられるのかを考えるのが今では無いでしょうか。一番最後に為りますがアフガン派遣の自衛隊機、タリバンに撃墜される可能性はあるか?は日本国民としては気に為りますが、紛争地への派遣であるので民間に任せる事が出来ないので自衛隊機で救助と同時に隊員の武器使用にも大きな疑問があります。
米、アフガンでテロ懸念 ISが「空港を攻撃も」
https://www.jiji.com/jc/article?k=2021082300602&g=int
アフガニスタンで過激派組織「イスラム国」(IS)に対する軍事作戦に参加する治安部隊=2019年11月、南部ナンガルハル州アチン地区(AFP時事)
【ワシントン時事】バイデン米政権内で、アフガニスタンからの退避活動を狙ったテロ攻撃への警戒感が高まっている。バイデン大統領は22日、ホワイトハウスで記者団に「テロリストが現状を悪用しようとする可能性がある」と述べ、国外脱出を目指すアフガン人らで混乱する首都カブールの空港などが標的になりかねないとの認識を示した。
サリバン大統領補佐官(国家安全保障担当)は22日、CNNテレビに出演し、アフガンの過激派組織「イスラム国」(IS)によるテロ攻撃の脅威は「現実のものであり、深刻だ」と訴えた。その上で、米軍は、潜在的なテロ攻撃からカブール空港を守るための多様な能力があると強調した。
米国防当局者もCNNに、「ISがカブール空港を攻撃する高い可能性がある」と語った。退避者が空港に向かう新たな経路設定に取り組み、安全確保に関してアフガンで実権を握ったイスラム主義組織タリバンとも連絡を取っているという。ISはカブールを制圧したタリバンとは敵対関係にあり、不測の事態が起こり得るとの見方がある。
バイデン氏は20日の演説で「(アフガンから)国際テロ組織アルカイダは去った」と言及した。だが、国連の報告書によると、アルカイダは少なくともアフガン15州で潜伏しているとされる。ブリンケン国務長官は22日、FOXテレビで「大統領が指摘したのは同時テロを起こした(アルカイダの)能力についてだ。その能力の弱体化は非常に成功した」と、大統領の「失言」の釈明に追われた。
一方、CBSテレビの最新の世論調査では、米国民の60 %がタリバンの制圧で米国へのテロの脅威が高まると回答。NBCテレビの調査では、バイデン氏のアフガン政策への支持は25 %にとどまった。米国内では、アフガン情勢をめぐってバイデン政権への不信感が募っている。
過去の戦闘は違ってもし、現在も存命であれば神風特攻隊がドローンに置き換わったなら特攻隊員の命がこれに代わる人工知能(AI)を搭載し、人間が全く関与しない状態で攻撃をしている可能性も指摘される事にどの様な発言をされるのでしょうか?もはや「神風特攻隊」とは無縁の殺人ロボットだ。現在兵器がテロにも使われる可能性が大。
中國ではインターネットを介して西側の最先端技術を盗むことは中國では指示されれば“合法”とされているようだ。
とんでもないです。日本では最先端技術を盗むことは合法ですか?
この問題は日本では国民も政府の加藤勝信官房長官が7月20日の記者会見で、「悪意あるサイバー攻撃は看過できない。日本政府としては、これを国家安全保障の観点からも強く懸念すべきものであり、断固非難する」と、いつもの調子で断固非難!それで終わっちゃうんだ。この様な時に政府(国に対してざまーみろと発言を繰り返すだろうか?)を糾弾するより一層の防護を提言するのかもしれない。戦後76年の間国際紛争の解決が難しい事が軍備より話し合いが出来ない。
いずれ次の様な状況も日本と世界との間であり得る事が考えられる。勿論中國や近隣国である外の3カ国を見ていると日本にとってこの問題はいやが上にも日本にも関わってくると心配されます。
プーチン氏、アフガン退避民巡る欧米案に反対 過激派流入に懸念
https://jp.reuters.com/article/idJPKBN2FN0L7
ワールド By Reuters Staff 1 MIN READ
8月22日、ロシアのプーチン大統領(写真)は、イスラム主義組織タリバンが掌握したアフガニスタンからの避難民をロシア周辺の中央アジア諸国に一時滞在させるという一部欧米諸国の計画に反対した。モスクワで20日代表撮影(2021年 ロイター)
[モスクワ 22日 ロイター] - ロシアのプーチン大統領は22日、イスラム主義組織タリバンが掌握したアフガニスタンからの避難民をロシア周辺の中央アジア諸国に一時滞在させるという一部欧米諸国の計画に反対した。
タス通信によると、プーチン氏は与党指導者らに「西側自身が旅券(ビザ)なしでの受け入れを望んでいないのに、避難民をわれわれの隣国にビザなしで送ることができるということなのか」と述べ、問題解決のアプローチとしては屈辱的だという考えも示した。
また、「過激派が難民を装ってロシアに現れることを望んでいない」と懸念した。
ロイターは先に、米国に協力したアフガン人の一時滞在先を確保するため、同国が各国と秘密裏に交渉したと伝えた。
ロシアは旧ソ連の中央アジア諸国にビザなし渡航を認めている。
一方、ロシア通信(RIA)によると、ラブロフ外相はタリバン指導者らがこれまでのところ、戦闘の中止や全ての人への恩赦、全土的な対話の必要性などについての約束を守っていると述べた。
また、ロシアがカルザイ元大統領と接触しているとも明かした。
ロシアのプーチン大統領が「過激派が難民を装ってロシアに現れることを望んでいない」と懸念した事は理解できる。
色々日本としては手を打っているんでしょうが、自衛隊のサイバー部隊や国に於いて各部署の官僚が対応していると聞きますが、如何せん悪さを行う国の人数が半端じゃない数と聞いて、バラバラな各部署を纏めて費用に見合う(当然比較するほどなのかな?)活動が出来るのか心配。
「俺っち」としては、日本の英知が彼の国にと太刀打ちも叶わなくなっていると感じている。
原因は学力の低下と危機感覚が無い理由に日本の安全を考えた研究をさせない「日本学術会議」の存在にもあると思うが如何(いか)に?アフガン問題も人権問題やテロにも絡んで中國が世界に禍(わざわい)を振りまいている事にも注意が必要です。
本当に中國がこの状態を解決できるのか?
中國は世界に向かって人権問題でいつも言っている内政問題に手を突っ込むなと報道官が発言会見しているのを以前のブログにも言っていたように中國共産党を倒さないといけない。中國共産党の存在は、お終(しま)いにして欲しい!と、言いたいね。
「俺っち」もある意味では、最高学府に在籍する学生の国家観欠乏と学者連中の存在がサイバー空間で行われているスパイ活動をゲーム感覚で見ていると思う。
戦後の教育で育った学者連中も自己保身に走って1千人計画と言うこの計画は、選抜された個人に「1千人計画特別教授」または「若手千人計画特別教授」という名誉称号を与え、様々な優遇措置が適用され 、卓越した能力を持つ外国人には中國の入国ビザも発行される。
選抜された研究者には100万人民元の一度限りの賞金と、研究や学術交流のための多額の資金、住宅費や交通費の援助が提供される。
アフガン派遣の自衛隊機、タリバンに撃墜される可能性はあるか?
考え得る危険性と自衛隊の対応能力
https://jbpress.ismedia.jp/articles/-/66611
https://news.yahoo.co.jp/articles/45e8c849f7411814273692152050cfd8c504082a
数多 久遠 安全保障
「C-130」型輸送機。写真はイギリス軍機(資料写真、2021年8月17日、写真:ロイター/アフロ)
(数多 久遠:小説家・軍事評論家、元幹部自衛官)
アフガニスタンの混乱は収束せず、今もなお残されている邦人を救出するため、日本政府は自衛隊を派遣する見込みです。
【写真】携帯式地対空ミサイル「MANPADS」のチェックを行う米陸軍兵士
防衛省は、「C-2」と「C-130」型輸送機の派遣を行うようですが、自衛隊機が攻撃される可能性も指摘されています。米CBSは、ミサイル回避手段であるフレアを焚きながら離陸するフランスの「A400」型輸送機の姿を報じていました。
以下では、アフガニスタン派遣に際して考えられる危険性や自衛隊の能力について考察してみたいと思います。
■自衛隊機を狙う対空兵器
タリバンは、もともと高度な対空兵器を保有していません。保有が伝えられていたのは、「MANPADS」(Man-portable air-defense systems)と呼ばれる、1人で携行できる携帯式地対空ミサイル(SAM)です。
携帯式地対空ミサイル「MANPADS」のチェックを行う米陸軍兵士(出所:米陸軍)
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米軍がまるで敗走するように撤退したため、現地に米軍の兵器が放棄されている可能性はあるものの、タリバンが高度なものを使いこなせる可能性は低いでしょう。
その上、タリバンは、各国による救出活動を認めています。そのため、高度な対空兵器を手に入れていたとしても、これが使用される可能性は低いでしょう。攻撃してくるのは、統制に従わないタリバン内でも過激な一部です。
消去法で、自衛隊機を狙う対空兵器は、携帯式SAMか機関銃などの銃器だけということになります。
■ 受け継がれているイラク派遣の経験
現在のカブール空港の状況は、2004年から始められたイラク派遣におけるバグダッド国際空港などの状況にそっくりです。当時の対空脅威も携帯式SAMと銃であり、空港の近くに射手が潜んでいる可能性が高い状況でした。
イラク派遣が検討され始めた時、私も自衛官として対策の検討に関わっていました。この時は、C-130型機を急遽改造し防護力を高めるなどした他、硫黄島などを使い、ミサイルが使用された場合の回避行動など、特殊な機動を訓練して派遣が行われました。
空港直上まで高高度を飛行し、らせん状に旋回降下するスパイラルランディングと呼ばれる機動などを訓練しました。また、携帯式SAMは、発射される前に攻撃を察知することが不可能なため、スモーキーSAMと呼ばれる巨大なロケット花火のような模擬携帯式SAMを使用し、発射されたミサイルをクルー総出で監視、回避する訓練などが行われました。さらに、派遣期間は丸5年にも及んだため、途中で戦訓を取り入れ、回避機動などもアップデートしています。
イラク派遣が終了して10年以上経過していますが、そのノウハウは受け継がれているでしょうし、訓練も行われています。空自は、それなりの対応能力を備えているのです。
■ 自衛隊機の防御装備は?
ただし、自衛隊機は、こうした状況で使用するための防御装備が十分とは言えません。何よりの理由は「喉元過ぎれば熱さを忘れる」で、イラク派遣が終了したことによって、そうした努力に予算が回されなかったためです。
銃撃に備える防弾装備も、当時使用されたC-130型機のみに留まるようです。イラク派遣の開始と同時に、携帯式SAMを回避するための光波自己防御システムの研究も行われ、有効なものが作られたはずですが、装備化には至っていません。
しかしながら、ほとんどの携帯式SAMに対しては、古くからあるフレアによる妨害が今でも有効です。しかも、応急的な使用方法としては、ドアを開けたまま飛行し、乗員が手動で作動させても効果は大差ありません。戦闘機用の装備をそのまま追加装備として持っていっても使えます。
■ 危険な範囲と危険回避
使用される恐れのある対空兵器は、携帯式SAM、もしくは機関銃などだけですから、高度をとって飛行している間は安全です。つまり、危険なのは離着陸時のみということになります。
そのため、現在カブール周辺を飛行している航空機は、カブール空港に着陸する際に、急旋回やエアブレーキ、逆噴射といった装置を利用して急降下し、一気に着陸しているようです。
離陸時は、フルパワーで一気に高度を取りながら離陸することになります。離陸前に準備を悟られないようにすることも重要です。フランス軍機が行ったように、ミサイルを撃たれているわけではなくとも予防的にフレアを放出することで、ミサイルを撃つこと自体を断念させることも重要です。
■ C-2かC-130か?
C-130では、日本からカブールに直行することはできません。東南アジア等を経由しないと航続距離が足りないのです。
また、アメリカは避難民を一時的に在日米軍基地で受け入れることを検討しているようです。C-2ならば、カブールから嘉手納や横田までダイレクトに輸送できます。
これを考えれば、C-2の方が望ましいでしょう。初めての本格的活躍となるため、関係者の一部にも、C-2の投入を望んでいる人が多いようです。
しかし、懸念もあります。C-130、というよりC-130のパイロットは国外運行の経験が豊富ですが、C-2のパイロットは必ずしもそうではありません。C-130から転換した人もいるかもしれませんが、大多数はC-1からの転換のはずで、経験が足りません。C-2での国外運行訓練ですら、ニュースになるほどです。
そして、それ以上に最大の懸念は、故障あるいはミサイル攻撃等でカブールにおいて修理が必要になった場合、国産のC-2では米軍の支援を受けることを期待できず、最悪の場合、カブールで放棄しなければならなくなる可能性もあるということです。一方のC-130は、世界中で使われている航空機です。こうした点では安心です。
筆者個人としては、C-2を使う場合は、カブールには直接飛ばさず、ディエゴガルシア(インド洋にある環礁。アメリカ軍とイギリス軍の基地がある)と在日米軍基地間など、幹線空輸用に使用することが望ましいと思っています。
■ 撃墜される可能性はきわめて低い
もし自衛隊機が携帯式SAMで攻撃され、フレアなどでミサイルを回避できなかった場合、大変な悲劇になることを懸念している方がいると思います。
戦闘機と違い大型の輸送機は、機動するといってもそれほど派手な機動はできません。懸念は、もっともかもしれません。
しかし、大丈夫です。携帯式SAMでは、よほど運が悪くなければ、ミサイルが命中しても大型機が墜落することはありません。
イラク派遣の直前には、かなりの輸送機が、バグダッド国際空港の周辺で携帯式SAMによる攻撃を受け、一部にはミサイルが命中しています。
軍の輸送機についてはニュースになっていませんが、国際宅配便の独DHLの航空機が被弾し緊急着陸したことは報じられています。この時は、運悪く主翼内の燃料が燃えたため、かなりのダメージとなりましたが、人的被害はありませんでした。
携帯式SAMは、多くのものが赤外線誘導で、熱源であるエンジンに命中します。当然、そのエンジンは故障しますが、携帯式SAMの弾頭は手榴弾程度の破壊力しかないので、早い話、命中したエンジンしか壊せないのです。むしろ、エンジンから飛び散ったブレードの方が怖いくらいです。
そして、旅客機でも同じですが、大型機は、エンジン1基が故障しても、飛行を続けられるように作られています。また、当然ながら軍用機は民間機よりも頑丈です。
C-130にせよ、C-2にせよ、たとえ攻撃を受けても、DHL機のようにカブールに緊急着陸しなければならなくなる可能性はありますが、撃墜される可能性はきわめて低いと言えるでしょう。
数多 久遠
数多 久遠のプロフィール
(あまた・くおん)
小説家、軍事評論家。元幹部自衛官。著書に『黎明の笛』『深淵の覇者 新鋭潜水艦こくりゅう「尖閣」出撃』『半島へ 陸自山岳連隊』『北方領土秘録 外交という名の戦場』などがある。
千人計画の奨学生は、政府からの高水準の資金援助を受けることができる。
この計画は国際的に優秀な人材を中国に招致することに成功しているが、有能な科学者の多くが中國での短期滞在を希望しているものの、欧米の主要大学での終身雇用の地位を放棄したくないということで、これらの優秀な人材を確保するための効果には疑問を持つものもいる。
「俺っち」としては、日本の英知が彼の国にと太刀打ちも叶わなくなっていると感じているのを杞憂と思いますか?
杞憂とやらで逃げる訳には行かないが、「俺っち」の懸念問題は中國に取り込まれて(マネートラップ)資金援助を受けている連中が政治家や頭の良いとされる学者連中が国の危機に思いを抱かない人が多いので無理がある=理念があまり感じられない。
いち早く対応した中國の政策は、アフガニスタンの経済は中國がAIIB、安全保障は中國に取り込まれて好いとでも思っているのか中國を重視しているが、それは言ってみれば中國の覇権に飲み込まれるように見えてしまう。
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