今回の「武漢ウイルス」禍で、東京オリンピック開催は本来が昨年華々しく開催していた筈が世界的な各国や各地を巻き込んでいます。
現在の都知事の小池百合子氏が国と東京都のせめぎあい真っ最中を前都知事の舛添要一氏が現状をどう評価しているのかを知る記事が有ったので昨日同様長文なのでこれを採り上げて於きます。
舛添要一氏は不祥事が無ければ現在の小池都知事の席でどの様な采配を振るっていたのか?辞任の事の始まりは、政治資金をめぐる公私混同疑惑からです。
まず、常識外れに高額な海外出張費が問題となり、次には週末に公用車で神奈川県湯河原町の別荘に行き来していたことが発覚、そして5月には自身の政治資金管理団体の支出が、舛添要一氏の個人的な家族旅行、飲食費、土産代、おまけに美術品の購入に使われていたことが、問題となりました。
当時の舛添要一氏はネット上でかなりケチョンケチョンに批判されていましたがしかし、厚生大臣と都知事を経験されているので我々も聞く態度が必要でしょう。
日本のワクチン開発も行き成りの感染禍に米国や英国の製薬会社に後れを取ってしまいました。
当然のこと日本の製薬会社はいくら道義的に対応しようと思っても政府の役割に期待しない訳には行かないだろう?
日本の製薬会社の現状が気に為る「父つぁん」も色々とネットで探してみました。
閣僚時代の厚生大臣としてどの位の見込み違いになるのか判りませんが?
【舛添直言】なぜ菅首相の「言葉」は国民の胸に響かないのか
原稿棒読みで気持ちこもらぬ言葉、これじゃ人流減るわけない
https://jbpress.ismedia.jp/articles/-/66475
舛添 要一 政治 時事・社会
手元の原稿を読むスタイルが不評のため、最近はプロンプター(原稿映写機)に映し出される原稿を読むようになった菅義偉首相。これによって果たして国民に「言葉」は届くようになったのか(写真:代表撮影/AP/アフロ)
東京五輪が閉幕した。アメリカのバイデン大統領から大会の「成功」を祝福された菅義偉首相だが、菅内閣の支持率は最低を更新し続けている。
最大の理由は、もちろん、新型コロナウイルスの感染が拡大の一途を辿っていること。さらに言えば、この難局において首相が国民に向けて、意味あるメッセージをなんら発せていないことに対する大きな失望がある。
支持率はすでに「赤信号」の領域に
国民の失望ぶりは各種世論調査にはっきり表れている。
8月7、8日に行われた朝日新聞の世論調査では、内閣支持率は28%(−3)%と、政権発足以来最低を記録し、初めて2割台に落ちた。交通信号に喩えると、30%台は黄色、20%台は赤である。不支持率は53(+4)%である。
菅首相のコロナ対策については、「評価する」が23(−3)%、「評価しない」が66(+1)%と厳しい評価であり、「評価しない」人では、内閣不支持率は70%に上っている。また、コロナに取り組む菅首相の姿勢については、「信頼できる」が23%、「信頼できない」が66%である。この二つの質問の回答は同じ数字になったが、対応策のみならず、「姿勢」まで問題にされていることが重要なポイントである。
さらに、菅首相が対策の切り札として力を入れているワクチン接種については、「順調だ」が20%、「遅い」が73%である。
そして、「自民党総裁選に再選して首相を続けてほしいか」という質問に対しては、「ほしい」が25%、「ほしくない」が60%である。こういう結果が出ると、「来たる衆議院選は菅総裁では戦えない」という意見が自民党内で強まっていく。自民党は、選挙に勝つためには、冷酷にトップを変える。
「安心、安全」の無限リピートで国民の心に響くと思うのか
東京五輪開催については、「よかった」が56%、「よくなかった」が32%である。「よかった」という人では、内閣支持率は41%で、一定の政権浮上効果はあっただろう。しかし、「安全、安心の大会」にできたかという設問には、「できた」が32%に対し、「できなかった」は54%と批判的意見のほうが多かった。
この点について言えば、「なぜ東京五輪を何としても開催するのか」ということの本質的説明を、菅首相が行っていないことが最大の問題である。「経済効果33兆円」という錦の御旗は、無観客になった時点で掲げることはできなくなった。頑張ってきたアスリートのためという説明も平凡で、その影で多くの国民が犠牲になっていることへの配慮がなさ過ぎる。
オリンピック運動、オリンピズムというものが何であるかを菅首相は全く理解していなかったようである。それは、スポーツを通じて、友情、連帯、フェアプレーの精神を培い、相互理解を促進することによって、世界平和に寄与するというものである。2800年前の古代ギリシアではオリンピック中は戦争を休止することになっていたし、近代オリンピックも、1994年のリレハンメル大会から「オリンピック休戦」が導入され、Tokyo 2020でも、それは継続された。
その理念を高らかにうたえば、コロナ禍においても東京五輪を開催することにより多くの国民の賛同を得ることができたであろう。すべてをカネ勘定で考える発想が前面に出すぎて、オリンピックの基本理念や意義についての発言がなく、ひたすらに「安全、安心」と言い続けるだけでは国民の心には響かない。
朝日の世論調査に話を戻せば、「五輪開催で自粛ムードがゆるんだか」という質問に対しては、「ゆるんだ」が61%、「それほどではない」が32%である。五輪とコロナ感染拡大は無関係だと、政府や小池百合子都知事が主張しようとも、お祭り騒ぎと自粛とは矛盾することは明らかであり、国民はそれを正確に認識しているのである。
他のメディアの世論調査も、結果はほぼ同じである。7〜9日に実施された読売新聞の世論調査では、内閣支持率は35(-2)%で、やはり政権発足以来最低である。不支持率は54(+1)%である。さらに、政党支持率を見てみると、自民党は32(-4)%で、これも菅内閣発足以来過去最低である。ただ、野党の支持率は伸びておらず、無党派層が49(+6)%と拡大している。衆議院選では、この無党派層の動向が大きな影響を及ぼしそうである。
与党は菅首相で衆院選を戦えるのか
「菅首相にどれくらい首相を続けてほしいか」という質問に対しては、「すぐに交代してほしい」が18%、「今年9月の自民党の総裁任期まで」が48%、で、両者を合計すると66%に上っている。自民党支持層に限っても、「すぐに」が5%、「今年9月まで」が46%で、合計で51%と半数を超えている。菅首相では衆議院選は戦えないという判断である。
衆議院比例選の投票先については、自民党は37%で、これは昨年9月の調査のときの55%よりも大幅に減っている。立憲民主党は12%であり、自民党は弱い野党に助けられているが、油断をすると大敗する可能性がある。
その他の質問については、朝日新聞の調査とほぼ同じ回答である。政府のコロナ対策は、「評価する」が31%、「評価しない」が63%、ワクチン接種については、「評価する」38%、「評価しない」が58%である。五輪開催については、「よかった」が64%、「そう思わない」が28%であり、「安心安全な大会ができたか」という問いに対しては、「そう思う」が38%、「思わない」が55%である。
NHK世論調査(7〜9日)でも、内閣支持率は29(−4)%と、政権発足以来最低であり、不支持率は52(+6)%に上っている。政府のコロナ対応も「評価する」は35%で、「評価しない」が61%である。自宅療養を基本とする方針の政府説明については、「納得できる」が43%、「納得できない」が52%である。東京五輪開催は、「よかった」が62%、「よくなかった」が34%であるが、「安心・安全な大会になったか」という質問に対しては、「なった」が31%、「ならなかった」が57%である。
ナンバー2では評価された「官僚答弁」だが首相の立場では許されない
このNHKの世論調査も朝日新聞や読売新聞の調査とほぼ同じ結果である。
NHKの調査で注目すべきは、中等症以下の患者は自宅療養にするという方針について、半数以上が納得していないことである。菅政権は唐突にこの方針を打ち出し、国民の不安を煽り、すぐに軌道修正をせざるをえなくなったことは記憶に新しい。
これこそ、説明不足以外の何物でもないし、専門家にも相談していなかったという。
菅内閣支持率が過去最低を更新し続けている理由は、まさに菅首相の言葉の貧しさにある。官房長官のときは、毎日の定例会見で、各省の官僚が用意したメモを淡々とのべ、それだけに厳しい質問も少なかった。自らの言葉で語らないことが、そつがないナンバー2として評価を高めることになったのである。
しかし、内閣総理大臣となると、自らの言葉で国民に語ることが重要であり、役人が準備した会見草稿を超える内容を語ることが必要である。マイナスを極小にすることばかりに専心すると、感動を与えるような話はできなくなる。アドリブの面白さ、記者の質問に対する切り返しのうまさなどが、リーダーとしての重みを増すことにつながる。
政権発足時、昨年9月16日の就任記者会見で、「私が目指す社会像は『自助、共助、公助、そして絆』だ。国民から信頼される政府を目指したい」と述べたが、私は、自民党内で使い古された陳腐な言葉を新政権のスローガンとして採用したことに呆然としたものである。スピーチライターがいなかったのかと疑ったくらいである。
同じ内容のことを言うにせよ、「国民一人一人が努力し、また仲間と支援しあって問題に対応して頂きたいが、必要なときには政府が出動して解決するので安心してほしい」というような発言ならば、もっと国民にアピールしたのではあるまいか。「自助、共助、公助」という自民党員にとっては使い古した言葉、その他の人にとっては何のことなのかよく分からない言葉を使うセンスを疑うのである。
政権発足時に政権の目指すゴールを示す言葉としては、これは最低である。アメリカのケネディ大統領は1960年の大統領選で「ニューフロンティア」という政策を打ち出した。大胆な政策を見事に表現した言葉である。このように、言葉によって人々を鼓舞激励するのが政治指導者の役割である。
菅首相は、政権発足時にこの陳腐なスローガンを持ち出したことで、未来への明るい展望を示すという大きな役割を放棄してしまった。これは、地味とか派手とかいった問題ではなく、武器ではなく言葉で統治するのが民主主義の鉄則なのである。
深刻な「言葉の貧しさ」
10月26日の臨時国会における所信表明演説では、東京五輪について「来年夏、人類がウイルスに打ち勝った証として、開催する決意だ」と述べたが、これは安倍首相の言葉をそのまま使ったものである。新首相になったら、もう少し異なる表現ができなかったのか。同じ役人が草稿を書いているので、代わり映えしなくなるが、そこは、菅首相が自らの言葉を入れさせるべきである。
しかも、2021年夏までに新型コロナウイルスの感染が収束しているかどうかは分からないはずであり、安倍政権の言葉をそのまま採用したのも大きな失敗である。
『ムッソリーニの正体--ヒトラーが師と仰いだ男』(舛添要一著、小学館新書)
実際に、東京五輪は無観客での開催であり、世界は「ウイルスに打ち勝った」とは到底言えない現状である。デルタ株の感染拡大は、あたかも新しいウイルスが出現したかのような様相を呈し始めている。
先述したように、菅首相は、五輪と感染拡大の因果関係はないと言ったり、感染が急拡大しているのに「人流は減っている」と述べたりしたが、そのような発言は正確なデータに基づくものではなく、国民の認識とは大きくかけ離れている。適切な表現ができないのなら、沈黙したほうがよい。しかし、沈黙していたのでは首相の役割は務まらない。
菅首相の「言葉の貧しさ」は深刻である。
舛添 要一のプロフィール
国際政治学者。株式会社舛添政治経済研究所所長。参議院議員、厚生労働大臣、東京都知事などを歴任。『母に襁褓をあてるときーー介護 闘いの日々』(中公文庫)、『憲法改正のオモテとウラ』(講談社現代新書)、『舛添メモ 厚労官僚との闘い752日』(小学館)、『都知事失格』(小学館)、『ヒトラーの正体』(小学館新書)、『スマホ時代の6か国語学習法!』(たちばな出版)など著書多数。YouTubeチャンネル『舛添要一、世界と日本を語る』でも最新の時事問題について鋭く解説している。
菅義偉首相が説明している姿は確かに上手な説明か?
昨年の菅義偉首相が10月26日の臨時国会における所信表明演説では、東京五輪について「来年夏、人類がウイルスに打ち勝った証として、開催する決意だ」と述べたが、これは安倍首相の言葉をそのまま使ったものである。新首相になったら、もう少し異なる表現ができなかったのか。同じ役人が草稿を書いているので、代わり映えしなくなるが、そこは、菅首相が自らの言葉を入れさせるべきであると指摘。
外部から見ると良いところや悪いところがよく見えて批判や助言が出来るのがよく判る。
当然、余計なお世話であっても過っての部下にもこの様な意見を言っているとは思いますがどうなのかな?
従来の筋肉注射で処方するワクチンは管理する温度や希釈する手順が周知徹底しなければいろんな問題が出てくる。
世界で新型コロナウイルスワクチンの争奪戦が繰り広げられる中、日本の企業が液状のワクチンを凍結、乾燥させて粉末状にする新たな装置を開発した。新型コロナワクチンは低温管理が必要な液剤が主流で、接種にあたっては保管と輸送が大きな課題となっているが、新装置により常温管理が可能となる粉末ワクチンの実用化が視野に入る。
新装置を開発したモリモト医薬(大阪市)の盛本修司社長によると、新装置は昨年10月に特許を取得。今後、ワクチンを開発・製造する国内外の製薬企業との共同事業による実用化を目指す。
「父つぁん」も「俺っち」も粉末であれば錠剤化も出来るのだろう。
日本の製薬会社で塩野義製薬が飲み薬のワクチン開発を遣っているので期待しちゃうよ。
世界に後れを取っているように思える日本の薬剤メーカーも飲み薬としてのワクチンに期待されているのでは無いだろうか?
この時期に世界では新型コロナウイルス「武漢ウイルス」で感染拡大の影響で開幕が1年延期された東京五輪・パラリンピックで、海外からの観客受け入れを断念することが3月20日、決まった。世界を見るとEU、インド・中國も含んで「武漢ウイルス」感染者に令和元年の12月末に、さらに昨年も年頭から昨年開催を予定していた「東京オリンッピク・パラリンピック」も世界の現状に照らして延期か中止に組織関係者の判断で早いうちに一年の延期で本年に開催を伸ばしました。
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