台湾は1895年~1945年の50年間、韓国は1910年~1945年の35年間、それぞれ日本統治下にあった。
この点は同じだけど、日本に対する見方がまるで違う。
今年7月、中國の習近平国家主席が「台湾統一は歴史的任務」と決意表明。人民解放軍は台湾海峡周辺での軍事行動を活発化させ、台湾侵略の「Xデー」も取り沙汰されている。
台湾では日本統治を「日治時代」と呼んでいるけど、韓国では「日帝強占期」と呼ばれている。
台湾は「日本が治めていた」と客観的な態度で見るけど、韓国では「韓国=被害者、日本=加害者」という主観的な見方をするから、慰安婦問題や徴用工問題でも「強制」と日本の加害性を強調する言葉を加える。
台湾社会では日本統治について、良い面と悪い面が教えられている。
しかし、武力を背景にした中國の覇権主義に対しては毅然とした姿勢を強調し、民主主義陣営の団結を呼びかけた。
「台湾の一貫した立場は、『圧力に屈服せず、支持を得ながらも暴走しない』というものです」と抑制的態度。
これに対して日本の態度は何時も同じフレーズの言葉で、「厳重に抗議」したとか、「遺憾です」の繰り返し?
中國が自国のワクチンを何故受けないのかと言っていましたが、確かに台湾が「武漢ウイルス」を抑制していましたが変異したコロナにワクチン接種して駆除を行う必要が生じた。
日本の援助に「台湾のテレビ各局が(日本からのワクチン輸送を)中継で報じ、台湾の多くの国民が歓迎の意を込めて見守り、祭英文総統の感謝が「日本が手を差し伸べてくださった」
また、日本からのワクチン提供には「心からの感謝の意」を表明していました。
台湾・蔡英文総統独占インタビュー「日本によるワクチンの提供は、『まさかの時の友こそ真の友』の証です」
https://bunshun.jp/articles/-/47678
「文藝春秋」編集部
source
: 文藝春秋 2021年9月号
genre
: ニュース, 社会, 政治, 国際
今年7月、中国の習近平国家主席が「台湾統一は歴史的任務」と決意表明。人民解放軍は台湾海峡周辺での軍事行動を活発化させ、台湾侵略の「Xデー」も取り沙汰されている。
世界的な緊張感が高まる中、台湾の蔡英文総統は8月10日発売の「文藝春秋」9月号に登場した。聞き手は船橋洋一氏(アジア・パシフィック・イニシアティブ理事長)。海外メディアの単独インタビューに応じるのは、2020年1月の英国BBC以来、約1年半ぶりである。
1/4 台湾の蔡英文総統 ©共同通信社
蔡総統は、武力を背景にした中国の覇権主義に対しては毅然とした姿勢を強調し、民主主義陣営の団結を呼びかけた。
「台湾の一貫した立場は、『圧力に屈服せず、支持を得ながらも暴走しない』というものです」
「民主主義、自由、人権は普遍的価値です。私共は北京当局に、香港やウイグルの人々への弾圧をやめるように呼び掛けていきます。日本も含めた民主主義陣営は、民主主義の価値を守るために今こそ団結すべきです」
2/4 中国の習近平国家主席 ©時事通信社
その上で、香港の自由・自治を奪った習近平体制が台湾への適用を狙う「1国2制度」については、断固たる「ノー」を表明した。
「北京政府は台湾に対し、香港と同じ『1国2制度』による統一を呼び掛けました。この制度が実現不可能であることは現在の香港によって証明されており、北京政府の言葉を信用するのは難しいです。北京政府による『1国2制度』の提案は、絶対に受け入れられません。将来の選択肢にさえ入っていません」
「日本が手を差し伸べてくださった」
また、日本からのワクチン提供には「心からの感謝の意」を表明している。
「台湾のテレビ各局が(日本からのワクチン輸送を)中継で報じ、台湾の多くの国民が歓迎の意を込めて見守りました。私も飛行機が到着した様子を鮮明に覚えています。これも長期にわたっての友情が証明されたものであります。台湾が最も困難な時期に日本が援助の手を差し伸べてくださったことを、台湾の国民一同、心より、感謝しています」
3/4台湾の蔡英文総統 ©共同通信社
そして、「『まさかの時の友こそ真の友』とはこのことです」とし、日本と台湾の「善の循環」を次の世代に繋いでいく決意を示した。
その他、半導体に代表されるハイテク分野で台湾が急成長できた秘訣など、インタビューは幅広いテーマに及んでいる。
4/4 出典:「文藝春秋」2021年9月号
世界中が注目する蔡英文総統・単独インタビューの詳細は、「文藝春秋」9月号に掲載されている。
中國に対して毅然とした対応で言葉を発する祭英文総統の感謝で、中國は苦々しく思っているのでしょうが、その中國がカンボジアのダムを中國が出資。
日本では当たり前の「環境アセスメント」を遣ったのか?
結局作ったは良いけれど、カンボジア政府は建設を担った中國電力大手・中國華能集団(China Huaneng Group)が約束した通り、カンボジアの年間電力需要の約6分の1が賄われることを期待して、約5000人の再定住を伴うダム事業を推進した。だが、実際の生産量は当初計画の3分の1程度にとどまっているという。
ダムはアジアからアフリカ、欧州にまたがる中国の巨大経済圏構想「一帯一路(Belt and Road)」の一環で、建設費は7億8000万ドル(約860億円)とされている。思った出力も得られなく、この様に中國の遣る事は出鱈目なのです。
2021年8月10日 18:10
ニュース 政治・経済
中国出資のカンボジア巨大ダム、数万人の生活破壊 人権団体報告
https://www.afpbb.com/articles/-/3361098?pid=23675995
発信地:プノンペン/カンボジア [ カンボジア アジア・オセアニア ]
❮ 1/2 ❯ カンボジア北東部にある「セサン下流2水力発電所ダム」(2018年12月17日撮影)。(c)Ly LAY / AFP
❮ 2/2 ❯ カンボジア北東部にある「セサン下流2水力発電所ダム」(2018年12月17日撮影)。(c)Ly LAY / AFP
【8月10日 AFP】中国が出資するカンボジアの巨大ダムについて、エネルギー生産量が当初の計画を下回っている上、数万人の村人の「生活を流し去った」とする報告書を10日、国際人権団体ヒューマン・ライツ・ウオッチ(Human Rights Watch)が発表した。
カンボジア北東部にある発電量400メガワットの「セサン下流2水力発電所ダム(Lower Sesan 2 Dam)」は、2018年12月の開業以前から長らく論争を巻き起こしていた。
水産専門家は、資源豊かなメコン(Mekong)川の主要な支流であるセサン(Sesan)川とスレポック(Srepok)川の合流点をダムにすると、メコン川の氾濫原沿いに住む数百万人にとって重要な水産資源が脅かされると警告していた。
報告書でHRWは、ダムの上流と下流に住む数万の村人の収入に大きな損失が出ていると指摘。執筆したHRWのジョン・シフトン(John Sifton)氏は、「カンボジア当局は、このプロジェクトをめぐる補償、再定住、生計回復の方法について早急に見直す必要がある」と述べた。
カンボジア政府は、建設を担った中国電力大手・中国華能集団(China Huaneng Group)が約束した通り、カンボジアの年間電力需要の約6分の1が賄われることを期待して、約5000人の再定住を伴うダム事業を推進した。だが、実際の生産量は当初計画の3分の1程度にとどまっているという。
ダムはアジアからアフリカ、欧州にまたがる中国の巨大経済圏構想「一帯一路(Belt and Road)」の一環で、建設費は7億8000万ドル(約860億円)とされている。(c)AFP
「俺っち」も、「父つぁん」から聞いた事で巨大プロジェクトの一方的な押し付けにまんまとカンボジア政府の判断で後悔しているのが情けない。
立ち退きを強いられた村人は国際人権団体ヒューマン・ライツ・ウォッチ(HRW)に対して、「私たちが望んでいること、必要としていることを(政府は)聞かなかった」「私たちは全員(ダム建設に)反対している」と悲痛な声を上げた。
ダムの建設は2013年に始まった。2021年現在、中國の国営企業ハイドロランチャン国際エネルギー社が51%の株式を保有している。
日本の様に建設時に当地の人を雇用して技術も与える事をしていない?各国に中國が行う遣り方は当地で雇用も生み出さずに中國人民を送り込み、人件費を持ち帰る。
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