今日の話題は中國の孔子学院が世界各国からプロパガンダ発信とスパイ拠点に為っているのでは?と閉鎖や報告を義務付ける対応が言われています。
危機感のない日本の大学にも15か所ほどの存在が確認されているが、所管する管理省である文部科学省の責任はどうなるのか国会での追及が始まりました。
政治工作の拠点として、孔子学院をプロパガンダの資金源や運営方法の隠れ蓑(みの)にしているなら問題だろう。
学問の自由は大学教育の根幹にかかわる価値観である。学院の透明性確保を図るのは当然だ。
まるで中國の国内の様に勝手な振る舞いを許している事を無策と言わなくて何と表現すればよいのでしょうか?この問題は産経新聞が採り上げていましたので昨年の八月の報告を見て於きましょう!
【主張】孔子学院 政府は実態の把握を急げ
https://www.sankei.com/column/news/200824/clm2008240003-n1.html
コラム 主張
北京市内にある「孔子学院」本部=7月6日(共同)
米政府が孔子学院の監視強化に乗り出した。
孔子学院とは、中国政府が世界の大学などに設置している中国語などの普及を掲げる非営利教育機構のことである。
それが、教育機関に名を借りて、中国共産党による世界規模のプロパガンダ(政治宣伝)に使われているというのだ。
政治工作の拠点として、孔子学院をプロパガンダの資金源や運営方法の隠れ蓑(みの)にしているなら問題だ。学問の自由は大学教育の根幹にかかわる価値観である。学院の透明性確保を図るのは当然だ。
日本国内での孔子学院は、早稲田大や立命館大など15の大学に及ぶ。監視強化に本腰を入れ始めた米政府の動きを、日本でも真剣に受け止めるべきである。
ポンペオ米国務長官は13日の声明で、米国内の学院を統括する首都ワシントンにある孔子学院米国センターを大使館と同様の外国公館に指定すると発表した。孔子学院が、中国政府と中国共産党の宣伝工作部門から資金提供を受けていると判断したためだ。
学院の背後には、「漢弁(ハンバン)」と呼ばれる中国教育省傘下の組織があり、米連邦捜査局(FBI)の長官は2018年2月、学院が捜査対象であると証言している。
孔子学院は、世界各地の大学などに540カ所余が設置されている。全米奨学生協会によると、米国内には75あり、うち66が大学や短大に設置されている。
問題なのは、教員や教材が中国から提供され、受け入れ側に人事権やカリキュラムの作成権限がほとんどないとみられることだ。
米大学にある孔子学院では天安門事件、チベット、台湾などについて、中国政府の主張に沿った宣伝活動が行われ、学内での自由な議論が妨げられたとの批判も出ている。米国以外にもカナダや欧州の大学で、孔子学院を自主的に閉鎖するケースが相次いでいる。
日本の場合、法令による設置認可や届け出が必要ない。資金源や運営方法、授業内容をだれからも問われることなく、大学間協力で次々と設置されてきた。
忘れてならないのは、学院の設置が、大学構内に中国の出先機関を設けるに等しいという事実だ。将来を担う若者の健全な教育に関わる問題でもある。
文部科学省や外務省など、日本政府は実態把握に向け、早急に調査に乗り出す必要がある。
孔子学院の情報公開で、はたして本当の事が判るのかな。
政治工作の拠点として、孔子学院をプロパガンダの資金源や運営方法の隠れ蓑(みの)にしているなら問題だろう。
孔子学院の件は既に何年も前から世界の識者や日本の産経新聞などから警鐘を鳴らされているのに一般紙で採り上げる事が無いのが国会議員や国会の怠慢‼
なぜ中國はプロパガンダで日本人を買い漁るのか?そんな状況は同じ産経新聞記者であった、中國に精通している「福島香織氏」翻訳の「何清漣」氏著書の“中國の大プロパガンダ”記事で見られます。
孔子学院の情報公開促す 「中国のスパイ機関」 文科相、設置大学に
https://www.sankei.com/politics/news/210513/plt2105130007-n1.html
政治 政策 膨張する中国
北京市内にある「孔子学院」本部(共同)その他の写真を見る
萩生田光一文科相(春名中撮影)
北京市内にある「孔子学院」本部(共同)
菅義偉(すが・よしひで)政権は、中国政府が日本国内の大学に設置している「孔子学院」に対し厳しい目を向け出した。関心を強める背景には、同盟国の米国や欧州などでは「孔子学院は中国共産党のスパイやプロパガンダ(政治宣伝)の機関」と指摘され、閉鎖の動きが広がっていることがある。文部科学省をはじめ関係省庁が連携し、運営の透明性を確保していく考えだ。
萩生田光一文科相は13日の参院文教科学委員会で答弁し、孔子学院がある大学に対し「大学の主体的な研究活動が妨げられることがないよう組織運営や教育研究内容などの透明性を高めるべく情報公開を促していきたい」と表明した。
あわせて「同盟国である米国、自由や民主主義、法の支配といった共通の価値観を持つ欧州の国々からも廃止や情報公開を求める懸念の声が高まっている」と指摘。「運営の透明性が求められている」との認識を示した。自民党の有村治子氏に対する答弁。
有村氏は米国やオーストラリアが孔子学院を安全保障や学問の自由に対する脅威とみなしていることに言及し、「日本の大学内で外国政府が事実上支配する文化発信拠点は他に例があるのか」とただした。文科省は「孔子学院の他に、指摘のような文化拠点が大学に設置されている例は承知していない」と答弁。有村氏は「日本の大学に唯一、組織的、戦略的に設置されてきた文化センターが共産党一党支配の国の拠点であることが健全なことなのか」と訴えた。
また、外務省は同委員会で、米国以外にもカナダ、フランス、ドイツ、スウェーデンの一部の大学が孔子学院を閉鎖したと説明した。
孔子学院は日本国内では早稲田大や立命館大など14の大学にあるが、文科省によると、海外の教育機関が日本の大学と連携する際は、国の認可を必要とせず、大学側に教育プログラムの提供などを自由に行えるという。
このため、文科省は孔子学院の運営実態を把握していなかったが、同省の担当者は13日、「少なくとも大学側には(組織や活動について)透明性を求める必要がある」と強調した。
萩生田氏の答弁内容に関し、早稲田大は「文科省から直接話を聞いていないのでコメントは差し控える」、立命館孔子学院は「情報公開については組織運営、教育内容を含めホームページなどで公表を行っている」とそれぞれ産経新聞の取材に回答した。
都内にある早稲田大学には創設者の大隈重信像が在りますが、構内に開設された孔子学院の「孔子像」の在るようですね。
早稲田大学孔子学院 – Waseda University
Confucius Institute (waseda-wci.jp)
2018/08/29の記述で北京大学にて開催された、日中大学生千人交流大会に参加(早稲田大学孔子学院が事務局となり、2018年日本人大学生訪中団を実施)とあるのでかなり中國と深い関わりを感じます。
中國共産党を「父つぁん」が、災いの元だと表現することが多いのでその表現を用いましたが、隙あらば我が国の賢人と「孔子」を利用して喚(わめ)く両国の識者?。あ~ぁ何とも情けない!
しかも「父つぁん」が心配している世界の懸念発言で中國の「孔子」を言葉の授業教育を使っていつの間にか生徒の脳内に入り込み、「俺っち」と同様「覇権」を気づかせない様にしているが、気が付けば世界各国の首脳が参加したビデオ会議で、国際問題における「覇権」に中國は反対するとあらためて表明しているが、覇権という言葉は、中國が米国の行動を表現するために用いることが多い。何を勘違いしているだ!覇権国家は中國だろう。
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