東京オリンピックが来年に延期に為って諸国の選手団の中にはご当地である日本に慣れる事と同時に地方の練習場所を確保しながら練習を行いたい処もある様です。
その様な国の一つに南スーダンが選んだのが受け入れ先の前橋市で事前合宿を続けています。この暑さで練習も大変でしょうが市は先月の22日、来年の五輪まで選手団を支援する方針を決定。頑張って欲しいもんです。
南スーダン選手、滞在継続へ=事前合宿で来日、帰国難しく―五輪まで1年
https://www.jiji.com/jc/article?k=2020072400421&g=soc
© 時事通信 提供 400メートルハードルの記録会で力走する南スーダンのアクーン選手=10日、前橋市
24日の開幕が予定されていた東京五輪に出場するため、昨年11月に来日した南スーダンの選手団が、受け入れ先の前橋市で事前合宿を続けている。市は22日、来年の五輪まで選手団を支援する方針を決定。新型コロナウイルスの感染拡大や度重なる紛争のため、自国での練習環境の確保が難しい選手らにとって朗報となった。
今月中旬、市内の運動場で開かれた記録会。アクーン・ジョセフ・アクーン・アクーン選手(18)は男子400メートルハードルに挑み、54秒62でゴールした。本人には好記録だったが、日本人コーチからハードルに足を引っ掛けた際に振り返ったことを指摘され、「タイムが落ちるので絶対にやってはいけない」との指導をうなずきながら聞いていた。
五輪・パラリンピックの選手とコーチ計5人の選手団について、前橋市スポーツ課の桑原和彦課長は「来日直後からトラブルの連続だった」と振り返る。乾期に40度を超える環境で育った選手らは、初体験の日本の冬に体が慣れず、肉離れなどのけがが相次いだ。桑原課長は「現地では日に1食と栄養事情も悪く、毎日は練習できなかったらしい。週5日の練習で体があちこち痛みだしたようだ」と説明する。
© 時事通信 提供 東京五輪・パラリンピックに向けて前橋市で事前キャンプを続ける南スーダンの陸上選手ら=10日、同市
今年に入って選手に虫歯が見つかった際には、市の歯科医師会が協力して治療に当たった。コーチのオミロク・ジョセフ・レンシオ・トビアさん(59)は「市のサポートのほか、市民が私たちを歓迎してくれる雰囲気があり、心地良く過ごすことができている」と話す。
春先には新型コロナの緊急事態宣言により競技場が使えなくなり、河川敷で練習した。それでも、「南スーダンとは圧倒的に違う」(ジョセフコーチ)という練習環境の中、選手らは着実に力をつけてきた。今月18、19日には県の陸上競技選手権大会に出場し、相次いで自己ベストを更新した。
男子1500メートルのグエム・アブラハム・マジュック・マテット選手(21)は支援継続の決定に、「母国から遠く離れた国が、こんなサポートをしてくれるとはいまだに信じられない」と感謝。「私が走ることで平和のメッセージを届けたい」と話している。
何処の国でも手厚い持てなしをするとは限りませんが前橋市の援助に男子1500メートルのグエム・アブラハム・マジュック・マテット選手(21)は支援継続の決定に、「母国から遠く離れた国が、こんなサポートをしてくれるとはいまだに信じられない」と感謝。「私が走ることで平和のメッセージを届けたい」と話している。
「俺っち」はテレビやネットを見る事も出来ないので、良く判らないですが、「父つぁん」から説明を聞いて体が震えました。
「俺っち」の昇って居るフェンスの向こうが前橋市であれば同じ様に慈恵会病院での構内に為るんだよ!だって「俺っち」に顔を合わせる人が親切な人ばかりだからね。
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