2019年11月1日金曜日

小池百合子氏vs橋本聖子氏の謀略戦 マラソン札幌開催の次は

日本で開催される東京オリンピック・パラリンピック大会でマラソンの東京から札幌開催の変更のきっかけは中東のドーハで開催された世界陸上の女子マラソン(928日)で暑さのため選手の4割以上が棄権したことだった。
IOC、JOC、さらに日本五輪の仲間からこの事実で開催地変更でIOCから事後通告を受けた小池都知事が協議から外されて?揉めそうです。
確かに来年の東京オリンピック開催時期は酷暑の8月、まさか死者が出てからでは遅いし、ドーハでは半分近くの棄権を出して仕舞った事実は考えなくては行けない!出場選手の棄権と危険性を当然排除する事が最優先ですが、かと言ってこの時期の変更では開催時期が切迫して居て間に合うのか?小池都知事を加えて判断をして居ない事は関係者の多くの善後策の努力を無にして、さらに変更地での急遽体制を構築できるのか?多くの問題を上手く処理できるのか心配!
変更による経費の処理、変更地での経費の負担先の了解と付け替え問題。
前売り券払い戻し処理と新規前売り券の対応。対応ボランティアの確保、問題は山積して居る事が本当にうまく処理出来るのだろうか?
やばい時に担当都市の都知事に小池百合子知事を選んでしまったもんだ。
小池都知事は就任して築地から豊洲市場への移転で卓袱台(ちゃぶだい)返しを遣った本人だけにオリンピック関係者が心配して居るんでしょうね?
移動先での担当大臣橋本聖子五輪相大臣と小池都知事の確執もある様で、鬱陶しい問題になりそうですね。
この変更地問題を早く解決して確定しないと世界に日本の醜い面を晒して後世に語り継がれるよ。
この隠れた事実を知って居ましたか?紹介して居たので見て欲しい。



 2019/10/29  07:00 




小池百合子氏vs橋本聖子氏の謀略戦 マラソン札幌開催の次は 



森喜朗IOC会長、急転直下の変更だった(AFP=時事)





© SHOGAKUKAN Inc. 提供 急転直下の変更だった(AFP=時事) 


 急転直下で札幌への「移転」がIOCから発表された東京五輪のマラソン開催地。開幕まで300日を切ったタイミングでの発表は、小池百合子・東京都知事をはじめ、多くの人には唐突な印象を与えた。しかし、橋本聖子・五輪担当相にとっては突然ではなかった。開催地変更の内幕を探ると、「1年後」を見据えた“2人の女政治家の闘いの構図が浮かび上がってきた。

「小池には知らせるな」
 オリンピックの最終日に行なわれる男子マラソンは「五輪の花」と呼ばれる。その花形競技のマラソンと競歩の開催地変更が国際オリンピック連盟(IOC)から通告されると、「マラソンがない東京五輪なんて、東京の五輪じゃない」(元キャスターの木村太郎氏)という声があがった。

 それでもIOCのバッハ会長は「札幌に移すことを決めた」と発言し、開催地変更は既成事実化しつつある。明暗を分けたのは2人の女性政治家だ。

 IOCから事後通告を受けた小池百合子・都知事は「東京は最後に知らされたんじゃないか。まさに青天の霹靂だ」と地団駄を踏み、東京からマラソンを奪い取った形の道産子大臣橋本聖子・五輪担当相はしてやったりとばかりにこう凱歌を上げた。

「北海道がさらに大きな舞台となっていくのは非常に喜ばしい」
 地元の北海道で開催したい聖子と東京開催を譲れない百合子──“重量級の女性政治家2人のバトルの緒戦は橋本氏の完勝に見える。

 とはいえ、小池氏も競技の開催地変更でバッハ会長と渡り合い、都知事選と都議選では自民党を手玉に取った海千山千の女性政治家だ。出し抜かれたまま引き下がる性格ではない。

 1030日からはIOC調整委員会が開かれ、開催地変更問題が話し合われる。
「五輪開催都市の知事として、(札幌開催を)認めるとは言えないわ」。小池氏は周辺に強い口調でそう語り、巻き返しをうかがっている。

 マラソンと競歩の開催地変更はいわば密室で決められた。きっかけは中東のドーハで開催された世界陸上の女子マラソン(928日)で暑さのため選手の4割以上が棄権したことだった。バッハ会長とIOC調整委員会のコーツ委員長が東京でのマラソン開催見直しに傾き、東京五輪組織委員会会長の森喜朗・元首相に札幌開催を打診する。森氏は橋本五輪相に伝えた―─と報じられている。

 コーツ委員長も1016日に、「先週には北海道出身の(橋本)五輪相が前向きであることも知った」(共同通信)と語った。橋本氏が早い段階で情報を聞かされていたことをうかがわせる証言だ。

 橋本氏は森氏の秘蔵っ子として政界で出世してきた。念願の五輪相に就任すると森氏のもとに挨拶に出向いて「森会長は私を政界に導いてくれた、父みたいな存在」と持ち上げ、森氏も、「パーティとかで私が演壇に向かうと、いつも手を取って助けてくれていた」と相好を崩したほどだ。

 対照的に、小池氏と森氏は犬猿の関係である。
「小池にはマラソン札幌開催をギリギリまで知らせるなというのが森会長周辺の暗黙の了解だった」
 組織委員会関係者は小池外しが最初からの作戦だったと語った。森氏と橋本氏は秘密裏に札幌開催へ国内での根回しに動いた。108日に組織委員会は五輪チケットの第2次申し込み受付の延期を決め、翌9日には森氏が首相官邸で安倍首相と会談、10日には森氏と橋本氏が一緒に札幌市長と会談した。

「小池知事はチケット販売延期の理由を『関係者の調整がついていない』と聞かされていたし、森会長の札幌行きも全く知らなかった」(都庁幹部)

 小池氏が札幌開催案を組織委員から聞かされたのは、IOCの発表前日の1015日。森氏に対し、「どうして私に電話を下さらなかったのか」と食ってかかったが、その時にはすでに外堀は埋められていた。

2030年札幌五輪」の思惑
「灼熱の8月に東京でのマラソン開催は選手に死者が出かねない」。それがIOCの開催地変更の理由だ。

 だが、変更の経緯には不自然に映る点がある。ドーハの世界陸上の女子マラソンが見直しのきっかけだったのなら、IOCがマラソン開催地の見直しを検討する際、世界陸上を主催する国際陸連の意見を聞くのが自然な流れのはずだ。

 しかし、IOCが国際陸連に伝えたのは発表当日だった。「IOCに札幌開催を働きかけたのは日本側」と見るのは組織委員会関係者だ。

「札幌市は2030年の冬季五輪招致を準備しており、それに合わせて新幹線を札幌まで延ばし、千歳空港の近くには大規模なカジノ付きリゾートを開設する構想がある。札幌五輪とカジノ招致の旗振り役が橋本五輪相で、官邸も熱心だ。マラソン開催でIOCに札幌をアピールし、東京五輪の後、一気に2回目の札幌冬季五輪の招致まで決めてしまいたい」

 北海道では今年1月、各国のカジノ業者が参加して「第1回北海道IRショーケース」が開催され、挨拶に立った橋本氏は「私はIR議連のメンバー。北海道は、素晴らしい魅力をどこよりも持ち合わせる。道民に素晴らしさを理解いただき、IR誘致のウェーブを」とぶち上げていた。

 それに対して都庁内には、マラソンの札幌開催を阻止するため、「震災復興五輪を掲げているのだから、東京より気温の低い都市を選ぶなら、マラソンと競歩を札幌ではなく東北で開催する選択もある」との橋本潰しの対案が浮上している。

都知事選が「五輪の顔」争奪戦に
 東京五輪の開会式(来年724日)では、安倍首相や小池都知事、橋本五輪相が列席する中、組織委員会会長である森氏とバッハIOC会長の挨拶の後、天皇が開会宣言する。

 開催都市の東京都知事は期間中、セレモニーなどで招待者のホスト役を務め、閉会式(89日)では次の開催地・パリの市長に五輪旗を手渡す大役を務める。

 ただし、小池知事は五輪期間中の730日に任期を迎える。公選法では知事選は「任期満了の前の日から30日以内に実施する」と決められており、五輪直前か期間中に都知事選が行なわれることになる。

 その都知事選が五輪の顔をめぐる女の戦いの最終決戦になりそうだ。自民党東京都連は小池氏に対立候補をぶつける方針で、候補には橋本氏自身や、妹分の丸川珠代・元五輪相らの名前があがっている。

 都知事選には2人の因縁もある。自民党都連関係者が語る。
「前回の都知事選でも党内には橋本擁立論があった。出馬はしなかったが、その後の都議選では参院議員会長だった橋本さんが小池氏率いる都民ファーストの会と闘うために、参院自民党の女性議員を率いて街頭演説に立った。都連はその恩を忘れていないし、小池氏に勝てる都知事候補として待望論も根強い」

 小池氏の初当選は1992年の参院選で、総理・総裁候補として自民党総裁選にも出馬。橋本氏は1995年初当選でいまや参院当選5回の長老、次の参院議長候補だ。五輪出場(7回)のメダリストでもあり、「聖子」の名は1964年の東京五輪の聖火にちなんでいることも因縁の深さを感じさせる。
 政治キャリアも近い2人が「五輪の顔」を賭けて都知事選で戦う日が来るのか。
※週刊ポスト201911815日号

今回のオリンピック前哨戦?のラクビーで見せて呉れた選手と戦果に感謝をしたいね。
日本を誇りと同時に愛国を教えて行く基本がオリンピック開催の国旗国歌です。どこの国でも自国に誇りとアイデンティティ(ある意味→日本に帰属意識を持って居る)を植え付けて纏め上げて居る所以(ゆえん)なり!

小池都知事は就任して築地から豊洲市場への移転で卓袱台(ちゃぶだい)返しを遣った本人だけにオリンピック関係者が心配して居るんでしょうね?
来年の東京オリンピック開催中か、開催前の都知事選挙を睨んだ駆け引きも有ってややこしい問題にも為る様相だ。却って日本のラクビーの様に国民の一体感をそのまま東京オリンピック引き継ぐようにして欲しい。
東京オリンピックでマラソンの救護医療体制での不安も何処で開催しても付き纏う問題をさらに見ましょう。




2019/10/30  08:00 

東京五輪マラソンで救急医療体制が破綻の恐れ? 「パニック起こす」の声 


© Asahi Shimbun Publications Inc. 提供 北海道庁赤れんが庁舎を背に走る「北海道マラソン」出場者ら。国内唯一の日本陸連公認の本格的な夏季大会で、今年は1万3457人が完走した/2013年8月、札幌市中央区 (c)朝日新聞社 

 IOCトップが突然打ち出した東京五輪マラソンの札幌での開催計画。東京都は反発するが、メリットも大きい。AERA 2019114日号に掲載された記事を紹介する。
*  *  *
 国際オリンピック委員会(IOC)は1016日、2020年東京五輪の男女マラソンと競歩の会場を東京から札幌に移す計画を発表した。すでに国際陸上競技連盟の了承を得ており、今月30日から東京で開かれるIOC調整委員会で、大会組織委員会や東京都などと議論するという。

 背景にあるのは、カタールのドーハで910月に開かれた陸上の世界選手権だ。暑さを避けるためにマラソンと競歩を深夜から未明にかけて実施したにもかかわらず、高温多湿により女子マラソンや男子50キロ競歩で約4割の選手が棄権する事態となった。IOCは危機感を強め、気候が冷涼で、毎年夏に国際大会である北海道マラソンを開催している実績があり、1972年には冬季五輪を経験している札幌に白羽の矢を立てた形だ。

 マラソンは第1回アテネ大会から五輪種目の花形競技。それが開催都市で行われないとなると異例の事態だ。この決定にマラソン解説者の金哲彦さん(55)は驚きと憤りを隠さない。
「普通に考えてありえないです。マラソングランドチャンピオンシップ(MGC)というテスト大会も行い、日本だけではなく海外の選手も東京開催という前提でトレーニングをしている。時間変更はまだ対応可能ですが、場所の変更というのは選手にとっても運営側にとっても寝耳に水です」

 金さんはドーハの世界選手権にも解説者として参加した。女子マラソンは高温多湿で悪条件だったが、男子マラソンはそれほど湿度も上がらず、まったく違う条件だったという。
「天候は予測不可能なもの。札幌も暑くなる可能性はあります」

 レース展開や優勝タイムなどへの影響はどうか。ポイントは気象条件とコースだという。
「東京より気温が低くなればスピードレースになるでしょう。そうするとケニアやエチオピアなどアフリカの選手たちに日本の選手は太刀打ちできません。コースについてはまだ何とも言えませんが、東京のコースは後半に上り坂があるので、後半でレースが動き、順位が変わる可能性があります。日本の選手が得意な後半の粘りが生かされるコースです」

 札幌開催計画について、東京都オリンピック・パラリンピック準備局は、本誌の取材に「あまりにも一方的で唐突な形で発表されたと認識しています。これまで都内各自治体や都民が準備に励んできたところで、われわれとしては東京でという気持ちに変わりはありません。今月末に開催される調整委員会において、組織委員会とも連携しながら、都民をはじめ、多くの関係者に対する十分な説明を求めるとともに議論していきます」と回答した。「暑さ対策」不足という指摘には、こう回答した。

「アスリートファーストの視点は重要であり、これまでもIOCのメディカルコミッティーや日本医師会などのアドバイスを受けながらしっかり対策を講じてきています。具体的には、選手向け暑さ対策としては、組織委員会において、一部競技における開始時間の繰り上げなどの取り組みを行ってきました。また、都においては、マラソンコースを含む都道への遮熱性舗装等の整備などの取り組みを行っています。さらに、都としては、観客向けの暑さ対策として、五つのテストイベントを活用し、ハード・ソフト両面から試行検証を行っているところであり、引き続き本大会に向けて更なる検討を進めています」

 東京オリンピック・パラリンピック競技大会組織委員会は、「選手の健康は、組織委にとっても最重要事項です。組織委としては、来るIOC調整委員会で、東京都とも連携し、本件関係者と議論をいたします」とコメントしている。

 一方、一昨年と昨年、東京五輪のマラソンと競歩のコースで「暑さ指数」の実測を行い、熱中症予防の観点からスタート時間繰り上げ等の必要性を訴えていた中京大学の松本孝朗教授(環境生理学、61)は札幌開催を歓迎する。

「熱中症予防の観点からは、間違いなく条件はよくなります」
 松本教授は今回、環境省が発表している東京と札幌の「暑さ指数」で、86日の10年間の平均値を計算。69時の平均値は札幌が東京より4.61度低いという結果が出た。
4.61度低くなると、警戒度合が1ランク分下がることになります」

 日本スポーツ協会の「熱中症予防のための運動指針」では、暑さ指数2125度を「注意」、2528度を「警戒」、2831度を「厳重警戒」、31度以上を「運動は原則中止」としている。昨年83日の東京のコースを例に取ると、58時半までが「警戒」、8時半~10時は「厳重警戒」。札幌開催になると、随分改善されることになる。

 日本医師会も昨年10月、松本教授のデータを基にマラソン開始時刻を7時から5時半に前倒しすることなどを森喜朗大会組織委員会会長に提言。今年4月には組織委員会からマラソンを6時スタートとすることが発表されたが、松本教授は「札幌であればマラソンのスタート時刻を7時に戻しても、ほぼ問題ないと思います」と言う。

 松本教授によると、熱中症患者が同時に多数出ることで東京の救急医療体制が破綻する恐れがあるという。
「選手が何人か倒れ、観客が30人くらい同時に倒れて救急車を呼ぶと、東京の救急体制がパニックを起こします。そうすると例えば自宅で心筋梗塞の発作を起こし救急車を呼んだ患者さんのところに救急車が来ず、そのために亡くなるといったことが起こる可能性があります」

 マラソンは通行止めなどで東京都内を分断するため、救急車が動けないなど特に救急医療体制への負担が大きい。気候も冷涼で道路も広く、都市機能もある札幌の方がマラソン開催に適していると言う。
「世界一を競い合う大会を、死者が出かねないような暑さの中でやるのはよくないのではないでしょうか。やはり選手たちにとっても少しでもよい環境でベストのパフォーマンスを出せた方がよい。IOCの決定は唐突と言われていますが、人命を考えると妥当な選択だと思います」
(編集部・小柳暁子)
AERA 2019114日号より抜粋

マラソンは第1回アテネ大会から五輪種目の花形競技。それが開催都市で行われないとなると異例の事態だ。

世界が注目する我が日本。各地方にも出向いて、日本の生活や良い思い出を一杯経験して持ち帰って下さい。
この状態で来年のオリンピック、パラリンピックへ上手に持っていきたい。

「普通に考えてありえないです。マラソングランドチャンピオンシップ(MGC)というテスト大会も行い、日本だけではなく海外の選手も東京開催という前提でトレーニングをしている。時間変更はまだ対応可能ですが、場所の変更というのは選手にとっても運営側にとっても寝耳に水です」

「父つぁん」は東京での開催を希望して居ますが、問題は1030日に開かれるオリンピック各界の関係者による協議で過去の資料やデータをもとに提言をして居る事に真摯に受け止めたい!早く決めて貰って後悔の無い大会にしましょう。

熱中症対策の影響を最大限減殺する事必要です。
「俺っち」の理解を超えた大きな問題で、此れからの問題ですね。

「俺っち」も東京オリンピック観戦が叶わないけれど、東京で色んな試合をして居る選手も外国から応援の観客サポーターに良い思い出を持って帰って欲しいもんです。

今居る場所に代々木の新国立競技場に是非行って見たい。
「父つぁん」の住まいからは離れて居るのでテレビかネットで見ると思う。
昨日の話し合いで小池都知事はかなりご立腹でしたが札幌の開催地による方向に少々傾けざるを得ない様子が見えた。

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