日本の防衛省も制服組と事務方の官僚とに分かれていますが、以前なら現場と官僚の優位性が際立って居た様に思う?
市ヶ谷にある防衛省も確かに衛兵として自衛隊員が警護して居ますが、在外公館である大使館の警護に自衛官が衛兵として警護して居るのか?
勿論在外公館には自衛官の派遣を行って居る事は当たり前ですがね。
今回河野防衛大臣の下で防衛白書が発表されました。
白書では、新型コロナウイルスの世界的な感染拡大を受け、中國などが「社会不安や混乱を契機として偽情報の流布を含む様々な宣伝工作なども行っている」と指摘しました。その上で、「安全保障上の課題として重大な関心をもって注視していくことが必要」だと分析しています。今までも何らかの言葉で白書には記載して居たのでしょうが?
NNN24 2020/07/14 12:11
防衛白書 “コロナ”で中国の動向に警戒感
防衛白書 “コロナ”で中国の動向に警戒感
ことしの防衛白書が14日の閣議で報告されました。新型コロナウイルスを「安全保障上の課題」と位置づけると共に、中国の動向に警戒感を示しています。
白書では、新型コロナウイルスの世界的な感染拡大を受け、中国などが「社会不安や混乱を契機として偽情報の流布を含む様々な宣伝工作なども行っている」と指摘しました。その上で、「安全保障上の課題として重大な関心をもって注視していくことが必要」だと分析しています。
こうした中、尖閣諸島周辺では、中国の公船が機関砲とみられる武器を搭載し、日本の漁船を追尾したことなどを例に挙げ、「力を背景とした一方的な現状変更の試みを執拗(しつよう)に継続」していると厳しく指摘しました。
一方、北朝鮮のミサイル開発については、去年、3種類の新型ミサイルが発射されるなど「攻撃態様の複雑化・多様化を執拗に追求」していると分析し、警戒を強めています。
日本の危機管理に置いては中國や近隣4ヵ国が仮想敵国に為って居ます。仮想とは言っても厳然と敵国なのに関わらず、文科省や外務省に於いて気を使った近隣諸国条項で我が国の不安を煽るのか判りません。
その点は米国のポンペオ米国務長官は13日、南シナ海のほぼ全域に主権や権益が及ぶとする中国の主張について「大半の海洋資源を所有するという中國の訴えは完全に違法であり、資源を支配しようとする脅迫的な一連の行動も違法だ」とする声明を発表した。南シナ海を巡る中國の主張を否定した2016年7月のオランダ・ハーグ仲裁裁判所の判決に言及し「最終的で法的拘束力のある判断であり、米国の立場も裁判所と同じだ」と改めて米国の姿勢を鮮明にした。ハッキリと自国の利益を打ち出す近隣と意見をぶつけ合えないのか?
南シナ海と東シナ海とは一体で考えても、日本が尖閣諸島問題で中國の狼藉を排除する行動で米国と共同歩調を取りたい。
毎日新聞 2020/07/14 11:26
米国務長官、南シナ海巡る中国の強硬姿勢は「完全に違法」 非難する声明発表
© 毎日新聞
提供 マイク・ポンペオ米国務長官=藤井太郎撮影
ポンペオ米国務長官は13日、南シナ海のほぼ全域に主権や権益が及ぶとする中国の主張について「大半の海洋資源を所有するという中国の訴えは完全に違法であり、資源を支配しようとする脅迫的な一連の行動も違法だ」とする声明を発表した。南シナ海を巡る中国の主張を否定した2016年7月のオランダ・ハーグ仲裁裁判所の判決に言及し「最終的で法的拘束力のある判断であり、米国の立場も裁判所と同じだ」と改めて米国の姿勢を鮮明にした。
中国は、南シナ海のほぼ全域を占める「九段線」で囲った海域に権益が及ぶと主張。岩礁を埋め立てて軍事拠点化を進めるなど実効支配を強めており、周辺国と領有権を争っている。
ポンペオ氏は声明で「中国は東南アジア沿岸国の主権を脅迫によって侵害し、国際法を『力による正義』に置き換えようとしている」と非難。仲裁裁判所は、九段線について「法的根拠はない」としており、ポンペオ氏も「中国は理路整然とした法的な理由を提示していない」と指摘した。
そのうえで、中国が軍事拠点化を進める南沙(英語名・スプラトリー)諸島のミスチーフ礁などについて「フィリピンの主権の下にある」などと、中国の領有権の主張を否定。「世界は、中国が南シナ海を自らの海洋帝国(の一部)として扱うことを許さない」と強調した。
南シナ海では、中国軍が7月上旬に西沙(同・パラセル)諸島などで軍事演習を実施。米海軍も空母2隻を派遣して軍事演習を行うなど、緊張が高まっている。【ワシントン鈴木一生】
次の記事も同じものですが、別の論点で採り上げて居ました。
2020年7月14日 9:58 発信地:ワシントンD.C./米国 [ 米国 北米 ]
南シナ海での中国の資源探査は「違法」 ポンペオ米国務長官
ニュース 政治・経済
南シナ海のスカボロー礁付近で行われた米国との合同訓練中、遠巻きに監視する中国の沿岸警備隊とすれ違うフィリピン沿岸警備隊の船舶(手前、2019年5月14日撮影)。(c) TED ALJIBE / AFP
【7月14日 AFP】マイク・ポンペオ(Mike Pompeo)米国務長官は13日、米国は中国による南シナ海(South China Sea)での資源探査を違法として扱うと述べ、中国に対する圧力をまた別の分野から強めた。
ポンペオ氏は「海洋資源をめぐる南シナ海の大部分に及ぶ中国の主張は、それらを支配するための威嚇行動と等しく完全に違法だということを、われわれはここで明らかにしておく」と述べた。
中國の南シナ海での軍事拠点化は緊張状態を作り出し、2016年7月のオランダ・ハーグ仲裁裁判所の判決を容認するどころか完全無視で海域の更なる紛争を招いている。オランダのハーグにある仲裁裁判所の判決は国際紛争処理には何の効力も無いのでしょうか。
訴える国と訴えられた国がともに意見を述べ合って行なう筈なのですが?
オランダ・ハーグの仲裁裁判所は2016年7月12日、南シナ海での領有権に関する中國の主張について、国連海洋法条約(UNCLOS)違反であると判断、歴史的権利は認められないとの判断を下され、大国として国際的地位を高めたい中国は打撃を受けた。
仲裁裁判所は「中國が当該海域およびその資源に対して独占的な権利を歴史的に行使していたという証拠は見当たらない」とし、従って中國の主張には法的根拠がないと結論付けた。
現在では「武漢ウイルス」で世界の発信した中國の死者数にも隠蔽疑惑が浮上し、不信感がさらに高まるとみられる。「武漢ウイルス」を沈静化したと言って居ますが、世界から疑念を持たれる発表を鵜呑みにして居ない事をどの様に理解して居るのか?
世界が「武漢ウイルス」問題でその対応に集中して居る事を良い事に、我が日本に対しては火事場泥棒そのものの所業!
日本の領海紛争?(提訴すれば紛争事案と認めるので自信が無いので、「遺憾」発言ばかりで処理して居るのか?)も同じ様に我が国も中國が連日の尖閣諸島問題や韓国の様に日本の領土である竹島の問題をハーグ仲裁裁判所に提訴しても良い!
隙あらば我が国の領土と喚(わめ)く両国。
「武漢ウイルス」で米国が世界で一番多くの感染者や死者を出して居るのにも関わらず、必要な対外紛争にも強い発言をして居るのに日本では香港問題や人権問題にはなにも対応出来ない。あ~ぁ何とも情けない!
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