日本のISS国際宇宙ステーションへの貢献と期待に応える実績に10年に亘る安定性に日米露協力に11日の発射台火災に不安を見事に払拭して、飛び立ちましたね!
物資補給機の「こうのとり」は日米露が運用する計4機種の物資補給機のうち、最も大きい6トンの輸送能力を持つ。大型の船外用物資を運ぶ唯一の手段で、ISSに欠かせない存在だ。現行の補給機で無事故なのは世界で「こうのとり」だけで、日本の宇宙技術の象徴ともいえる。
米国は月を周回する基地の建設を2022年に国際協力で開始する計画だ。日本も得意分野を生かして参加する方針で、改良型「こうのとり」で基地に物資を運ぶ構想が有力視されていますが、「こうのとり」も日本では有人宇宙船への転身にも、期待されて居ます。
知って居ましたか?今回の記事は物資補給機打ち上げ成功を紹介して居たので見て欲しい。
2019.9.25 06:16ライフ科学
月基地でも貢献へ 物資補給機こうのとり、安定輸送で実績
鹿児島県の種子島宇宙センターから打ち上げられ、上昇するH2Bロケット=25日午前1時5分
改良型こうのとりの想像図(JAXA提供)
国際宇宙ステーション(ISS)に物資を運ぶ補給機「こうのとり」8号機は25日未明、平成21年の初号機から10年を迎えた打ち上げを成功で飾った。今回は発射台の火災などで打ち上げが遅れたが、これまで安定して物資を運んできたことへの国際的な評価は高い。米国が建設を目指す月の周回基地でも、改良型の投入で物資輸送を担う期待が高まっている。
こうのとりは日米露が運用する計4機種の物資補給機のうち、最も大きい6トンの輸送能力を持つ。大型の船外用物資を運ぶ唯一の手段で、ISSに欠かせない存在だ。現行の補給機で無事故なのは世界でこうのとりだけで、日本の宇宙技術の象徴ともいえる。
現行型は9号機で終了し、令和3年度にも改良型がデビューする。費用対効果を高めるため製造コストを100億円程度に半減する一方、輸送能力は2割増加。文部科学省が来年度予算の概算要求に約107億円の開発費を盛り込んだ。
米国は月を周回する基地の建設を2022年に国際協力で開始する計画だ。日本も得意分野を生かして参加する方針で、改良型こうのとりで基地に物資を運ぶ構想が有力視されている。
宇宙航空研究開発機構(JAXA)は24日、改良型こうのとりを月周回基地で活用するとの提案を、米航空宇宙局(NASA)のジム・ブライデンスタイン長官が歓迎したとする声明を公表した。
JAXAの山川宏理事長は「物資輸送は人類が宇宙空間のより遠くへ向かうために必須。このようなもので貢献できることが非常に大切だ」と話す。
記事の様に、世界宇宙貢献に日本が素晴らしい技術を提供している事に誇りを待てます。
続いて日本の武術の柔道の面白さや今ワールドカップラクビーの面白さに日本大会の記事にも目を通して行きたい。
日本のお家芸が世界で認知されて居ましたが、何時から世界でルールが変更してしまったのか?
「父つぁん」は柔道を遣らないので、当然柔道規則を知らない。
柔道は、「柔」(やわら)の術を用いての徳義涵養を目的とした芸道、武道のことであって、現代では、その修養に用いられる嘉納治五郎流・講道館流の柔術技法を元にした理念を指して「柔道」と呼ぶことが一般化していますが、「柔よく剛を制す」の精神で投げ技、固め技、当身技の三つを主体とする武術・武道、そしてそれを元にした社会教育的な大系となっています。
オリンピックでは1932年のロサンゼルスオリンピックで公開競技として登場し、1964年の東京オリンピックで正式競技となってから、世界柔道連盟が面白い試合を次々に怪我をさせない為なのか?「有効」「技あり」「一本」の3つがあったのだが、リオ五輪で「有効」を取った後、逃げまくる選手がいたため、「技あり」と「一本」の2つだけとなったので、従来の試合を元に戻したのかも知れませんね?
この様な試合であれば柔道を遣らない人にも観戦が面白くなる。
知って居ましたか?紹介して居たので見て欲しい。
2019.9.24(火) 筆坂 秀世
ラグビーも柔道も、ルール改定がスポーツを面白くする
東京・北の丸公園にある日本武道館
(筆坂 秀世:元参議院議員、政治評論家)
やはりラグビーワールドカップは面白い
ラグビーのワールドカップが始まった。日本は初戦でロシアを圧倒して、勝利を収めた。
日本の選手たちは、テレビで見ていても分かるほど、緊張でガチガチになっていた。そのため最初は凡ミスを繰り返し、ロシアに先制トライを許すことになった。どれくらい緊張していたか、翌日の記者会見でSO(スタンドオフ)の田村優選手が「緊張で死ぬかと思った」と語っていたことからもよく分かる。
必死のタックル、必死の突破走、どれをとっても見る人を感動させる力を持っているのがラグビーだ。しかもワールドカップクラスになると、自国チーム以外の戦いも面白い。2日目のオーストラリア対フィジー、フランス対アルゼンチン、ニュージーランド対南アフリカ、どれも激戦だった。中でもニュージーランドのオールブラックスはワールドカップ2連覇中であり、南アフリカも過去2回優勝している。いきなり優勝候補チーム同士の対戦だった。結果は、オールブラックスが勝ったが、もちろん簡単な勝利ではなかった。
2019年9月21日に行われたラグビーW杯、ニュージーランド対南アフリカの試合(写真:アフロ)
このワールドカップは9月20日に始まったが、決勝は11月2日の予定である。ほぼ1カ月半、激烈な戦いが繰り広げられ、それを眼前で楽しむことができるのだから、ありがたいことである。
ラグビーはこれまでしょっちゅうルールの改定が行われてきたそうである。その考え方の基本にあるのが「より分りやすく、より面白くする」ためだそうだ。
筆者には何を言っているのか詳しくわからないのだが、ラグビーの審判は試合中、喋りっぱなしである。要は、スムーズな試合展開をさせるためである。
以前はスクラムを組むたびに崩れてしまい、せっかくのゲームがグダグダになることも少なくなかった。だが今はそういうことはほとんどない。審判が声を掛け、押すタイミングをコントロールしているからだ。日本のラグビーでもそうだが、審判が最も試合をコントロールしているようにさえ思える。これもラグビーの特徴であり、面白さである。
柔道が格段に面白くなった
8月25日から9月1日にかけて、日本武道館で世界柔道選手権東京大会が行われた。当初はさほど興味を持っていたわけではなく、フジテレビで放送していたのをなんとはなしに見ていたのだが、途中からその面白さに惹きつけられ、連日テレビにかじりつくことになった。
これもリオデジャネイロオリンピック以降に、ルールが改定されたからだ。まず、男子の試合時間が従来の5分から、女子と同じ4分になった。また、それまで「有効」「技あり」「一本」の3つがあったのだが、リオ五輪で「有効」を取った後、逃げまくる選手がいたため、「技あり」と「一本」の2つだけとなった。
この他に、消極的な姿勢を続けると「指導」というのがある。「指導」を3回受けると「反則負け」となる。一方の選手が「指導」を2回受けていたとしても、4分の時間が終わった時点で負けにはならず、延長戦となる。延長戦はゴールデンスコア方式と呼ばれ、どちらかが「技あり」か「一本」を取るまで無制限に続けられる。だから今回の世界選手権では、一本勝ちが急増した。
昔は、畳の四隅に青と白の旗を持った審判が座り、技が決まらなかった場合、どちらが優勢だったか、旗を揚げて判定するというやり方で、見る側も選手も納得のいかないものだった。要は、決着がついていないのに無理矢理決着させるものだった。だが今は違う。明確な技が決まらない限り決着しないのだ。しかも正確を期すためにビデオでの確認もなされる。これで面白くならないわけがない。
柔道を見た人なら誰でも思っていたことだと思うが、試合中、柔道着がだらしなく乱れることがしばしばあった。上着ははだけて、帯は上着から外れて、直接胴に結ばれている姿だ。これも改善された。今は柔道着が乱れるとその都度、整えるように指導がなされる。見ていても気持ちがいいのである。
こういう改革を進めれば、来年の東京五輪に向けて、柔道人気はもっと高まっていくことだろう。
抜群に面白かった濱田尚里選手の寝技
世界選手権の結果は、男子が優勝2人、女子も優勝2人、それに男女混合団体戦でも優勝した。惜しくも2位に終った選手が、男子では2人、女子では4人いた。
リオ五輪でも金メダルを獲得した男子73キログラム級の大野将平選手は、すべて一本勝ちという圧倒的な強さで優勝した。これほど面白い試合はなかったと言ってよい。
また大野選手のほかに、私は1人の女子選手の魅力に惹きつけられた。その選手とは女子78キログラム級の濱田尚里(はまだ・しょうり)選手だ。自衛隊体育学校所属の自衛官で現在は2等陸尉だそうである。テレビで自衛官の制服を着て、「陸上自衛隊2等陸尉の濱田尚里です」と挨拶する姿が映し出されたが、微笑ましくなってしまうくらい可愛い声だった。
濱田選手の得意技は、内股と寝技らしいが、世界選手権では圧倒的な寝技の強さが光っていた。相手が畳に倒れたり、四つん這いになるとその姿勢がうつ伏せであろうと横向きであろうと、それをひっくり返して寝技に持ち込み、一本勝ちをしてしまうのだ。私の記憶では、勝った試合はすべて寝技による一本勝ちだったとように思う。相手はいくら警戒していても、とらわれてしまうのだ。芸術的とさえ思わせるものだった。
そうだった。今回のルール改定で寝技に持ち込む際に、以前より「待った」をかけるまでの時間が相当長くなった。このため寝技が決まる確率が高まっていたのだ。
残念ながら個人戦決勝ではフランスのマロンガ選手に惜敗したが、男女混合団体戦では、日本3勝、フランス2勝という接戦の中、大将として登場した。負ければ3対3で代表戦にもつれ込む場面だった。フランスの大将は個人戦で敗北したマロンガ選手だった。だがここでは、濱田選手が見事に雪辱し、日本に団体優勝をもたらした。決まり手は、もちろん縦四方固めという寝技だった。
勝っても大喜びしない。負けても泣かない。本当に魅力的な柔道家、それが濱田尚里選手だ。
ビデオ判定の先駆者は大相撲だった
日本のプロ野球では、2018年から「リクエスト制度」というのが取り入れられている。ストライク、ボールの判定などは適用外だが、セーフ、アウトやホームランか否かなどが、その適用対象となっている。要求できるのは、一試合2回までで、リクエストが正しければこの回数は減らない、というのがこの制度の主な内容だ。
最初はプレーが中断されて、試合の流れが途切れてしまうというファンや評論家からの反対の声もあったが、最近ではあまり聞かれなくなったように思う。それどころか、むしろクロスプレーがスローモーションでテレビや球場の大画面に映し出され、盛り上がりを演出する効果さえあげている。
このビデオでのチェックをいち早く取り入れていたのが大相撲である。すでに導入して今年で50年になる。きっかけは、1969年春場所の2日目、横綱大鵬と前頭戸田の勝負で戸田の足が先に土俵の外に出ていたにもかかわらず、大鵬の負けと判定され、連勝が「45」で止まったことだった。大相撲が一番早かったとは、意外と言えば意外である。
ところで大相撲ファンとして相撲協会に要望したいことがある。
私も国技館に4回ほど見に行ったが、相撲というのは、一瞬の勝負が多く、ちょっと下を見ていたり、よそ見をしていると勝負がついていた、ということも少なくない。きわどい相撲で物言いがついたりしても、どうだったかなど観客席では分からない。家でテレビで観戦しているとスロービデオで、「誰それの足が先に出ているとか、残っているとか」など確認できるが、観客席ではそれができない。国技館にもビデオを見ることができる大画面を設置してはどうかと思うのだが、いかがなものだろうか。
「俺っち」が今居る場所に近いので行って見たい。
「父つぁん」の意見も無秩序なルールは喧嘩そのもので見るに堪えられない。
華麗な技を見たいので勝っても大喜びしない。負けても泣かない。本当に魅力的な柔道家が日本の武術の基本姿勢で武士道だ。と言う事をしっかり頭に入れて於いて欲しいね。
記事の様に、「俺っち」が葉隠れの神髄の武士道を備えて見たい。
「父つぁん」の「武士道とは死ぬ事と見つけたり」武士道の神髄を理解したとは言い切れないが、勝手に好い様に解釈して喜んで居る。と言う事をしっかり頭に入れて於いて下さいね。
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