2019年9月25日水曜日

外国人技能実習生 来日後に絶望する人が少なくないのが現実


ミスマッチングが此れから益々出て来ることが、この記事が言って居ます。手が足りない、足りない業種に故為るのでしょうか?地方のこれらの業種で若者による改革を行って居る処も有るのに、高齢者の個人農家では手が足りない処や組織として農業を行って居る処で単純作業に日本人の招致を行えない穴埋め?に外国人技能実習生を利用する処が次の様な問題を抱えて居るのでは無いだろうか。


彼らが日本に馴染めない事で日本社会の悪い面が出ている事にも問題の解決の根深さが有ると思う。単純な解決方法は無いかもしれないが、受け入れる機関で国会で立法化した難民法が問題を複雑にしている。

現場を見る事も無く彼らの置かれている状況を見る事も無く実習生として受け入れて仕舞った彼らの燃える希望を摘み取って仕舞って居ないか?多様な問題点を組み込む難しさが露呈!さらに彼らの国で日本の送り込む職業の説明も彼らに為されて居ない。彼らに寄り添う組織も無い。


異国の地での孤独感は悪い方向に向かえば犯罪の発生源に簡単に入って行くだろう。

確かに彼らの身に着けたい技術や付きたい職業はなかなか難しいかもしれませんが、地域の活性化に結び付く施策も我々は考える必要がある。


大変言い難いが、現在の日本に入国する国の比率で頭抜けて多い中國と韓国の犯罪行為が顕著。


中國の人はお金ばかりを考え、韓国は自国での就職難で日本の企業に職を求める。

勿論、どの国の人にも犯罪に手を染める人が居るのは、日本人の中にも居るので受け入れる事例で彼らの孤立やミスマッチングをどの様に受け入れるか、我々や日本政府や自治体も対応策を考えて欲しい。


其れよりもベトナムの人や、多くの友好国の国民性を考えて受け入れる位の選別をしても良いのでは?


次の記事は苦悩するベトナム人の環境を、知って居ましたか?記事で紹介して居たので見て欲しい。 

 2019/09/22 16:00 



外国人技能実習生 来日後に絶望する人が少なくないのが現実 

© SHOGAKUKAN Inc. 提供 茨城県八千代町は白菜の大産地として知られる(時事通信フォト)

 事実上の移民が解禁されたいま、来日外国人は今後も増える見込みだ。外国人による犯罪の増加を不安視する人もいるが、統計をみると、検挙人数そのものはこの数年、減少傾向にある。ただし、彼らの中から粗暴犯で検挙される人数は増えている。その原因のひとつと言われる外国人技能実習生は、技能実習とは名ばかりで、何も習得できず、低賃金労働だけを求められる現実に絶望している。ライターの森鷹久氏が、激増する来日ベトナム人を代表とする技能実習生をめぐる矛盾と過酷な現実についてレポートする。
 * * *
「彼はいい人でした。仕送りもきちんとしてた。でも不満はあったと思います。もっといい仕事ができると思ってた。私もそう思う。ファーマーのお手伝いをしに来た訳ではない」

 茨城県八千代町で高齢夫婦が死傷し、ベトナム人実習生が逮捕された事件から間も無く一ヶ月を迎える。未だ、動機についてはっきりとはしないものの、逮捕された男と同じ八千代町内在住のベトナム人研修生・Mさんが、苦しい胸の内を訴える。

「まずは被害者の方に申し訳ないです。同じベトナム人の研修生がやったこと。彼ら(被害者)に罪はない。でも、彼(容疑者)の気持ちもわかります。私たちはベトナムの田舎の出身。ホーチミン、ハノイなどの都会に出て、学校で日本語を勉強しました。その後、日本で研修生として働く。お金もたくさんかかるから、一家で借金をして、日本で技術を学んで帰るつもりだった。日本人はみんな優しかった。でも、これ(農業の手伝い)をするとは思ってなかった」(Mさん)

 Mさんは、ベトナムでは高等学校にあたる教育課程を経て、その後の数ヶ月間「送り出し機関」と呼ばれる現地施設に入所した。日本で研修生として働くために入る機関で、ここで寮に入り日本語や、日本で生活していく為の知識を学んだという。単なる留学と違い、日本で働きながら様々な技術を学び、さらに金も稼ぐ。だからこそ、Mさんに向けられた家族の期待は大きかったに違いない。地方の農村で暮らすMさん一家は、Mさんのために日本円で200万円もの借金を背負ったのだから、ベトナムの経済事情を鑑みれば、それは一大決心だったはずだ。

「学校(送り出し機関)は綺麗で、食事も美味しい。かっこいい制服もあって、日本に行ってエリートになって帰ってくるんだと頑張りました。私は日本に行きたくて一生懸命に勉強しました。本当は車の整備士になりたかったけど、私はなれなかった。農業しかダメと言われた」(Mさん)

 外国人実習生と一口で言っても、様々な業種に振り分けられる。農業や介護、漁業に建設、食品製造など多岐にわたる分野が設定されているが、実習生に一番不人気なのが「農業」だ。同じくベトナム出身だが、国費留学生として日本の国立大学に通うベトナム人女性・Aさんがいう。

「今、ベトナムで問題になっているのが、日本に行って実習生になれると言って若者を集めている、よくない送り出し機関の存在です。若い人たちはお金を払って日本語を勉強すれば、日本の高い技術を学んで帰国し、儲かる仕事ができると思っています。」(Aさん)

 こうして希望を持って、借金まで背負って学校へいく。しかし、そこで待っているのはMさんが体験したような厳しい現実だ。

「学校(送り出し機関)も色々あります。しっかりしたところは、技能のあるベトナム人に日本語を教え、ちゃんとした日本(の受け入れ機関)に紹介する。そこから、一流の技能を学ばせてくれる会社に行ける。でも今はそうじゃなくなっています。お金欲しさに、農業や漁業など不人気な研修ばかりさせる学校が多い。そういう学校に入ると、賄賂を渡せば好きな仕事に就けるが、払わなければ頑張っても意味がないのです」(Aさん) Mさんも、日本語や日本の慣習をよく学んでものの、結局希望は受け入れられず、日本で農業実習生として従事することになった。彼らは、日本人の最低時給ほどで働くことを余儀なくされ、残業代の出ない残業を強いられることも珍しくはない。借金して高い金を支払い、やっとくることができた日本である。家族のためにも逃げられず、泣きながらでも仕事をするしかない。そんな中でも、Mさんには新たな希望が持てた。それは、日本の農家で働きながら、日本語や日本の慣習をさらに学んで、帰国した後に現地の日系企業で働く、という夢だ。

「ここ(茨城)にいても、毎日ベトナムの友達と過ごすしかない、休みの日もそう。みんなで家に集まって、お酒を買ってきてパーティーをするくらい。これだと日本に来た意味がない、日本語も勉強できない。だから、日本人の友達作って遊んだり、日本語を教えてもらっている。でも、私のようにポジティブになれない人もいる。せっかく高いお金払ったのにって怒って、携帯電話の嘘の契約をしてお金儲けしたり、泥棒したり。女の子はバー(キャバクラなど)で秘密で働きます。逃げる人もいる。みんなネットやってるから、怪しい学校(送り出し機関)の情報は知ってますけど、それでも騙される人がいる」(Mさん)

 かねてより、外国人実習生による「奴隷労働」を問題視する指摘がなされてきた。その中で日本政府は、特定とか高度だとか様々な用語を駆使し、低賃金で働く途上国の外国人労働者をなんとか受け入れようと、今も躍起になっている。そのゆがんだ労働実態に巻き込まれた当事者たちが、道を踏み外しやすくなるのは当然では無いのか。

 全国津々浦々、都会のコンビニから僻地農家の庭先にまで、外国人実習生の姿が見られる。彼らは本当に日本で「高度な技術」を学び、帰国して母国の発展に寄与するような仕事につけているのか。その答えこそが、今日本国内で目に見えて増えているように感じられる、これらの事件ではないのかと強く思う。それとともに、彼ら外国人と我々日本人の間に壁が作られつつある現実にも不安を覚えるのである。

この部分は日本在留ビザセンターから抜粋引用して居ますので見て下さい。





豆知識

ビザ(査証)と在留資格の違い
「あなたの在留ビザは?」という会話は一般的ですが、厳密に言うとビザ(査証)と在留資格は別個のものであります。ビザ(査証)とは、外国人が日本に入国する際にパスポート(旅券)と同時に提示する「入国の推薦状」であり、外国にある日本大使館・領事館が発行するものです。

一方で、在留資格認定証明書の意義は、日本に入国しようとする外国人が日本で行おうとしている活動が日本上陸のための条件に適合しているか否かを事前審査するものであり、日本の法務省入国管理局(庁)から発行されます。「短期滞在」や「再入国」以外で日本に新たに入国しようとする外国人は、日本入国の際、パスポート(旅券)、ビザ(査証)、在留資格認定証明書をセットで空港にて入国審査官に提示する必要があります。

なお、査証免除国の外国人の日本への「短期滞在」での入国にはビザ(査証)が免除されていますが、在留資格認定証明書を持参して、日本で「短期滞在」以外の活動を行おうとする外国人は、ビザ(査証)が免除とならないのに注意が必要です。

お気軽にお問い合わせください。03-5304-8076受付時間 9:00-22:00 [ 土・日・祝日除く ]

記事の中では、地元のコミュニティを作って参加させる環境が有ったのか判りませんが、異国の地で孤独感や寂しさは半端では無かったでしょう。
同郷の人達が寄り集まって不満を増長して行くのは簡単に想像し理解できます。

当然日本に於いての若者が就職する時にミスマッチングが発生して居るので大変多くの問題が有りますね。

「父つぁん」が色々と関係の有ると思われるサイトを覗くと多分彼らには色んな言葉で口車に乗せられて来訪した可能性が有るのかも?
自分の思う職業に就きたいとするならば手続きの煩雑さは除いても方法が有りそうですよ。
介在する関係者の要求する手口に乗せられてこの様な人々が多く発生して居るのでは無いだろうか?

それにしても、受け入れる処の人々の彼らが働く場所での不安に対しての教育や保護も必要では無いのか!「俺っち」も今いる処での保護や手続き?に不満は有りません。

この部分はお役所言葉で我々にも読み込んで複雑で多岐に渡る書類を添付して提出。これらの書類を理解するには我々でも大変なのに彼らの読解力には時間が掛かります。
手続き完了をして初めて認定!

時は、遡る事1892年に外務大臣であった榎本武揚が当時コーヒー園の労働力不足のブラジルが喘いでいた時に実行したのが始まりです。当時のブラジルでは奴隷制度が廃止されてヨーロッパ諸国から移民を受け入れる様に為って居たが、イタリアからブラジルに移民した人々がひどい待遇を受けていた為反乱が起こって移民が中止!再び労働力不足に為って1892年、日本に対して移民の受け入れを行ったのです。労働力不足は今の日本と似ています。

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